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令和3年度当初予算案記者発表

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ページ番号:557-566-826

更新日:2021年1月26日

日時

令和3年1月26日(木曜) 午後2時00分~午後2時31分

記者会見資料

区長発言

 お忙しいなか大勢の方にお集まり頂き、真にありがとうございます。来年度の予算案を作りましたので、その概要をご説明します。お手元の資料に基づいて進めますので、よろしくお願いします。
 1ページ目、前書きです。要は、ここに書いてあることに尽きるのですが、これまで様々な分野で独自のコロナ対策に取り組み、最大限努力をしてきましたが、今、コロナの影響によって、かつて経験したことのない財政危機の到来を覚悟せざるを得ません。そういう中で、何とか必要な区民サービスを確保し、かつ持続可能な財政を堅持するためにあらゆる手段を講じたのが、来年度の予算です。
 次のページです。ポイントはそこに書いてあるとおりで、左ページをご覧いただくと、行政需要は増大の一途をたどってまいりました。2つありまして、1つは、社会保障関連経費がこの10年間で倍増、およそ倍になっています。そしてまた色々な施設、学校をはじめとして、区立施設が一挙に更新時期を迎えています。それだけで3,800億円以上かかる見込みになっています。
 このような中で、しかも今回のコロナで経験したことがない減収が見通されています。かつてのリーマンショックでは約400億円以上の減収になりましたが、今回はそういうものでは済まないだろうと考えています。そうした中で、基金と起債も活用するのですが、これも限度がありますので、ではどうしていくか、それが課題です。
 3ページですが、大きな課題は、いうまでもなく、新型コロナウイルス対策と、義務的経費の増大に対応することであります。これをクリアするために、聖域のない事業見直しを第一にやったつもりであります。約54億円の歳出を削減いたしました。そして基金と起債を可能な限り活用し、起債が102億円、基金から143億円、あわせて245億円余を確保しました。これにより何とか区民サービスの水準を確保することができたと考えています。
 全貌は60ページにありますように、この間、平成29年度以降、毎年100億円規模の予算規模の拡大が続いていましたが、これを一応ストップさせて、約9,300万円の減収の予算を作りました。
 ただ、63ページの内訳を見ていただくと、歳出の中身としては、練馬区の特徴、これは各区共通の面もありますが、全体の7割・68.9%、1,946億円は、保健福祉費、子ども家庭費、教育に関する費用となっています。練馬区が遅れている、都市整備、道路等の土木費については、これは必ずしも本意ではありませんが、全体の1割以下に抑えているということです。
 以下、説明に入ります。

 6、7ページを開けていただきます。これが今回の予算全体の見取図ですが、これは私の選挙の公約の6本の柱、それから、「みどりの風吹くまちビジョン」全体計画の柱とも合致しております。この中の主なものについてご説明申し上げます。まず、全体に入る前に、コロナについてお話をしたいと思います。
 32、33ページをお開きください。ここでは、来年度の予算案の中でのコロナ対策の機軸となる重点事業を挙げています。
 1つはPCR検査体制の確保です。私どもの練馬区では、PCR検査体制は、外来病院5か所、診療所130か所を超える数、それからPCR検査検体採取センター、これでやっております。この中でも、特に診療所については、全国に先駆けて去年7月から開始し、かつ、都内の最も多い数で検査を行っています。以下、区独自の病院経営支援、それから、ワクチン接種体制の整備と行きますが。特にワクチンについては、これは私ども、何としてもやりたい、全国のトップを切ってやっていきたいと考えていまして、国とも協力をしながらこれから着手してまいるつもりです。今準備を進めています。
 それからコロナにつきましては、もう1か所、56ページからをご覧いただきます。今申し上げたのが令和3年度予算の重点事業でしたが、令和3年度の新型コロナウイルス感染症対策のトータルは、56、57ページに並べています。約33億円です。
 これまでの経緯は、次の58、59ページに並べていますが、感染拡大の防止、医療提供体制の充実、区民・事業者への支援、社会インフラの整備、その他の3つの分野に分かれております。丸がつけてありますが、丸の中が埋まっているもの、例えば、赤丸とか、紫の丸になっているもの、それが、口幅ったい言い方ですが、区独自または先駆けで実施した事業です。例えば、感染拡大防止のところでは、先ほどお話をしたPCR検査であるとか、あるいは医療機関への支援であるとかを並べています。
 59ページ右下をご覧いただくと、令和2年度の関連予算は全部で856億円になります。ただ、その中で745億円はいわゆる特別定額給付金ですので、これを除くと111億円。令和3年度は、総額33億円。区費でやっているものがこのうち28億円ということになります。
 これがコロナウイルス対策の全体像でありまして、令和3年度も、2年度に引き続いて全力で取り組んでいきたい、そう考えています。
 次に、その他の事業の説明に入ります。

