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令和元年 第四回定例会(世界都市農業サミットを開催)

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ページ番号:471-589-486

更新日:2019年12月9日

12月9日(月曜)、令和元年第四回練馬区議会定例会にあたり、前川燿男(まえかわあきお)練馬区長が記者会見を行いました。
区として初めて開催した、日本初の都市農業に関する国際会議「世界都市農業サミット」を振り返り、その意義と今後の展望を語りました。

日時

令和元年12月9日(月曜) 午後2時30分から午後2時45分

記者会見資料

区長発言

 議会ごとの定例の記者会見を行わせて頂きます。今回の議会での所信については、お手元に配付してありますのでご覧ください。
 今日は、私から都市農業サミットについて簡単にお話をします。
 お手元にある資料、パンフレットに基本的に全部記載されていますので、後ほどご覧頂ければと思います。
 まず一点、総括的に申し上げると、私は正直に申し上げて、着手した時、もう2年前だったか3年前だったか、やろうと決めて始めた際には、内心不安がありました。本当にできるのかなと思いつつ、ただやりたいと思って決めたのですが、今回開催して、予想以上の大成功であったと思っております。
 1つは、昨年プレイベントを行いました、ニューヨークとロンドンから来て頂いて話をした。その時に、いわばミニ体験をして、それが良かったのかな、と思っています。庁内の体制、人の配置も含めて、色々な問題がよく分かったので、それをクリアすることができた。そしてまた、地元の皆さん、特に農業者の皆さん、JA東京あおばの皆さんとか、問題意識が浸透して、極めて協力をして頂いたというか…もちろん、農業者の皆さんが主役なんですけれども、そういう意味で、一体となって進めることができた。そのお陰だと思っています。さらにまた、報道機関の皆さんにも、濃淡はありますけれども大変ご協力を頂いて、色々な形で報道していただいた。それも大きかったなと思っています。
 農業者の皆様、JA東京あおばをはじめ後援団体及び協賛団体の皆様、区内3大学の皆様、区議会の皆様、マスコミの皆様のお陰でありました。区として初めての国際会議でしたが、予期以上に上手くいきました。心から感謝を申し上げます。
 一番驚きましたのは、分科会もシンポジウムも、たくさん人がお見えになった。区内だけではなくて区外からもたくさん、私たちが初めて顔を見る方が結構たくさんお出でになって、驚きました。最初は、傍聴に区の職員も入りたいということでしたが、入れないので、皆さんを断るほどの来場者でありました。これまで区政に関わりがなかった方、区外の方にもたくさん来場して頂いて、誠に嬉しく思っています。そしてご存知のとおり、区外からも、例えば京都市や名古屋市、さらには川崎市と、色々な地域の方々にもご参加を頂きました。大変嬉しく思っています。
 サミット自体は分科会とシンポジウムが主でしたが、それに付随したイベント、World JAZZやねりマルシェ、ねりまワールドフェスティバル、練馬大根引っこ抜き競技大会、みんなde農コンテスト、あるいは、これに先立って行われた味ストロ練馬や、ねりまランタンフェスティバル、西武鉄道のレストラン電車など、色々な関連イベントもこれも盛大でした。天候まで良かったものですから、大変ついていたなと思っています。
 手前味噌になりますけれども、まず申し上げたいのは、皆様方のお陰で、総括的に、私が予期した以上の成功を収めることができました。心から感謝を申し上げます。

 2点目に、今回サミットを開催して得たものといいますか、感想です。1つは当然ながら、各都市の都市農業を聞き、それぞれ異なるな、と。それがはっきり分かったことです。
 ニューヨークの場合であれば、荒れ地対策あるいは貧困対策、その一環としての若者の就労支援。その場として、その手段として、農業を使っています。ロンドンの場合、これは明解で、コミュニティ農園とか学校農園です。ジャカルタは、急激な都市化が進み、それに伴って、いわば都市の乱開発が進んでいますので、それに対抗する手段としての緑化の一環としての農業という面が強いと思います。ソウルは全く違いまして、憩いの場、余暇の活用です。トロントも、また逆の意味で明解で、移民対策ということだと思います。
 実は、各都市、歴史や社会的背景はみんな異なりますが、共通して、こうしたバックグラウンドをもとにして、色々な政策に取り組んでいく上で、都市農業が大きな意義を持つことを確認して、共有することができたと思っています。
 それをまとめたのが世界都市農業サミット宣言でありました。これは、私どもで最初に文案を作り、参加都市と色々と検討しましたが、予期した以上に色々と議論を頂きまして、例えば環境問題についてはこのような内容を入れた方がよい、とか様々に熱心な議論を頂いた、これもまた私の予期以上でした。お陰様で、皆さんと討議を重ねて作った文案ですので、そういう意味で、練馬だけの問題にとどまらなくて、世界的に開かれた問題意識を持った、良い宣言ができたと思っています。これが2点目、全体の意義だと思います。

