第89号 輸入食品の安全対策
ページ番号:223-665-671
更新日:2026年7月23日
店頭に並ぶ輸入食品は、さまざまな確認や検査を経て、私たちのもとに届いています。
こうした仕組みは、消費者が安心して食品を選ぶために欠かせません。
輸入食品の安全を守るための取組について見ていきましょう。
輸入食品の安全を守る仕組み

輸入食品Q&A
輸入食品の違反率とその内訳は?
令和6年度は約247万件の輸入届出がありました。
このうち、206,227件の検査を実施し、731件(延べ777件)を法違反として、積戻しまたは廃棄等の措置を講じています。
違反率は0.03%です。

Q.輸入量に対して検査数が少ないのでは?
法違反の可能性が高い食品は、輸入の都度検査を行います(検査命令)。
これ以外にも、検疫所では、法違反を一定の確率で把握できるよう、食品の種類や検査項目ごとに
統計学的な考え方に基づいた年間計画を立て、
モニタリング検査を行う
ことにより、効率的・効果的に輸入食品の安全を確保しています。
海外の農薬や食品添加物の法規制は、日本より緩いのでは?
各国で使用されている農薬は、その国の気候や病害虫・雑草の違いなどにより異なります。
食品添加物についても、使用の歴史や食生活の違いから、国ごとに種類や使用量が異なります。そのため、日本が一概に厳しい・緩いとは言えません。
いずれの国でも科学的根拠に基づき、健康に影響のない量が基準とされています。
なお、日本で流通する輸入食品は、輸出国の制度に関わらず日本の法規制に従う必要があるため、国産品と同じ基準を満たしています。

Q.どのように基準値を決めているの?
それぞれの農薬・食品添加物について、人が一生涯、毎日食べ続けても健康に害がない量として、ADI(一日摂取許容量)が設定されています。
ADIは、無毒性量(動物実験等で有害な影響が観察されなかった最大の投与量)に、人と動物の違いや個人差を考慮した安全係数(通常1/100)をかけて決められます。
国は、このADIを超えないよう、食品ごとに基準値を定めています。
輸入果物に使われている防かび剤が体に与える影響は?
防かび剤は、食品衛生法に基づき、使用できる食品(レモンやオレンジ、グレープフルーツなどのかんきつ類、バナナ等)や、
最大残存量の基準が定められており、健康に影響が出ない量となっています。
なお、防かび剤は主に果皮に残るため、防かび剤の種類によっては、よく洗ったり、ゆでこぼすと残存量を減少させることができます。
また、皮をむいて食べることで、さらに安心して食べることができます。

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健康部 生活衛生課 食品衛生担当係
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