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結核の検査や発病予防に関するQ&A

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ページ番号:730-695-991

更新日:2024年4月1日

ページ内容

Q:結核の検査にはどのようなものがありますか?
Q:結核の発病を防ぐにはどのようなものがありますか?

Q:結核の検査にはどのようなものがありますか?

  • 結核に感染したかどうかの検査・・・・IGRA(イグラ)検査、ツベルクリン反応検査により判定します。
  • 結核を発病したかどうかの検査・・・・胸部エックス線検査、喀痰検査等の菌検査により判定します。

IGRA(イグラ)検査について

  • IGRA検査って何をするのですか?

血液検査によって、結核に感染したかどうかを判定するものです。結核菌に対する免疫反応をみます。
IGRA検査では、BCG接種をしたことがあるかどうかに左右されず、より正確な判定ができます。
しかし、IGRA検査の結果、陽性となった場合、結核に感染したことはわかりますが、それが過去の感染か、それとも最近の感染かを区別することが困難です。そのため、過去に結核に感染している可能性が高い高齢者などでは、結果の判断は慎重に行います。

  • IGRA検査は感染の疑いがあれば誰でも受けられますか?

検査の実施については、結核患者と接触した方を、感染力の強さや接触の程度を調査し、保健所が判断します。6歳未満のお子様については、ツベルクリン反応検査と併用して行います。
実施する時期は、感染の疑いがある時期から2~3か月以後が望ましいとされています(2~3か月以内に検査を実施すると、感染していても陰性となり、正確な判定ができない場合があります)。

  • IGRA検査の結果が陽性の場合どうなるのですか?

結核菌に感染している状態です。陽性となった場合は、まず発病の有無を確認するために胸部エックス線検査を行います。発病していれば、治療を開始することになります。発病していなければ、今後発病する可能性があることから、発病を抑える治療(※)をするか、定期的な胸部エックス線検査をご案内します。
※潜在性結核感染症と診断名をつけて治療します。詳しくは、下記の「潜在性結核感染症について」の項目を参照してください。

ツベルクリン反応検査について

  • ツベルクリン反応検査は何を調べる検査ですか?

結核菌に感染した人にツベルクリン液を注射すると皮膚が赤く反応します。ツベルクリン反応は、結核菌に対する人体のアレルギー反応を利用して、結核菌感染の有無を調べるものです。ただし、BCGを接種したことがあると、結核に感染していなくても反応が出るため、判定が難しい場合があります。

  • ツベルクリン反応検査は誰でも受けられますか?

基本的には、保健所が対象であると判断した方で0歳から6歳未満を対象に実施します。

胸部エックス線(レントゲン)検査について

  • 胸部エックス線検査をするのはなぜですか?

発病しているかどうかは、胸部エックス線検査でないとわかりません。ほとんどの結核は胸(肺)に現れます。
また、結核は比較的ゆっくり進行しますので、胸部エックス線検査を受ければ、症状がない段階でも、結核の発病を早期に発見することができます。早期発見のために健康診断等で定期的に胸部エックス線検査をを受けてください。なお、65歳以上の高齢者は1年に1回の胸部エックス線検査が法令により義務付けられています。区の実施している健康診断事業をご確認ください。

  • 胸部エックス線検査を定期的に受けても大丈夫ですか?

胸部エックス線検査1回あたりの被ばく量は、1年間に自然から放射線を受ける量の48分の1程度で、被ばく量は小さいと考えられています。

Q:結核の発病を防ぐにはどのような方法がありますか?

結核に感染しても、発病の危険性を低くする方法が2つあります。
一つ目は、広く行われているBCG接種で、現在は乳児期に医療機関で個別接種で行われています。BCG接種をしておくと、結核に感染しても、特に乳幼児の結核の重症化を防ぐ効果があります。
二つ目は、発病を防ぐための予防内服です。家族や周囲などに結核患者がいて、IGRA検査陽性の場合やツベルクリン反応が非常に強い場合には、潜在性結核感染症と診断され、予防的に内服することで、発病の危険性を低下させることができます。

潜在性結核感染症について

  • 潜在性結核感染症とは何ですか?

潜在性結核感染症は、結核菌に感染しているが、発病には至っていないものの、今後発病する可能性がある状態です。結核患者の方との接触状況と、IGRA検査やツベルクリン反応検査等から判断します。
また、他疾患の治療で免疫抑制剤などを使用する際にIGRA検査を実施し、結核の感染が認められる場合には、発病の危険性を低くするために潜在性結核感染症として治療を開始する場合もあります。

  • 潜在性結核感染症と診断されたらどうすればよいですか?

発病の危険性を低くするために、原則として抗結核薬を6か月間服用します。潜在性結核感染症の治療は、結核医療費の公費負担制度の対象となります。

  • 薬を飲むことで副作用が出ることはありませんか?

副作用が出る場合もあります。抗結核薬の主な副作用は、指先のしびれ、かゆみ、肝障害、食欲不振等です。このような症状が出た場合には、主治医の先生に相談しましょう。

  • 潜在性結核感染症と診断された場合、日常生活で特に注意することはありませんか?

薬を最後まで欠かさずに飲むことが大切です。服薬中、特別な生活の制限はありませんが、規則正しい生活を送る、バランスの良い食事をとるなど心がけましょう。

お問い合わせ

健康部 保健予防課 感染症事務係  組織詳細へ
電話:03-5984-4671(直通)  ファクス:03-3993-6553
この担当課にメールを送る

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