このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
練馬区Nerima city office
みどりの風吹くまちへ
  • くらし・手続き
  • 子育て・教育
  • 保健・福祉
  • 区政情報
  • 観光・催し
  • 事業者向け

がいこくのひとむけ

手続き案内サービス・リアルタイム窓口混雑情報

みどり・緑化

  • Q&Aよくある質問 外部サイト 新規ウィンドウで開きます。
サイトメニューここまで

本文ここから

【平成30年11月21日】5階の窓から(ねりま区報11月21日号掲載)

現在のページ
  1. トップページ
  2. ようこそ区長室へ
  3. 区長からのメッセージ
  4. ねりま区報「5階の窓から」
  5. 【平成30年11月21日】5階の窓から(ねりま区報11月21日号掲載)

ページ番号:312-223-886

更新日:2018年11月30日

 永い悪癖があります。ゴミを見ると、拾って片付けたい衝動を抑えられないのです。旅先でも同じで、若い頃から連れ合いに、「恥ずかしいから止めてくれ」と叱られ続けてきました。
 光が丘に住んで34年、週末のジョギングで、森のゴミを拾っています。キリストの嫌悪した「パリサイ人の偽善」は、私も嫌です。しかし、汚れた森を走るのはなお厭で、拾わずにはいられません。時たま褒めて下さる方に会いますが、恥ずかしくて消え入りたい思いがします。
 たかがゴミ拾いですが、世相の推移が見えます。昔は森を一回りすると大きな袋何杯にもなったのが、今は小袋1つで足りるようになりました。缶・瓶、吸い殻、ビニール袋が激減したのです。ポイ捨てが平気なのは中高年男性、若い人は格段にマナーが向上しました。希望は未来にあると思っています。
 面白い人間模様も見られます。「何をしているの」と質問する方は多いのですが、手伝ってくれた人は皆無です。「此処にも落ちていますよ」と教えてくれた女性、「おっさん、これを使って」とビニール袋をくれた、おじさんはいましたが。
 最近、ゴミ拾いの最中に声をかけてきて、褒めて下さる方が増えました。戸惑っています。「良い事」をしている訳ではない、止められないだけなのです。思わぬ事態に、迷ったあげく、とうとうこうして、私の本性を白状する羽目になってしまいました。重ね重ね、真に恥ずかしい限りです。

お問い合わせ

区長室 秘書課 秘書担当係  組織詳細へ
電話:03-3993-1111(代表)
この担当課にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

ねりま区報「5階の窓から」

情報が見つからないときは

フッターここまで
ページトップへ