このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
練馬区Nerima city office
みどりの風吹くまちへ
  • くらし・手続き
  • 子育て・教育
  • 保健・福祉
  • 区政情報
  • 観光・催し
  • 事業者向け

がいこくのひとむけ

手続き案内サービス・リアルタイム窓口混雑情報

みどり・緑化

  • Q&Aよくある質問 外部サイト 新規ウィンドウで開きます。
サイトメニューここまで

本文ここから

草摺引図絵馬(くさずりびきずえま)

ページ番号:957-868-090

更新日:2014年3月10日

草摺引図絵馬
草摺引図絵馬

  屋根型五角形の板絵着色(いたえちゃくしょく)絵馬です。横長の板3枚を並べて1枚に用い、周囲を縁取るように枠木を付けています。縦96.5cm、横122.8cmの大きな絵馬です。
  向かって左側の人物が右側の人物の草摺(鎧の胴の下に付ける防具部分)をつかむ様子が描かれることから、歌舞伎の「草摺引(くさずりびき)」の場面であると考えられ、左側の人物は小林朝比奈(あさひな)、右側の人物は曽我五郎に比定されます。
 江戸時代中期(18世紀半ば頃)に鳥居(とりい)派の絵師が制作したと推定されます。手足を誇張して描く鳥居派独特の「瓢箪足(ひょうたんあし)・蚯蚓描(みみずがき)」の表現には迫力があり、端正な五郎の顔には役者似顔絵への意識がうかがえることなどから、制作者は鳥居派のなかでも実力ある絵師であることが想定されます。
 画面の現状は、全体的に絵具が剥落していますが、白い胡粉(ごふん)や茶色、朱色等が残っています。画面の下部(五郎の左足部分から朝比奈の左足部分にかけて)には「加藤」「□泉」という細字の墨書銘がみられますが、絵馬制作時より後のものと考えられます。        
 区内には数少ない江戸時代の役者絵馬です。

平成25年度区登録

所在地

宗教法人氷川神社 (氷川台4-47)

交通機関

東京メトロ有楽町線・副都心線氷川台駅下車徒歩5分

お問い合わせ

地域文化部 文化・生涯学習課 伝統文化係  組織詳細へ
電話:03-5984-2442(直通)  ファクス:03-5984-1228
この担当課にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

指定・登録文化財

情報が見つからないときは

フッターここまで
ページトップへ