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6 区民文化の継承と創造

ページ番号:742-027-310

更新日:2010年2月1日

現状と今後の動向

 現在の東京は、美術館や映画館やホールなどの文化施設に恵まれ、国際的な芸術作品が数多く鑑賞できる世界でもまれな芸術文化都市となっています。整備された交通機関により、だれもが、身近なところで高度な芸術文化に気軽に触れることができます。

 行政だけでなく、民間においても多種多様な芸術・文化が提供され、カルチャーセンター等による創作・学習活動の場も準備されています。区民は文化芸術情報の一方的受け手ではなく、創作に参加したり、自ら関心を深めたりするなかで、文化創造の担い手となっています。このような区民の文化活動の多様化、高度化、日常化のなかで、区は行政として担うべき役割を十分意識して施策を進めることが求められています。

 また、一方、インターネットや携帯電話の普及によって象徴される高度情報化社会において、日常生活における人と人のコミュニケーションの大切さが再認識されています。いかに機械化や電子ネットワーク化が進展しようとも、普段の生活ではそこに住む人々のふれあいが欠かせません。暮らしやすい地域社会を実現するために、区民が地域に根ざした形で自主的な文化活動を展開し、地域の伝統を守っていくことは従来にも増して大切になっていると言えます。

 区は、これまで地域で培われてきた質の高い文化をより深め、伸ばしていくことが必要です。区民の手による自主的な創造活動を支援し、活動の基盤となる施設の整備・充実を進める必要があります。既存の施設を活用しながら、発表の場、練習の場の整備を行うとともに、情報提供、相談への対応といったソフト面での充実も求められています。

 これまでも区では、練馬文化センター、区立美術館等鑑賞、発表の場を整備し、区民の文化施設として定着しています。しかし、開館当初とは都内の文化環境が大きく変わったという状況もあります。多くの自治体がホールを整備し、美術館を開館しています。鑑賞者、表現者としての区民の選択肢が増えるなかで、練馬区立の施設として近隣の施設と良い意味での競争心をもち、より個性を発揮することが求められています。また、利用者の満足を得るために今日的な視点での施設設備の改修等も必要となっています。

 練馬区には日本でも有数の芸術系大学がありこれまでも多くの人材を輩出してきました。また、区内には多くの芸術家・文化人・研究者が住んでいます。これらの人々は練馬が誇る人材であり、今後活躍が期待される若手の育成や区民との交流を進めていくことが必要です。

 さらに、地域に継承された有形・無形の伝統文化を再認識し、それを伝承するなかで、地域への理解と住民の理解を深めていることも必要です。区民が生きた文化として季節の折にふれて親しむことができます。

 伝統工芸品の製造など文化産業も地場産業として活発に行われ、練馬区の魅力として発展していくことが望まれています。

 文化に関わる施策は、区民の自己実現、芸術・文化の振興、コミュニティの育成、文化財保護の充実、区のPRなど多様な側面をもっています。行政の各分野において地域の活性化の視点からの見直しを常に行い、文化行政を総合的な行政として推進していくことが必要です。

施策の方向

(1)伝統文化の保存・継承

(1)文化財保護の充実
 文化財に対する区民の理解を深め、後の世代に伝えるため、文化財の公開、周知活動を充実します。あわせて、文化財を保護するため、指定・登録を推進します。

(2)郷土資料の展示・公開の拡充
 区民が郷土の歴史、民俗、自然等に親しめるよう、郷土資料の展示・公開の機会を拡充します。

(3)郷土資料館の整備
 郷土資料を広く区民に公開し、あわせて資料の保管・調査・研究を行う郷土資料館の整備を検討します。

(4)伝統工芸・民俗芸能等の継承・発展
 伝統工芸・民俗芸能などを調査し、その特性にあった保護・振興を図るとともに、地域の学習、イベント等の文化活動での活用を推進し、地域文化の継承と発展を図ります。

(2)区民の自主的文化活動の支援

(1)活動の場と機会の充実
 区民の自主的・主体的文化活動を促進するため、活動の場と機会を充実します。

(2)情報提供システムの整備
 各施設の情報や各種事業に関する情報を提供する総合的な情報システムを構築します。また、区民が文化活動を進めていくうえでの種々の相談に応じ、活動を援助するため、相談体制を充実します。

(3)人材情報バンクの創設
 区内に住むさまざまな特技や能力を持つ人と学びたい区民とのつなぎ役となる、指導者人材バンクを創設します。また、地域の文化活動を活発化するとともに、各種リーダーを育成を支援します。

(4)地域間交流・国際交流の推進
 異なる文化の人々との交流を通じて、文化の理解を深める市民の自主的交流を推進します。

(5)芸術・文化の振興
 区民が身近なところで、美術、演劇、音楽などの文化的催しにふれる機会を拡大するとともに、美術館・文化センター事業の充実を図ります。

施策の体系

施策の体系

施策の方向

施策の方向1

施策の方向2

お問い合わせ

企画部 企画課  組織詳細へ
電話:03-3993-1111(代表)
この担当課にメールを送る(新しいウィンドウを開きます)新規ウィンドウで開きます。

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