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西武新宿線(井荻駅~東伏見駅付近)の連続立体交差化について

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  5. 西武新宿線(井荻駅~東伏見駅付近)の連続立体交差化について

ページ番号:552-507-770

更新日:2018年4月13日

概要

 区内の西武新宿線沿線には、13箇所の踏切が存在し、交通渋滞の発生や踏切事故の危険性、地域分断による生活の不便や沿線地域のまちづくりの遅れなど、様々な問題が生じています。また、外環の2など交差している5路線の都市計画道路は、区内の南北交通の円滑化に資するとともに、環境、防災の観点からも重要です。これらのことから、区は、多数の踏切の除却や新設交差道路との立体交差を一挙に実現する「連続立体交差事業」※による鉄道立体化が必要と考えています。
 東京都は、平成26年に、西武新宿線と交差する外環の2について、鉄道の立体化を見据え、道路を平面として計画幅員を縮小するとともに、上石神井駅に駅前広場を設置する都市計画の変更を行いました。平成28年3月には、井荻駅から東伏見駅付近について、連続立体交差事業の「新規に着工を準備する区間」に位置づけ、事業化に向けた検討を進めています。
 鉄道立体化の実現にあたっては、周辺の道路や駅前広場の整備など、沿線のまちづくりを一体的、総合的に進めることが重要です。区内の上井草駅、上石神井駅、武蔵関駅の沿線3駅周辺地区については、まちづくりの方向性を示した「まちづくり構想」を策定しており、地域の皆様とまちづくりの検討などを進めています。

※連続立体交差事業とは
 市街地において道路と交差している鉄道を一定区間連続して高架化または地下化することで、多数の踏切の除却や新設交差道路との立体交差を一挙に実現する都市計画事業です。
 主に東京都が事業主体となり「道路整備」の一環として事業が進められています。
〈事業の効果〉
(1) 数多くの踏切が同時に除却され、踏切遮断による交通渋滞および踏切事故が解消できます。
(2) 鉄道により分断されていた市街地の一体化を図ることができ、本事業に併せてまちづくりを実施することで都市の再生、活性化に強いインパクトを与えます。
(3) 新たに生み出される高架下等の空間を周辺の土地利用計画にあわせて、自転車駐車場や公園等の多目的な形で利用できます。
(4) 鉄道輸送の安全性の向上、踏切経費の節減、輸送力の増強等に寄与します。

西武新宿線沿線のまちづくり

これまでの取組

◎平成27年1月25日  西武新宿線立体化促進協議会を設立

         
 西武新宿線の立体化の早期実現に向けて、沿線住民や区議会議員など約210人の方々が集まり、「西武新宿線立体化促進協議会」の結成大会が開催され、会長に前川燿男区長が就任しました。
 大会では、地元選出の衆議院議員、都議会議員、東京都の関係部局の幹部、西武鉄道株式会社、隣接区市等を来賓に迎え、力強く結成宣言が行われ、鉄道立体化の早期実現に向けて、区民、区議会、区が一体となって、国や東京都、鉄道事業者に対し、要請活動等に取り組んでいくことが確認されました。
   


前川区長挨拶の様子


会場の様子

◎平成27年 1月29日  東京都へ要請活動を実施

◎平成27年11月11日  東京都へ要請活動を実施

 前川燿男区長(西武新宿線立体化促進協議会会長)は区民、区議会議員とともに都庁を訪問し、西武新宿線(井荻~東伏見駅付近)の早期立体化と外環の2の早期整備などに関する要望書を提出しました。平成27年1月の初めての要請活動に続き、今回は2回目となります。
 対応した安藤副知事からは、「地元の皆様の思いを感じている。鉄道立体化に向けた検討を更に進めていく。まちづくりをより一層進めていただきたい。また、外環の2の上石神井駅周辺については、測量やまちづくり手法を活用した道路整備の方策の検討などを進めていく。」といった内容の挨拶をいただきました。


安藤副知事へ要望書を提出する前川区長


要請活動に参加した方々

◎平成30年 1月21日  西武新宿線立体化促進大会を開催
    
 東京都は、平成28年3月に井荻駅から東伏見駅付近について、連続立体交差事業の新規に着工を準備する区間に位置付け、事業化に向けた検討を進めています。
 今回、地域の方々の力を結集し、西武新宿線の立体化への熱意を改めて示し、早期事業化につなげていくため、「西武新宿線立体化促進大会」を開催しました。 
 大会には、沿線住民や区議会議員が参加したほか、地元選出の衆議院議員、都議会議員、東京都、西武鉄道株式会社、隣接沿線区市を来賓に迎え、総勢250人を超える方々が集まり、盛大に行われました。 
 大会では、決議文が読み上げられ、鉄道立体化の早期事業化に向けて、事業主体となる東京都に要請活動を行うなど、区民、区議会、区が一体となって取り組んでいくことが確認されました。

前川区長の挨拶の様子
前川区長挨拶の様子

西武新宿線立体化促進大会会場の様子
会場の様子

◎平成30年 3月28日  東京都へ要請活動を実施
    
 西武新宿線立体化促進協議会(区民、区議会、区)は、都庁を訪問し、西武新宿線(井荻駅~東伏見駅付近)立体化の早期事業化と、外環の2の早期整備などに関する要望書を提出しました。
 今回の要請活動は、平成28年3月に新規に着工を準備する区間に位置付けられてから初めての要請であり、早期事業化に向けて検討を加速するために行ったものです。
 対応した西倉建設局長からは、「この区間は、駅周辺のまちづくりの熟度が高まっていることを踏まえ、社会資本総合整備計画に位置付け、連続立体交差化の検討に取り組んでいる。外環の2の上石神井駅付近については、まちづくり手法の活用を検討するとともに、平成30年度の事業認可取得に向けて取り組んでいる。都としても、区が進めているまちづくりに対し、必要な支援を行っていきたい。」といった内容の挨拶をいただきました。

西倉建設局長へ要望書を提出する黒田副区長の写真
西倉建設局長へ要望書を提出する黒田副区長

要請活動に参加した方々の写真
要請活動に参加した方々

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都市整備部 交通企画課 交通企画担当係  組織詳細へ
電話:03-5984-1274(直通)  ファクス:03-5984-1226
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