第56号　食品表示を見てみよう～加工食品編～

一般的な名称です。商品名ではありません。

原材料、食品添加物がそれぞれ重量の多い順に表示されています。
添加物名は、改行や　/　で原材料名とは明確に区分して表示されます。原材料とは別の事項欄を設けて表示されることもあります。

食品の特性により、賞味期限または消費期限が表示されています。

具体的な保存方法です。

製造者の氏名、所在地が表示されています。
輸入品は「輸入者」です。
製造所固有記号（あらかじめ消費者庁長官に届け出た記号）を記載して「販売者」が表示されている場合もあります。

これまで任意でしたが、平成27年4月から表示が義務化されました。
（一部省略が認められている食品もあります）
※ナトリウムが食塩相当量に変わりました。

食品表示をわかりやすくするため、食品衛生法、JAS法、健康増進法の3つの法律の規定を統合しました。現在は新表示への経過措置期間中で、平成32年3月31日までに製造・加工・輸入される加工食品については、旧基準の表示が認められています。

容器包装を開けなくても容易に見ることができるように、見やすい場所に一括表示欄を設けて表示することが基本です。
※輸入食品であっても日本語の表示が必要です。

容器包装に入れられて消費者に販売される形態となっている加工食品です。

急速に劣化しやすい食品が対象。期限を過ぎたら食べない方がよい期限。

比較的劣化しにくい食品が対象。おいしく食べることができる期限。この期限を過ぎても、すぐに食べられないということではありません。
※3か月を超えるものは年月でもかまいません。

• 期限表示は、保存方法に記載されている方法で保存した場合の期限です。
• 未開封の状態での期限です。表示されている期限は、開封後も保証されているわけではありません。
• 一度開封したものは、表示されている期限にかかわらず早めに食べるようにしましょう。