練馬区総合治水計画（令和2年度改定）

　流域対策を更に推進し、東京都が実施する河川・下水道の整備と連携して、1時間あたり75ミリの降雨に対応できるよう、令和2年度に計画を改定しました。

　本計画は、区の実施する対策として、河川や下水道へ流入する雨水を抑えるための「流域対策」、浸水から家屋等の被害を軽減する「家づくり・まちづくり対策」、区民の生命身体を守る「避難方策」を柱として構成しています。

　区では、令和19年度（2037年度）までに725,000立方メートルの雨水を貯留・浸透させる施設（雨水流出抑制施設）の整備を目標としています。
　令和2年度末時点で、庁舎、学校、道路、公園などの公共の施設で237,903立方メートル、民間施設等で332,215立方メートル、合計570,118立方メートルの雨水流出抑制施設を整備しました。

　水害を未然に防ぐためには、区民のみなさま一人ひとりが水害に対する意識を持つことが重要です。ご理解とご協力をお願いします。

　令和2年度に改定した練馬区総合治水計画に基づき、1時間あたり10ミリの降雨に相当する流域対策を進めていきます。設置した雨水流出抑制施設が機能を維持管理していくために、清掃・点検にご協力ください。