 6、7ページにお示しをした体系に沿って説明すると何時間もかかりますので、ごく簡単にさせていただきたいと思います。
 8ページをお開けください。1番目の項目です。保育サービスの充実ですが、これは、8ページ左下をご覧いただくと、いわゆる待機児が2年連続で過去最少を更新しておりまして、2年4月1日現在で11人。待機児童をどう定義するかということはありますが、私どもは、練馬区の正確な定義によると11人、ほとんどゼロだと思っています。これを、0ではあるけれども、さらに来年度、私立保育所をさらに8か所創設するつもりです。
 そしてまた、9ページ左下にありますように、障害児保育、これはなかなか難しい課題ですが、これについても力を入れて、巡回指導や、受入れ加算その他を実施していくつもりです。
 次の10ページをお開きください。ここでは多胎児家庭への支援の充実として、11ページですが、タクシー利用の費用助成等を始めることにしています。
 次に12ページ、項目3をご覧ください。練馬区ならではの新しい児童相談体制の強化です。ご存じのとおり、練馬区は23区の中でただ1つ、児童相談所は作らない、作る効果はないと明確に判断しておりますので、その代わりに、都と区の共同の虐待対応拠点を去年7月に設置して、取組を開始しています。それについて、来年度は特に新しい対応として、新たな取組を実施してまいります。初期対応を的確に行えるように都区共通のチェックリストを作り、それぞれがチェックをして、最初から子ども家庭支援センターと都の児童相談所に振り分けをする、虐待対応拠点で振り分けをして早期から着手をしていきたい、そういうことです。その事業を開始します。
 14、15ページは、ねりっこ学童クラブ、学童保育です。これはご覧いただきたいと思います。
 それから16、17ページ、教育です。これも着々とやっていくのですが、特に触れておきたいのは、17ページ右上に記載のように、校舎等の改築がちょうど改築時期を迎えていますので、膨大な需要があります。これを徒に延ばすことはできないので、一部工事を遅らせるものはありますが、引き続き着実に整備していきたい。これと、体育館の空調整備だけで、来年度66億円使う予定です。