 3点目、私が区長として感じましたのは、今申し上げましたように、各都市それぞれ背景、内容が異なり、都市農業といってもそれぞれありますが、客観的に見て練馬区の都市農業のあり方が一番進んでいるのではないかと感じました。それは、住宅と農地とが混在して市民生活の中に解け合って進んでいるということ、それからもう一つは、ビジネスとして成り立っている、ということ。もちろん、その背景には、一般の完全な自由競争市場ではなくて、生産緑地という形でいわば法的に保護された面はありますが、ただ、それを背景にしながら、ビジネスとして成り立っている。この2点から見て、一番進んでいるのだろうと思いました。
 これについては、私だけではなくて、例えば、各都市の皆さんも同じ感想を持ったようですが、特にニューヨーク市のビル・ロサッソさんからは、「練馬の都市農業は、いわばモデルとして目指すべき状態にある」とのコメントも頂きました。全体として共通の認識だったかなと思っています。それが3点目です。

 今回の成果ですが、色々とありますけれども、各都市とのネットワークができたことです。特にニューヨーク・ロンドンとは2回もやりましたので、個人的にも色々と知り合いになったりして、大変楽しい機会でありました。このネットワークを活かして、引き続き、皆さん方と情報交換、意見交換をしながら都市農業の魅力と可能性というものを世界的に広めていきたい。そして、練馬の都市農業のさらなる発展に繋げていきたい。そう考えています。昨年知り合ったばかりのニューヨーク、ロンドンの方々と1年ぶりに合うと、昔からの友達のような気がして、大変話が弾んで楽しい一時でありました。
 それから関連して、先ほど、賑わいだったという話をしましたが、西武ホールディングスのお話によりますと、西武鉄道の練馬駅の乗降人員が、前年比で、この間7%ほど増えたそうで、それだけ人が来たのかなと。その辺りからも裏付けられるかなと思います。
 私からは以上です、ご質問があったらよろしくお願いいたします。

質疑応答

【記者】
 練馬新聞の斎藤です。
 3日間、大変ご苦労さまでした、お疲れさまでした。色々と成果発表がありました。我々としては、今後もさらに前進させるために、1回限りではなく、第2回サミットとは言いませんが国内版サミットというのもあり得るわけです。どうやって継続していくのか、ある意味では練馬のブランド化を目指していかれるのか。これからの計画がありましたらお聞きしたいと思います。

【区長】
 当然、一番考えなくてはいけないことですが…具体的にどうするかは、まだこれからの話ですが、一つは、世界だけではなくて、京都市や、先ほども申しました名古屋など、色々な関連のある都市の皆さんが関心を持って頂いていますので、そうした意味でもネットワークはちゃんと作りたい。また、繰り返しますが、世界5都市とのせっかくできたネットワークはこのまま維持していきたい。
 その後、具体的にどうするか。同様のサミットを、練馬区も一自治体でありますけれども、東京都とか国と違って所帯が小さいので、毎年やるだけの余力はありません。これは折りを見てだろうと思っていますが、別の形で会議はできますから、その辺のところは考えていきたい。
【記者】
 9月11日には、江古田の3大学と区が包括的な連携の協定を締結しました。その中には、座長としてサミット宣言を読み上げた後藤先生のいらっしゃる武蔵大学があります、世界都市農業のゼミをつくってもらうとよいのでは、と思いますが、どうですか。
【区長】
 斎藤記者から、そのようにサミットを評価して、応援して下さるのは意外ですが、大変それは結構な話です、私たちも頑張りたいと思っています。

【記者】
 日本経済新聞の亀です。区の公式ホームページなどが一時見られなくなった、システム障害が発生したとのことです。今ホームページを見ると、図書館のホームページの閲覧などは復旧しているようですが、最新の状況を所管課からお伺いしたい。また、日本電子計算へ再発防止のような要請をするのか、よろしかったら区長からコメントを頂けたらと思います。
【区長】
 具体的な、細かい内容は後で時間を取ろうと考えていました、担当の課長から説明させます。
 私の方も全く予期しない事態で驚いています。とにかく起きた以上は、修復しなくてはいけないので、業者を督励して、職員に頑張ってもらいました。この土日も、全部出勤して担当者、課長以下が頑張ってくれました。
 おかげさまで、大半のシステムについては復旧ができて、特に重要な、色々な内部運営や、区民との関係で重要なシステムについては、この何日かでかなり進んだと思っていますが、ただ、残念ながら、今この時点で、まだ完全とは言えません。
 その辺りの詳細については後で説明させますので、よろしくお願いします。

【司会】
 それでは、システムのことにつきましては、この会見を閉じてからご説明させて頂きます。
 他に、サミットに関連いたしまして、ご質問はございますか。記者の皆様方も、当日の分科会などにも最後まで、遅くまで取材を下さった方々もいらっしゃいました、本当にありがとうございます。
【区長】
 もう終わったことですし、質問がないのは良い印です。失敗すると色々と質問が多かったでしょうから、良かったなと思っています。
 また何かありましたら、いつでもどうぞ、ご質問いただければと思います。ほかの区政のこともありますが、よろしければ、これで私は失礼します。
【司会】
 ありがとうございました。それでは、区長の会見の方は閉じさせて頂きます。

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区長室 広聴広報課 広報戦略係  組織詳細へ
電話:03-5984-2693(直通)  ファクス:03-3993-1194
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