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専門医のコラム「マスク生活でも鼻呼吸!!」

ページ番号:553-297-172

更新日:2022年5月11日

練馬区歯科医師会/山室歯科医院 院長
山室やまむろ 直子なおこ先生

マスク生活でも鼻呼吸!!

マスク生活も3年目になりました。鬱陶しいという多数派の中、逆に隠せるからいいという肯定派もいらっしゃるようです。

マスク生活で気づく口臭

マスク生活を余儀なくされ始めたころ、ご自分の口臭に気づかれた方もいらっしゃったようです。口臭には生理的口臭、つまり誰にでもあるもの、と何らかの病気が原因で発生する病的な口臭があります。生理的な口臭は一日の中でも変動するもので、例えば朝の起床時には強く、うがいや歯みがき、食事などで少なくなり、食事前の空腹時には強くなります。ですから朝起きてそのまま登校、出社はお口のエチケット上NGということになります。ところが口臭は無人島で生活をしている分には誰にも迷惑をかけないわけですし、マスクをしていなければ自分の息も匂わないので困りません。そもそも“におい”は慣れてしまうものです。対人関係があって初めて口臭が気になるわけです。一方、病的な口臭は治療で改善されます。原因となっている歯周病や口の中の汚れ(舌の汚れも含みます)、糖尿病でも発生することがありますから早めの受診をおすすめします。

マスクの下でも口を閉じて鼻呼吸!

さて、口を閉じて鼻で呼吸すれば、口臭はそれほど気にならないものです。鼻で呼吸する、当たり前のことのようで、実はマスク生活で無意識のうちにこの鼻呼吸が口呼吸になっていらっしゃる方が増えているようなのです。マスクをしていると息苦しいですね。学校でも体育の授業はマスクを外しているかと思います。鼻呼吸をしつつもマスク下でポカンと口を開けてしまっている方、いらっしゃいませんか?これが、実は歯肉に影響を与えてしまうのです。口をあけていると乾燥気味になり、歯肉に炎症がおきてしまいます。もともと歯周病のかたは更に症状が悪化してしまいます。歯を丁寧にみがき口腔内を清潔に保つことは当たり前ですが、それでも炎症がおさまりにくくなります。また口が常時開いていると口周りにある筋肉の緊張がなくなりいわゆる老け顔になってしまいます。マスクをはずして生活できるようになった時に素敵な笑顔で会えるように今からお口を閉じ、鼻呼吸を心掛けましょう。 

お問い合わせ

健康部 健康推進課 健康づくり係  組織詳細へ
電話:03-5984-4624(直通)  ファクス:03-5984-1211
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