次に18、19ページをご覧ください。これは来年度の予算案の、いわば目玉だと考えているのですが、「高齢者みんな健康プロジェクト」です。18ページ囲みの中をご覧いただきたいのですが、多様な健康課題を抱えている高齢者一人一人に応じた支援を提供しなくてはいけない。そのためには、区が保有する医療・健診・介護等のデータを積極的に活用して、総合的な取組をしていきたい。
 19ページにありますように、これまで、法の壁があって、医療・健診・介護等のデータを横断的に使用できなかったのです。これが使用できるようになりましたので、それを活用して対象者を抽出し、かつ、ケアをしていく高齢者保健指導専門員というものを設置します。国保のデータシステムを横断的に活用して高齢者を抽出し、そして、(2)にありますように、地域包括支援センターと連携してサービスをしてまいります。一人一人に応じた支援を、19ページの右にありますように、糖尿病の重症化予防の充実、フレイル予防訪問指導の開始、ひとり暮らし高齢者等の訪問支援、この総合的な取組を、全国のトップを切ってやっていきたい、こう考えています。
 20、21ページをご覧ください。認知症対策です。練馬区医師会と連携して、もの忘れ検診を実施いたします。医師会については、私どもの要請に多大な協力をして頂いておりまして、先ほどお話をした、コロナの検査の2事業、これも医師会との協力ですし、後で出てまいりますが、在宅医療のサポートセンターというものを練馬区医師会に開設しまして、仕事をしてまいります。こういった形で、様々なご協力を頂いておりますが、また、その協力の一環としてもの忘れ検診を来年度から開始します。チェックリストを作り、認知症ガイドブックと定期券をご当人にお渡しします。それに基づいて、無料の検診も受けられるようになります。
 次の22、23ページの介護人材につきましては、後ほどご覧ください。
 24、25ページ、特別養護老人ホーム等につきましては、練馬区は今でも、都内でも施設数は一番多いのですが、これをさらに来年度、それからそれ以降、令和7年に向けて増設してまいります。都市型経費老人ホームも1施設、これも都内順位第1位ですが、来年また開設します。
 それから26、27ページにつきましては障害者対応、これも私のライフワークの一つでもありますので、着実にやっているつもりであります。
 特にここでの話題としては、手話言語条例を作れというお話をずっといただいておりまして、27ページの下に。ただ、私は、意思疎通の問題というものは、聴覚障害の方だけではありません、いろいろ問題がありますので、総合的な障害者の意思疎通に関する条例を、受益者等で構成する協議会を作り、作成を進めていきたい、そう考えています。
 それから28、29ページ、生活困窮者等への支援の強化です。これは特にひとり親家庭につきましては、就任以来、力を入れてまいりまして、ひとり親家庭自立応援プロジェクトというものを立ち上げて取り組んできました。ちなみに、今のコロナでも特別に5万円の支給もやっております。これについて、最大の課題である養育費の取決め、支払いがなかなか進まないものですから、公正証書の作成費用を助成することにいたします。29ページに書いてあります。
 それから30、31ページ、医療です。31ページをご覧いただきますと、一般の診療病床数です、私が区長になったのは26年4月ですが、それまでが1,856床であったのを、2,805床にまで拡大する予定です。来年度だけで57億円、順天堂、練馬光が丘、その他、お金を使う予定になります。あわせて、31ページの右下にありますが、先ほど申し上げました、医師会のご協力の一つの例として、在宅医療サポートセンターを医師会に開設する予定です。これによって、先ほどの「みんな健康プロジェクト」と併せて、在宅医療をさらに進めていきたい、そう考えています。
 32、33ページは先ほどご説明しましたものです。

 課題の14以降、14、15、16とハードが続きます。ここはいずれも着実に進めていくので特に新機軸というものはないのですが。
 例えば、36から39ページ、西武新宿線の連続立体交差化。これについては令和3年度の計画決定に向けて、さらに手続を進めます。石神井公園駅の南口西地区の市街地再開発についても、3年度の事業認可を目指して取組を進めてまいります。いずれも着実に進めるということです。
 40、41ページの大江戸線についても同様であります。これも、今ご存じのとおり、コロナで交通機関、鉄道が大変なのです。都の交通局も同じですが、そのような中にあっても、当面の困難はありますが、いずれにしても大江戸線の延伸については、東京都も私どもも、必ずやろうと考えております。
 今、国の交通政策審議会等で挙げられている6路線がありますが、その中で一番熟度が高いだろうなと、大江戸線が一番進捗しているだろうなと思っていますので、必ずこれを近い将来は、線路の設置まで進めていきたい、そう考えております。
 42、43ページは、みどりです。私の念願は、私がなぜ練馬区に住まわせて頂くことになったかというと、何といってもみどりの魅力でありますので、みどり豊かな中で、優れた文化、スポーツを楽しめるまちをつくりたい、私の念願であります。このコンセプトは、区の政策の最も大きな柱の一つであります。
 そこで、いろいろ事業をやっているのですが、大きな計画として、稲荷山公園の基本計画を来年作りたい。約10ヘクタールになります。併せて、稲荷山ともう1つ、井頭です、大泉井頭公園5ヘクタールですが、これについても検討を進めていくつもりです。
 もちろん、四季の香ローズガーデンも開園いたしますが、様々な形で取組を進めていくつもりです。
 それから環境対策、44、45ページについては、重要な問題ですが、国や都の動きを見ながら、やはり区独自の取組もこれまでやってきましたので、着実に取り組んでいきたいということです。

