このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
練馬区Nerima city office
みどりの風吹くまちへ
  • くらし・手続き
  • 子育て・教育
  • 保健・福祉
  • 区政情報
  • 観光・催し
  • 事業者向け

がいこくのひとむけ

手続き案内サービス・リアルタイム窓口混雑情報

みどり・緑化

  • Q&Aよくある質問 外部サイト 新規ウィンドウで開きます。
サイトメニューここまで

本文ここから

教育・文化・区民サービス分科会(第7回) 会議要録

ページ番号:734-842-181

更新日:2010年2月1日

1 日時

平成12年1月14日(金曜) 午後2時~午後5時10分

2 場所

練馬区役所 東庁舎6階 603会議室

3 出席者

委員7名 伊藤委員、金子委員、高原委員、三上委員、寺島委員、古谷委員、南委員
(区側) 国際交流担当課長、女性課長
(傍聴者) 4名

4 内容(議題)

(1)国際化の推進について
(2)男女共同参画の促進について

5 会議の概要

(1)国際化の推進について
○委員
 照姫まつりのような区の催し物をさらに国際色を高めるために、中国や朝鮮・韓国等の方々に出演していただくことを積極的に行っても良い。
○委員
 協会の10周年記念事業の成果を見ると、着実な広がりを感じる。会場が広ければもっと入場者があったのかもしれない。ボランティアの方の活動をパネル展示してあり、理解が深まった。
○委員
 在住の外国人の国籍に朝鮮や中国の割合が多いのは、歴史の流れとの関係があると思う。他の交流事業と平和事業とは質が違う。平和事業とコンサートがつながらない。平和を強調した交流を考えるならば、今住んでいる外国人のことを知ることが大切である。実情を私たちはあまりにも知らないという問題がある。いろいろな話を聞くとビックリすることが多すぎる。学校でも聞かされなかった歴史的なこともあれば、今行われていることもある。そのようなことを区民に知らせることが国際交流事業として意味がある。
○委員
 交流事業は、中央で年に1回しか行わない。練馬区は広いし、区民の数も多いのだから、地域をいくつかのブロックに分けて、その中でボランティアを中心に国際交流の事業を行ってはどうか。もっと参加者も増えるし、身近に触れ合うこともできる。国際交流協会とはどんな組織なのかと思っている人が多い。協会の活動がわかりやすくなる。
○委員
 国際交流協会の存在すら知らない方がいる。広報に工夫して欲しい。
○委員
 出張所の窓口で行っているプリペードカードの回収を学校を通して行ってはどうか。もっと小さい頃から国際交流意識が育てられるようになる。はじめの頃の区民海外派遣ではタイ等の国にも行った。あるテーマを持ち、それにふさわしい国への海外派遣を行ってはどうか。例えば、リサイクルではドイツ、男女の共同社会では北欧とか。それが男女共同のためのリーダー養成につながっていく。

○委員
 幼児からこのような国際交流事業を進めて欲しい。小さいうちから外国が身近に感じられるように。
○委員
 各委員が区の事業に積極的に参加されているのに驚いた。国として正式に受け入れる職種を増やして、練馬に住んでいることが公に認められたものになれば、もっと交流がしやすくなるだろう。
○委員
 「とんだ」発想ができない日本人が様々な文化に触れることによって、新しい発想が出てくるようになる。それが経済の発展にもつながる。相手の国を尊敬していくことが大切。日本で働いて帰った人が、日本を好きになっていないのはどうしたことか。日本に受入れ制度がないことが理由なのだが、区民一人ひとりが無関心で器量が狭いこともあるのだろう。
○委員
 日本人は、白人に対しては好意的だが、アジア人や黒人にはそのような気持ちを示さない。これからは、近くの人々こそ大事にすることが大切。実際に行ってみると、知り合ったタイやインドネシアの人々はとても尊敬できるし、逆に、アジアの人々は、技術の高さや援助をしてくれるということで、日本のことを尊敬している。お互いに尊敬し合うことが国際化ではないか。アジアの人たちが日本にくると、嫌いになって帰るのが大変残念である。
○委員
 特に市民が個人として文化の発信をもっと行う必要がある。
○委員
 ヨーロッパやアジアに行くと、自分の家に呼んでくれる。ホームスティもできる。日本では、住宅事情もあるのだけれども、一軒づつ閉鎖的である。国際化の推進は、区民の間で交流するところから始まる。国際交流事業を行うには、そういう基本的な「まなざし」を持つことができればと思う。
○委員
 ホームスティをすると、その国を見る眼が変わってくる。日本を理解していただくには、もっとホームスティを受け入れることである。

