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【令和7年11月21日】5階の窓から(ねりま区報11月21日号掲載)

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  5. 【令和7年11月21日】5階の窓から(ねりま区報11月21日号掲載)

ページ番号:454-313-108

更新日:2025年11月21日

 先月末、東京都と国土交通省の幹部が私を訪ねて見えました。都が住宅政策を見直す事になり、現行体系を構築した私に敬意を表しに来たと言うのです。いや、吃驚しました。都の課長として住宅政策の再構築を担ったのは平成2年、大昔です。それをまあ今もなお……驚きました。
 生涯を公務員として生き多数の難題を直接この身で担当しましたが、重要な契機となったのが住宅政策でした。バブルで住宅価格が高騰し普通の都民が入居出来ない、まさに今と同じ緊急事態に、都は住宅政策懇談会を設置し、初めて国から部長を招き私が下に付きました。カプセルホテルに泊まって作業し、私一人で報告を書き上げました。若い私が初めて全力投球した、忘れられない仕事です。
 その後は、次から次に大課題を命じられました。バブル崩壊で頓挫した臨海副都心開発の再開、空前の財政難を切り抜けた都政史上初めての職員給与削減、バラマキの見直しと認証保育所など新規施策を組み合わせた福祉改革。中でも最も苦労したのは、初めて東京一極集中を、日本を牽引するエンジンと位置付けた、積極的な政策展開でした。東京への投資の再集中、羽田空港の国際化、外郭環状道路の再着工など死力を尽くしました。
 人は何の為に仕事をするのでしょうか。多くの志ある公務員は、立身出世ではなく、国民全体の為に優れた仕事をする事、それ自体を生き甲斐としています。私も、自分の歴史観と良心だけに従って仕事をしました。どんなに苦労が多くとも、必ず誰かが見ていてくれる。そう信じていました。士は己を知る者の為に死す。上司・同僚、議員さん達と一体だったからこそ生涯、存分に仕事が出来たのです。
 今回の来訪は、魂に響く、嬉しい驚きでした。引き続き我が練馬区の職員と一体で全力を尽くそう。心に誓っています。

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