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健康・福祉分科会(第2回) 会議要録

ページ番号:188-899-359

更新日:2010年2月1日

1 日時

平成11年11月4日(木曜) 午後2時30分~4時30分

2 場所

練馬区役所 西庁舎9階第二会議室

3 出席者

委員5名 臼井委員長、神田副委員長、安部井委員、冷水委員、水野委員
(区側出席) 企画部長、保健福祉部計画課長、長期計画担当課長、介護保険課長、障害者課長、高齢者課長(代理)、予防課長、桜台保健相談所長、子育て支援課長
(傍聴者) 3名

4 内容(議題)

(1)保健・福祉に関する基本的考え方について
(2)保健・福祉の現状と課題について
(3)検討スケジュールについて

5 配布資料

(1)保健・福祉に関するこれまでの区の考え方
(2)保健・福祉施策の現状と課題について
(3)今後10年間の主な動き(参考資料)
(4)検討スケジュールについて(今後の予定)

6 会議の概要

〇委員長
 ただいまより第二回の保健・福祉分科会を開催する。まず論議に入る前に皆様に事前にお送りした「第1回会議要録」の確認をしたいと思う。どうか。
(異議なしの声)
〇委員長
 これで確定とする。本日は傍聴の方が3名見えている。よろしくお願いする。
 それでは、論議に入る。本日は次第にあるように、「健康・福祉に関する基本的考え方」、「健康・福祉の現状と課題」について、事務局より説明し、各委員のご意見などを伺う。

○健康・福祉に関する基本的考え方について

〇委員長
 次第の1「健康・福祉に関する基本的考え方について」は、事前に事務局から資料が送付されており、目を通されていると思う。現在までは、現行長期総合計画の高齢者や障害者、子どもなどの分野のそれぞれの基本的考え方で、福祉基本計画や障害者福祉行動計画、子ども家庭支援計画が形作られているとのことであり、このことを念頭に置いていただきながら議論を進めていければと思う。資料をすでにお目通しのことと思うので、この部分は省略とさせていただく。

○健康・福祉の現状と課題について

〇委員長
 次第の2「健康・福祉の現状と課題について」に入る。8テーマがあるので担当の課長より、1テーマ3~5分程度ということでそれぞれの分野の現状と課題について説明を受け、各委員のご意見をいただきたいと考えている。なお本格的な論議は次回以降の個別課題で論議いただく。それでは事務局から説明を願いたい。
(事務局説明・約40分 省略)

〇委員長
 以上の説明について、ご意見はどうか。
〇委員
 全国介護保険課長会で障害者に係わる資料が出されたと聞いているので資料をお願いする。
〇計画課長
 分科会の論議として取り扱うかどうかがある。資料の提出も含めて検討させてほしい。
〇委員
 在宅の障害者の医療的ケアをどうするかという問題や養護学校での身体の医療的ケアの試行など、今後の重症児の医療的ケアも高齢者と同様に受け止めて検討してほしい。障害者も身近な地域のネットワークの中で暮らしたいという願いをもっているので、病院の増床問題と絡めて検討してほしい。
〇計画課長
 検討させてもらう。都の保健医療計画では、豊島、練馬、板橋、北の4区で構成する二次医療圏において、794床が不足することになった。区民、区議会、区が一体となった取り組みの成果である。これを受け、今年の8月に病院構想策定懇談会を設置し、既存病院の増築・増床の可能性、日大医学部付属練馬光が丘病院の増築・増床の可能性、新たな病床の確保策を現在検討いただいている。急性期の病床が少ないことに対する病院建設を進めることを考えている。
〇委員
 保健相談所での乳幼児の健診など保健と福祉の連携が必要である。保育園でアトピー性皮膚炎などで除去食が問題となっている。ここでも福祉領域と医療機関との連携が求められる。また、地域の住民がどれくらい区の高齢者事業について知っているのか。ほとんど知られていないのではないか。また、若い要介護に移行する前の健康高齢者の健康管理も必要である。一方、育児支援講習会を卒業した若い母親の活動を支援する場がないので、空き教室などを活用してほしい。保育園などで育児相談を行っているが、育児不安を解消し、虐待に走らないようにどれくらいの支援をしているか教えてほしい。