 46、47ページ、都市農業ですが、これは、令和元年度に開催した都市農業サミットのサミット宣言として確認をした、都市農業の取組、育成、それを着実に進めていきたい。当面、高松と南大泉の2か所が、農の風景育成地区として指定されています。これについて、着実に進めていきたい。そしてまた、JA東京あおばと連携をした都市農地の保全等にも取り組んでいくつもりです。
 それから48、49ページ、みどりの中で優れた都市文化を育む。これは、私は就任以来、特に近年、大谷康子さんと秋元美術館長、彼らお2人と力を合わせて取り組んでいる事業です。
 何度も申し上げますが、豊かなみどりの中で優れた芸術文化を鑑賞できるまちを作りたい、私の念願です。今回のコロナがあったものですから、残念ながら、美術館であるとか、映像文化のまち構想、これは少々遅らせました。本当は今年度構想を作っているはずでしたが、予算の関係等もありますので、基本構想の策定については来年度に送りましたが、その構想を着実に作り、また、図書館についても図書館構想を策定して、実行に移していきたいと考えています。
 50、51ページがスポーツです。これは私の方からむしろ皆さん方にも聞きたいぐらいですが、オリンピックがどうなるか、パラリンピックがどうなるか、その様子を見ながら、東京2020オリンピック・パラリンピックについては、いつでも、何があっても実現できるように努力していきたいと考えています。
 ここで1つお話ししたいのは、50ページ下に、名誉区民の野見山暁治さん、文化勲章をもらわれた野見山さんにお願いしたハンドスタンプアートを、このような形で、実物はさらに印象的なのですが、非常に優れた作品を作って頂きました。これを大いに活用しながらPRをしていきたい、そう考えています。

 それから52、53ページ、窓口から区役所を変える、最も力を入れてきた取組の一つです。52ページ上部にありますように、「待たない・まごつかない・何度も書かない」窓口の実現を目指して、様々な取組をやってきました。
 52ページの左下にありますように、窓口改革第1章をこれまでやってきました。令和2年1月に、窓口情報提供システムを導入、窓口の混雑状況を区のホームページから確認できるシステムを導入しました。そしてまた、区民事務所のカウンターの改修を行い、レイアウトの変更を行いまして、フロアマネージャーも設置して、区民の方がまごつかないように、配置をいたしております。
 もう1つ、この1月に開始したばかりですが、手続案内サービスと申請書一括作成システムを稼働させました。これはなかなか優れ物で、特に申請書一括作成システムは、最初の窓口で全部の書類が揃いますので、行き先についての案内もしますから、著しく手続が簡便になったものだと思っております。将来的にはこれを、最初の段階で全ての様式の記入まで終わるような形にしていきたい、そう考えています。
 それから最後に、協働の問題です。
 「参加から協働へ」というのが私の掲げているスローガンの一つですが、様々な形で、いろいろな団体が工夫を凝らして頑張るようになってきています。特に町会・自治会につきましては、新しい加藤会長になってから、例えば、55ページにありますように、『コロナ禍における町会・自治会の活動事例集』『集合住宅における加入促進ハンドブック』を自主的に作られて、積極的な活動をされています。
 そしてまた、町会・自治会だけではなくて、もちろん様々なボランティア団体の活動が活発に行われています。例えば、みどりであれば憩いの場の自主管理、あるいは子どもの里遊びを提供する事業など、様々な取組が手応えを感じてきておりますので、引き続き、私どものほうで側面支援していきたいと考えています。
 なるべく端折って速くしようと思いましたが、時間を食ってしまい申し訳ありません。ご質問をお受けします。よろしくお願いします。

