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庁議の記録(平成25年度) 第2回臨時庁議(9月25日)

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ページ番号:349-205-251

更新日:2013年11月15日

開催日時

平成25年9月25日(水曜日) 午前9時から午前9時35分

開催場所

庁議室

出席者

1 庁議構成員

 区長、副区長、教育長、技監(環境まちづくり事業本部長兼務)、区民生活事業本部長、健康福祉事業本部長、区長室長、企画部長、危機管理室長、総務部長、区民部長、産業経済部長、地域文化部長、福祉部長、健康部長(地域医療担当部長兼務)、練馬区保健所長、環境部長、都市整備部長、土木部長、会計管理室長、教育振興部長、こども家庭部長、選挙管理委員会事務局長、監査事務局長、議会事務局長

2 幹事

企画課長、財政課長、総務課長

3 関係職員

広聴広報課長

議題

【報告事項】

1 区政の課題(金銭・情報管理の事故)について

企画部長

 平成25年度第2回臨時庁議を開催いたします。はじめに、区長室長から説明があります。

区長室長

 今般、光が丘総合福祉事務所におきまして、生活保護受給者の皆様からお預かりしている現金を紛失するという事件が起きました。昨日、副区長と健康福祉事業本部長に出席いただきまして、報道発表をしたところでございます。この間、他の部署においても現金の着服事件が発生しております。
 このようなことから、本日は、現金の管理をはじめ職務の規律について、ご留意いただきたくご参集いただきました。

区長

 今日、臨時庁議を開催するのは、今、区長室長が説明した総合福祉事務所において、生活保護受給者から預かっている現金を紛失したことが発端です。しかし、本年に入ってから、学校での給食費を着服する事件や外郭団体においてUSBメモリーを紛失する事故も発生しています。
 区民の信頼を裏切る事件や事故が頻発しているのは、残念でなりません。
 今回は、生活保護受給者からお預かりしたお金が無くなりました。公金であれ私的なお金であれ、区の業務の一環としてお預かりしているのに、管理が徹底されていなかったということです。
 厳重な管理が必要です。それぞれの職場では、様々な手立てをとって、このようなことが二度と起こらないよう、徹底的な対応をしてもらいたい。
 管理監督者はもちろん、職員一人ひとりが、今一度、公務員としての自覚をもち、きちんと仕事の見直しをしてください。
 区を挙げて、再発防止はもちろん、区民からの信頼を回復できるよう、努めていかなければなりません。よろしくお願いします。

副区長

 区長からもお話がありましたが、この間、不祥事が続いています。
 一時が万事ではありませんが、世間に通用しない内部の論理とか慣行がまかり通っています。このために問題に気づかず、給食費の着服や生活保護給付金の預り金を紛失するという事件に至ったのではないでしょうか。
 我々庁議メンバーをはじめとする管理監督層が、もう一度原点に立ち返り、「仕事は、問題の発見である」、「必ず問題がある」という視点で、日々の仕事を見直す必要があります。見直す視点は、内部の論理ではなく、組織の論理でもなく、区民の視点で自らの仕事を見直していかなければなりません。それを、職員に指示してやらせるのではなく、管理監督層が自ら職員とともに、やっていくのでなければ、決して改善できません。加えて、仕事での失敗は、我々を含めて上司の責任である、このことを肝に銘じる必要があります。
 皆さんは、区民からの信頼、議会からの信頼を得るために、日々努力を重ねてきているかと思います。その成果は上がっているとは思いますが、事件が起きると、信頼は一瞬で損ねてしまいます。一度失った信頼を回復するには、相当なエネルギーを必要とします。対岸の火事ではなく、自らの問題として取り組んでいってもらいたい。

教育長

 教育委員会所管の学校においても、教材費の紛失や給食費の着服という事件が続きました。この間の一連の不祥事を非常事態であると、重く受け止めていかなければなりません。この非常事態に、全管理職が自分のこととして、しっかり直ちに対応していかなければなりません。
 今回の問題は、公金ではなく、預り金などの公金以外の私費についての管理に落とし穴がありました。公金であれ、私費であれ、金銭管理の流れを洗い直し、徹底的に見直していかなければなりません。
 今後は、このような事件は二度とあってはならないし、絶対に起こらないよう、仕事のやり方を見直すことが今問われています。このことを、あらためて自覚してもらいたい。慣例だとか、あの人に任せておけば大丈夫だということではなく、各課長が現場で金銭の流れを確認し、管理の仕方をもう一度徹底的に見直すよう、部長から指示してもらいたい。よろしくお願いします。

総務部長

 私からは、実務的な話をさせていただきます。
 2年程前から、事件や事故の発生を防ぐため、総務部としては、各部に様々な取組をお願いしてきたところです。このような事件が起きたことに責任を感じております。
昨年の秋頃、人材育成課ではコンプライアンス教本を作成し、庶務担当課長会で周知し、研修も行ったところです。質疑応答集も用意しました。金銭管理だけでなく、職場における様々なコンプライアンス事例やチェックリストも記載しています。
 当時は、かなり周知され、浸透したのではないかと思ったのですが、今回の一連の不祥事を見る限りでは、日々の積み重ねのなかでコンプライアンスを浸透させていくしか方法はないのかと思っています。
 このコンプラアンス教本は、部長、課長、係長の管理監督層に配付しています。是非とも、これを使って金銭管理のみならず、情報セキュリティをはじめ、日々の仕事を点検していただきますようお願いします。
 今年度は、当初からこの秋にコンプライアンスのeラーニングを実施することが予定されていますが、研修レベルでは足りない状況に至っています。したがって、新しい取組も求められています。
 また、所管の組織はもちろんのことですが、外郭団体や指定管理者においても、事件・事故が起きないよう十分な気配りをお願いします。
 今後もコンプライアンスの徹底・実施について、微力ではありますが、皆様のお知恵を借りながら取り組んでまいります。ご協力をお願いします。
 全庁的な金銭管理のあり方については、会計管理室長から説明があります。

会計管理室長

 金銭管理を所管する会計管理室としては、今回の事件を重く受け止めております。公金に限らず、金銭の適正管理に向け、危機意識をもって、全庁的な新たな取組をしていかなければなりません。
 この間、金銭管理という視点からは、様々な問題がありました。新しい財務会計システムが導入され、機械的には正確性が高まったものの、会計管理上の課題は改善されていません。
 このようなことも踏まえ、公金の有無にかかわらず、各課で金銭の適正管理を行う必要があります。今、各課の現金管理の方法について調査をさせていただいております。早急に検討組織を設け、すみやかに対応してまいりますので、各部各課のご協力をお願いします。

福祉部長

 このたびは、総合福祉事務所における現金管理の不徹底から、関係者をはじめ区民の皆様には、多大なるご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした。気持ちを引き締め、再発防止に取り組んでまいります。

副区長

 会計管理室長から話があったように、区では、公金の有無にかかわらず、現金、有価証券等を日常的に頻繁に扱っています。事件・事故がいつ起きても不思議ではない状態にあります。
 再発はないという覚悟で、自分の職場の現状把握をし、今日からできることは、今日から対応してもらいたい。
 全庁的な対応は、再発防止に絞って、スピードを上げて取り組んでもらいたい。よろしくお願いします。

企画部長

 以上を持ちまして庁議を終了させていただきます。

お問い合わせ

企画部 企画課  組織詳細へ
電話:03-3993-1111(代表)
この担当課にメールを送る(新しいウィンドウを開きます)新規ウィンドウで開きます。

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