認知症予防「脳活プログラム」

知的な活動を行って認知機能を働かせることで、認知症になる危険性が低くなることがわかっています。人とつながることには、学んだことが身につきやすい、活動が長続きしやすいなどの優れた効果があります。

この講座はLINEを使って人とつながり、メッセージを交換しあうことによって、意識しなくても仲間と認知機能を鍛える生活を長く続けることを目指す講座です。

講座修了後はLINEやインターネット検索を活用し、仲間とともにお出かけする計画などを立て、実践するグループの立ち上げを目指します。

令和6年度は、会場とプログラム内容を一新しました！

タオルと椅子を使った「ゆる×らく体操」、二つ以上のことを同時に行う「デュアルタスクトレーニング」に加え、ウォーキングを取り入れ、より手軽に仲間と長く脳活、認知症予防を続けられるような内容になっています。

講座修了後は自分たちに合ったグループの形を考え、屋外でウォーキング・体操、屋内でストレッチ・脳トレ等をはじめとした地域での活動をグループの立ち上げを目指します。

幼児・児童に対する絵本の読み聞かせ活動は、加齢に伴う脳の萎縮に効果があることがわかっています。本を選び、練習し、本番に臨むというサイクルを繰り返すことで、記憶力、言語能力向上が期待できます。この講座では、聞き手の年齢などにあった本の選び方、感情移入をしつつスムーズに読むための発声法、限られた時間に読み聞かせをするための方法を学び、認知症を予防することを目指しています。

講座修了後は立ち上げたグループで地域性や対象者に合わせた絵本の選定や発表の方法を考え練習し、地域の子どもや高齢者に対して、読み聞かせを行います。