質疑応答

【記者】
 朝日新聞の杉原と申します。よろしくお願いいたします。ワクチンの体制についてお伺いしたいのですが、全国のトップを切ってやっていきたいと区長がおっしゃったのですが、例えば、人員の体制の問題や、設置する場所の問題など、どのように克服されていこうと考えていらっしゃいますか。よろしくお願いいたします。
【区長】
 今日は保健所長が同席していますので、後で説明してもらいます。基本的なイメージは、例えば、まず高齢者から始まりますよね。高齢者については、今までも、高齢者に限りませんが、インフルエンザのワクチン接種をずっとやっていました。それは当然、各診療所でワクチンが小分けされていて、そこでそれぞれが受けて、何の問題もなくできたわけですね。基本的に、そういうイメージに持っていきたいなと。
 集団でやる場所も作りますが、各診療所で、各病院で、インフルエンザにならってできるシステムを作りたい。そういう形で今、国と相談を進めておりまして、それを実現したいと思っております。高木さんのほうから補足してもらえれば。
【保健所長】
 練馬区保健所長、高木です。ただいま区長からご説明差し上げましたとおり、練馬は非常に人口が多い自治体ですので、大規模会場という、国はまずそちらの想定を中心に言われているわけですが、そうした形だけでなく、特に高齢者はかかりつけで、健康状態をよくご存じの主治医が接種に当たられるのが最も望ましいと考えてございますので、そういった体制がぜひ実現できるように調整を進めたいと考えております。
【区長】
 人数等とか検討はしていますので、後で事務的に言えることは説明させて頂きます。

【記者】
 日本経済新聞、亀です。ワクチンの質問が出たので、私も関連で。厚生労働省のほうで、自治体向けの説明会の資料というのはもう、かなり今朝の新聞なども含めていろいろ載っているわけですが、一部、足立区さんなどは、4月に高齢者向けの集団接種を開始、6月下旬に高齢者以外の一般向けの集団接種を開始といったように、スケジュールについて青写真的なことも示されています。目下の住民の皆さんの関心は、いつから打てるのだというところが大きいと思いますので、今のところ何かスケジュール感みたいなものがあれば、お願いします。
【区長】
 今、事務的には、国とも調整をしながら進めております。ちょっと私も手元に資料を持ってこなかったのですが、高木さんのほうで日程は、国に出した資料がありますので。
【保健所長】
 接種の開始時期ですが、高齢者は全国一律で3月下旬開始ということで国から示されておりますので、その形で考えております。昨日の説明会で、9週間で1回りというような話がありましたが、練馬区ではもう少し早い段階で1周できればと思っております。

【記者】
 建通新聞社の森と申します。3ページ、財政危機の到来ということで、聖域のない事業見直しとありますが、ここで、特に公共施設の整備、見直し、計画事業見直しとありますが、主なところで、どういう事業を見直されるのか、延期されたり中止されたりするのか、教えていただけますか。
【区長】
 例えば、一番お金がかかるのは、学校の校舎の建て替えです。それから、今年度から体育館に空調を入れることにしましたので、そうしたものの時期をずらすとか、そういうのが大きいですね、施設としては。
 それからイベントでは、いろいろイベントを中止しました。例えば、練馬薪能というものは私の肝煎りで始めて、大変ご好評頂いているのですが、隗より始めよ、でこちらの発想したものからやめないとみんな聞いてくれませんから、そうしたものを基本的にやめるとか、マラソンもやめるとか、いろいろな形で、ハード、ソフト両方、断腸の思いでやめております。

【記者】
 日刊工業新聞の渋谷と申します。ワクチン接種体制の整備のところ、32、33ページになると思いますが、こちらの整備で計上する金額は、右に記載の病院経営等支援事業とイコールでよろしいのですか。また、この内訳を教えていただければと思います。
【区長】
 この病院経営というのは、そこの上にあります、区独自の病院経営支援、その経費です。
【記者】
 なるほど、分かりました。
【区長】
 ワクチンはまだ、幾らかかるかも、国も分からないし、それを全部入れなくてはいけませんから、それを見てからです。
【記者】
 分かりました。
【区長】
 ただ、準備はすでにしてありますので。
【司会者】
 ほかにございますか。
【区長】
 今までどちらかというと、何といいますか、おもしろい、新規事業が結構ありましたが、来年度はそういう訳にいきませんので。
 強いて言えば、「高齢者みんな健康プロジェクト」は、ぜひお願いしたいなと思いますが、あとはまあ確実に、着実にやっていこうというのが基本路線だと思っています、どうかよろしくお願いします。

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