〇委員
 議論の進め方のイメージは、長期計画であるので細かい制度の検討に入る前に、現行の枠組みの中で保健・福祉の大きな枠組みと目標が過去の10年間と今後の10年間とどう大きく変わってきているのか、どう修正が必要であるかということを総括して説明いただけると考えていた。具体的な課題の検討も必要だが、その前に枠組みの話が必要になると考えている。その後、どういう位置づけが問題であるとかこういう視点が抜け落ちているなどの論議が一定必要である。
〇委員長
 今は、各委員の意見をひと通り伺い、この問題は後ほど論議したい。
〇委員
 大事なのは、これからは保健・医療・福祉がつながり合うことが重要である。どういうつながりかたがよいのか可能なのかという方向や問題点が見えるとよい。キーワードは、行政と住民との連携・ネットワークである。健康高齢者や子どもなどの施策がどういうつながりで行われていくか、これまでどこに問題があったか考えていく必要がある。
〇委員長
 これまでの10年と今後の10年はだいぶ違うと思う。例えば、少子高齢化で子どもが減る、高齢者が増える。介護保険が導入される。今後は行政があれもするこれもするということを約束する時代ではないと思う。知恵を出して、みんなが幸せになるように住民参加ということでもいいが、やっていく時代ではないか。限られた時間ではあるが、先ず総論をつくることが大切。
〇計画課長
 全体的な話は、この分科会でやるべきかどうか。懇談会で一定の方向を示してもらうことになる。長期計画の中において事業の成果報告をしている。それを踏まえて分科会は個別的にご議論いただく場と考えている。
〇委員長
 懇談会でということはわかるが、分科会でも保健・福祉に関する総論・哲学が必要ではないか。
〇計画課長
 区としては、各委員のお持ちの知識・考えを提供いただき、今後の展望を示してもらい、それを長期計画策定に生かしていきたい。これからの10年は、こういう方向に向かうということの提案をいただきたいと考えている。

〇委員
 すれ違っているように思う。分科会での進め方を言っている。現状、課題、目標として建てられたものがどうだったかである。いただいた資料は10年間で何が問題だったかの資料になっていない。区はどう思っているのかをもう一度示してもらい、各委員が返していく形でやっていかないといけない。それを踏まえて8つの課題について細かく検討する形がよい。
〇計画課長
 提出した資料は抜粋の形である。精査は行っていない。今後の方向として、8課題を論議いただき、そのご意見を踏まえて方針を定めさせてもらいたい。
〇委員
 簡単な総論的なものでよい。各委員の専門的な意見と突き合わせながら、それぞれの意見を出し合い進めていくことが必要でないかと思う。長期計画であるので理念や考え方は大事である。今は、福祉の転換する時代であり、長期計画として理念や考え方は必要である。そういう報告が説明の中で出てきていない。福祉基本計画など様々な個別計画に付け加わった理念や考え方に行政がどうかかわるかについて時代認識を踏まえ、そういう転換の考え方の議論が必要である。
〇計画課長
 提出した資料は議論の素材として整理したもの。全体を総括するものは用意していない。ご指摘もあったので何らかの形で提出できるか検討したい。
〇委員長
 貴重な議論ができたので何とかまとめていきたい。この件はこれで打ち切りたい。課題1で縦割り行政という報告があった。健康診断検診マニアの無駄使いを防ぐ意味で区ではカードを考えているようだが、その点について教えてほしい。データを一括しての医療連携のシステムづくりも必要である。長期計画の中に入れられればよい。
〇委員
 節目健診で通知などからもれてしまった人はどうするのか。医療機関との連携も必要である。
〇桜台保健相談所長
 カードは検討の段階である。先ず保健所の情報システムから始める予定である。節目健診受診率は50%。節目健診からもれてしまった人への対応は残る。

〇委員
 窓口は縦割りでうまくいかないというが、現状はどこに問題があるのか。解消に向け、どのように対応していくのか。
〇桜台保健相談所長
 高齢者の問題も予防は保健、訪問診療は医療、ホームヘルプは福祉などで対応しており、体系化されていない。高齢者と医療などとの連携ということで、総合福祉事務所と高齢者関係課のチームでの対応が重要と考えている。
〇委員
 介護保険事業計画懇談会の理念はどうなっているか。報告が出たと聞いているので資料を配ってほしい。老人保健福祉計画の見直しなど個々の計画との整合性を図る必要がある。高齢者福祉の10年前の目標が措置を中心とした施策だったが、健康高齢者、在宅、施設だけの施策ではなく、民間参入などを社会福祉の基礎構造改革を踏まえて、行政はどうしていくかが必要である。供給主体が多元化するなかで地域サービスを行政はどうシステム化していくかが重要である。私は、民間の自由な競争に任せてはだめだ。しかし、自由な競争を入れながらも枠組みや位置づけは行政がきちんと理念として示していくべきである。そういう議論をしたい。高齢者の権利擁護なども10年前の考え方にはなかったことである。こういうことも押さえていくことは行政の役割である。
〇計画課長
 老人保健福祉計画は、来年度見直しをする。現行福祉基本計画は12年度までである。介護の部分は先行する介護保険事業計画に取り入れることとしている。日程的に事業計画素案は資料として出せるか調整する。個別計画のスパンなどの資料についても用意したい。
〇委員長
 熱心な議論、貴重なご提言をいただいた。続いて今後の検討日程・内容について、諮りたい。
(各委員の日程調整)
〇委員長
 今後の日程は、次のように進めていきたい。よろしくお願いする。本日は、これで終了とする。

予定表
第3回 11月25日(木曜) 午後6時30分~
第4回 12月9日(木曜) 午後2時30分~
第5回 12月16日(木曜) 午後2時30分~
第6回 1月13日(木曜) 午後2時30分~
第7回 1月20日(木曜) 午後6時30分~

お問い合わせ

企画部 企画課  組織詳細へ
電話:03-3993-1111(代表)
この担当課にメールを送る(新しいウィンドウを開きます)新規ウィンドウで開きます。

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