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6 調和のとれた都市景観の形成

ページ番号:380-929-875

更新日:2010年2月1日

現状と今後の動向

 春日町・大泉学園駅周辺・石神井公園駅北口の再開発事業、西武鉄道の連続立体交差化等促進事業、複々線化事業をはじめとするまちづくり事業の進展や中高層の集合住宅の増加等により、練馬区の都市景観は大きく変貌を遂げつつあります。

 また、生産緑地地区の宅地化の進行は、練馬区の景観にうるおいとゆとりをもたらす貴重なみどりを減少させています。加えて、無秩序な市街化、はん濫する屋外広告物、電線等の架空線等景観上、好ましくない状態も大きな改善は見られません。

 こうしたまちの状況から、区民の関心は、自らの住むまちの特徴を形づくる景観の重要性にも向けられるようになっています。

 区では、平成5年(1993年)に景観形成基本方針を策定し、地区計画などのまちづくり事業の推進、大規模な施設建設における施工者に対する景観への配慮要請、道路の緑化等に取り組むとともに、区民の意識啓発に努めてきましたが、都市景観の形成という観点からは必ずしも十分な成果が上がっているとはいえません。

 良好な都市景観を形成するには、景観が地域の共有財産であるという認識のもとに、公共施設や道路などの公共空間はもとより、民間の建築物の外観や庭、窓辺、塀や生垣に至るまで、まちを構成するすべてのものを対象として、全体としての調和を図りながらその質を向上させていく必要があります。

 このためには、景観に対する区民の高い関心とこれに基づく協力や連携が不可欠です。

 近年、自分の住んでいる地域やまちづくりに関心を持ち、まちづくりに自ら積極的に参加したいという区民が増えてきています。

 区には、区民とともに良好な都市景観を築きあげることが求められています。

(1)景観形成基本方針に基づいて、良好な都市景観の形成を総合的・体系的に図っていくため、区民参加や合意形成のあり方、指導や誘導の方向などを定める必要があります。

(2)区民の意識の向上を図るために、公共施設が周辺と調和したに景観となるよう率先して取り組んでいく必要があります。

(3)自然と歴史的景観については、その周辺地域との調和を図りながら、その保全と再生を図る必要があります。

(4)魅力ある街並みを形成するためには民間建築物に対して景観の観点から協力を求めるとともに、適切な指導等を行っていく必要があります。また、道路や水路敷等については、地域のための魅力ある道づくりを進めるとともに練馬の景観特性を形成するみどりや水辺、寺社・史跡や文化施設、良好な街並みを有機的に結びつけるような施策も必要です。

(5)夜間における都市活動の活発化に伴い、昼間のみならず夜間における都市景観のあり方も、今後検討していく必要があります。

施策の方向

(1)景観形成の仕組みづくり

(1)(仮称)景観条例の制定および(仮称)景観ガイドラインの策定
 区民、事業者、区が協力して、それぞれの地区の特性を生かした景観づくりを総合的、計画的に進めるため、(仮称)景観条例および(仮称)景観ガイドラインを検討します。

(2)区民の意識啓発と参加の促進
 区民一人ひとりが地域の景観に愛着を感じ、景観づくりに参加できるよう、啓発活動を推進します。また、景観モデル地区の指定や良好な景観や建築物を表彰する制度を検討します。

(3)屋外広告物の規制・指導
 都市景観に大きな影響を与える屋外広告物の規制や指導のあり方について検討を進めます。

(2)公共施設の景観整備

(1)区立施設の外観の配慮
 区立施設の外観は区民に親しまれ、地域の目印となるよう配慮します。また緑化を推進します。

(2)学校の緑化
 学校については避難拠点としての防災性の向上を図るとともに、周辺地域と調和した総合的な緑化を図ります。

(3)国、東京都等の施設の緑化等
 国や東京都、鉄道等の施設については周辺地域に配慮したデザインや緑化を要請します。
 特に、石神井川、白子川については、親水護岸や河川緑地の整備を河川管理者等へ要請します。

(3)自然景観・歴史的景観の保全

(1)みどりと水のネットワークの整備
 みどりや水辺の保全を図るとともに、みどりの拠点となる公園を整備し、みどりと水のネットワークをつくります。

(2)郷土景観保全地区・緑地保全地区の指定
 郷土景観を一体的に保全するべき地区を郷土景観保全地区として指定する新たな施策を検討します。あわせて緑地保全地区の指定を検討します。

(3)区民の憩いの場としての樹林地の保全
 区内に残された樹林地を区が借り受け、区民の憩いの場(憩いの森、街かどの森)として開放します。また、緑地保全地区の指定を検討します。

(4)練馬の風土特性を保つ樹木・樹林の保全
 みどりの保全や都市景観の上で有用な樹木や樹林を指定して、保全を図ります。
 また、平成6年(1994年)に指定した「ねりまの名木」を保護管理していきます。

(5)農地の保全と活用
 農とともにある練馬の特色ある風景を保全していきます。

(6)歴史的景観の保全
 旧街道筋などに残る各種史跡や寺社等の歴史的景観を保全する施策を検討します。

(4)魅力ある街並みの形成

(1)住宅の緑化
 みどり豊かな住環境を形成するため、区民の協力を得て、生け垣化等宅地内の緑化を進めます。

(2)民間施設の協力によるみどりの街かどづくり
 民間施設の公開空地、駐車場、接道部などの緑化を進めるよう区民に啓発するとともに、事業者に要請します。

(3)道路の修景
 道路の新設や改良にあたっては、道路の緑化など地域の景観の形成に配慮します。
 国道や都道についても配慮するよう、関係機関に要請します。

(4)電線等架空線の地中化
 市街地再開発事業の実施地区や道路の新設にあたっては、関係機関と協議し、電線等の架空線の地中化に努めます。
 また、その他の地区についても、地中化を関係機関に要請します。

(5)水路敷・河川管理通路の整備
 公共下水道の普及に伴い埋め立てられた水路敷や公共溝渠、および河川管理通路は景観に配慮した整備と緑化を行います。

施策の体系

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お問い合わせ

企画部 企画課  組織詳細へ
電話:03-3993-1111(代表)
この担当課にメールを送る(新しいウィンドウを開きます)新規ウィンドウで開きます。

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