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金銅製飾具 (こんどうせいかざりぐ)

ページ番号:204-537-426

更新日:2017年2月22日

金銅製飾具かざりぐ

 昭和57~58年の貫井二丁目遺跡(貫井二丁目18番他)の発掘調査において、奈良時代のH2号住居址から出土した金銅製の飾金具です。形態は長方形で、縦2.1cm、幅3.2cm、厚さ0.4cmです。長方形の孔(こう)があり、毛彫りの刻目文(きざみめもん)が施されています。
 7世紀末~8世紀初めの土器と共に出土しており、この時期の馬具帯飾(ばぐおびかざり)金具と共通する特徴をもっています。
 貫井二丁目遺跡は、石神井川に注ぐ貫井川左岸の台地縁辺部に位置し、縄文・弥生・奈良・平安各時代の集落がみつかっています。飾金具が出土したH2号住居址からは、土器のほかに刀子(とうす)等の鉄製品や、須恵器(すえき)の高台付坏(こうだいつきつき)を転用(てんよう)した硯(すずり)1点など、筆・墨に関わる遺物が出土しています。これらの点から、この飾金具が役人の帯の飾りに用いられた可能性も考えられます。
 奈良時代の住居址から出土した飾金具であり、馬具飾の系譜から帯の飾り金具への変遷の様相を知ることができ、律令体制下の地方集落を考える上でも貴重な資料です。

平成2年度区登録・平成26年度区指定

所有者および所在地

 (石神井町5丁目12番16号)
 ※常設展示

お問い合わせ

地域文化部 文化・生涯学習課 伝統文化係  組織詳細へ
電話:03-5984-2442(直通)  ファクス:03-5984-1228
この担当課にメールを送る

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