○委員
 中学生の海外派遣の人数が、各校2名から1名に減ってしまったのが残念だ。これからの練馬区を背負っていく青少年に外国を見させることは、他の事業よりも大切であると思う。行く前に持っていた感覚が、実際に行くと変わってくる。向こうにはとても立派な文化があったとか、素晴らしい人がいたとか、良い経験をしてくる。これからの若者に見せる機会を与えるという意味でもう少し派遣する中学生を増やして欲しい。
○委員
 身近にも日本人かなと思ってしまうほど流暢な日本語を使う外国人がたくさん住んでいる。子ども同士では学校で打ち解けてやっている。しかし、大人の中には偏見を持っていたり、差別の目で見ている人がいる。これは、地域コミュニティの中で解決していかなければならないと思っている。住んでいる外国人の方がどのように練馬を見ているのか、どのように思っているのか、何を望んでいるのかを聞く場がもっとあればと思う。
○委員
 川崎市の外国人会議の資料をお配りした。新長期計画に、このようなものを盛り込めれば良い。地方自治体として、練馬区にも必要。知っている外国人に、こういう場があったら何を言いたいかを聞いたことがある。彼は、税金を払っているのに選挙権がないのは信じられないと言っていた。地方での参政権は必要ではないか。人権の問題から見ても、日本人が何気なく行っていることが実は人権を侵していることもあるらしい。相手の立場に立って制度を整備することが大切。
○委員
 チュニジアからの夫妻がいて、奥さんが妊娠したので医者に行ったらみな断られ、大変困ったことがあった。区には相談コーナーがあるので、頑張って欲しい。今は、英語と中国語で相談できるが、他の言語も用意していただけると良いのではないか。ボランティアで、中国語の映画の上映会をやったら、大いに喜ばれた。そのような催し物をやったらどうか。
○委員
 もし、もう一つ友好都市をつくるなら、東南アジアが良いと思う。台湾もどうか。国では難しいかもしれないが、都市の交流ということなら、イデオロギーを超えて、中国と台湾とでも良いはず。
○委員
 友好都市というのは古い発想ではないか。使節団が行くという程度ではなく。市民の間にどんどん外国人が入り生活している時代なのだから。

(2)男女共同参画社会の促進について
○委員
 区立の学校での男女混合名簿を作っているところが少ない。ぜひ、進めて欲しい。
○委員
 職員研修では、言葉で理解するという内容が多いのだろうが、例えば、男の職員が育児休業をとることも扱って行ってはどうか。
○委員
 外国に赴任した日本人のサラリーマンが、車から降りるときに奥さんのために先にドアを開けた。そして「ここにいるときだけだぞ」と言ったという冗談がある。東京都の調査から見ると、家庭的には、男女平等が浸透しているのではないか。しかし、区役所の女性登用はまだまだなのかなと思う。
○委員
 区内の他の事業所と比べると、区役所は進んでいると思ったんですが。
○委員
 審議会の委員を選ぶ時に、選出母体となる団体に女性が少ないので、女性委員が少ないという説明があった。防災会議や自転車駐車対策協議会のように女性にも深く関わりがあるものには、ぜひ女性を増やしていただきたい。もし、団体にいなければ、団体にこだわらず、女性で適任者を探せば良いのではないか。
○委員
 女性問題は実は家庭の問題である。幼児の時から、男女共同参画について教えることが大切。練馬区独自の副読本を作ってはどうか。スウェーデンかどこかの国のものを見たことがある。絵と文章で、討論形式になっており、子供たちに考えさせる内容。そういうものを参考にしてはどうか。

○委員
 女性のパート収入の壁がある。年収103万円でストップしないと税金上不利になる。ドイツでは育児休業中の保険がもらえる。そのような配慮をしていかないと。女性の経済的な自立を確立するために、働きやすいように体制を作っていかなければならない。今日の新聞にスウェーデンの男性の育児休業の話が掲載されている。働く女性が育児休業をとったあと復帰できなければ、社会参加は進まない。
○委員
 ドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力)は、外から見えにくい。被害を受けてもどこに行ったら良いか判らない。行政・警察・医療の三者が一つにならないと対応ができない。単なる、夫婦の間の喧嘩としてとらえられがちである。カウンセラーも遅れている。暴力を振るった男性へのカウンセリングもできるようにして欲しい。
○委員
 男性もどしどし使えるということなら、「女性」センターという名称がなくなることが良いということになるのだろうか。
○委員
 自転車問題対策協議会の中に女性がいて欲しい。夜、無灯で走っている自転車の大半が女性である。放置自転車は男女関係なく置いている。
○委員
 新長期計画では、審議会での女性委員の比率の目標を、30%ではなく、50%を目指すようにしてはどうか。

○委員
 公募をしていけば女性委員の増えてはいくだろう。行政が増えれば、企業も変わってくる。やはり教育の場がまず第一歩。個性の発揮には男女共同が欠かせない。年功序列が崩れ、組織のあり方が変わっている。実力のある女性が力を発揮しやすくなってきていると思う。しかし、制度が変わっただけではだめで、実態が変わらなければならないと思う。
○委員
 夫婦で練馬区役所の職員であったら、子どもが病気になったときに看護するのは、どうしても女性になってくるはず。そのようなことにならないように職員研修で教えていって欲しい。
○委員
 公務員の世界はまだ恵まれていると思う。試験で昇格できるのだから、やる気のある女性が係長や課長になっていくことは可能である。
○委員
 休日出勤をする場合が増えている。保育園で休日保育を実施して欲しい。まだまだ、女性が働くということについて障害があると思う。
○委員
 若い男性が家庭の仕事をするようにはなっているが、逆に、PTAに男性が参加していない学校がどんどん増えている。男が地域活動に参加するように意識を変えていくようにしていかなければならない。

(3)その他
○委員
 財政状況等を考えると、区民プラザの施設内容を見直していく必要があるとは思う。その上で、実現できるば良い。

お問い合わせ

企画部 企画課  組織詳細へ
電話:03-3993-1111(代表)
この担当課にメールを送る(新しいウィンドウを開きます)新規ウィンドウで開きます。

本文ここまで

サブナビゲーションここから

情報が見つからないときは

フッターここまで
ページトップへ