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教育・文化・区民サービス分科会(第5回) 会議要録

ページ番号:359-497-097

更新日:2010年2月1日

1 日時

平成11年12月20日(月曜) 午後2時~午後4時10分

2 場所

練馬区役所 本庁舎19階 1907会議室

3 出席者

委員7名 伊藤委員、金子委員、高原委員、三上委員、寺島委員、古谷委員、南委員
(区側) 地域振興課長
(傍聴者) 1名

4 内容(議題)

(1)参加と協働のシステムづくりにいて

5 会議の概要

○委員長
 12月17日の懇談会は全体を通じての哲学が論じられた。各分科会の発言状況もわかった。この分科会では深く論じられなかった他の分科会のテーマにも、有意義な発言できて良かったと思う。
(1)参加と協働のシステムづくりについて
○委員
 地区祭の場合を除き、地域の活動主体は町会・自治会しかない。それ以外の主体となるものが無いのが練馬区の実態だ。また区の事業を各部課が個別に協力の依頼をするので町会・自治会長等は対応に大変である。自分の住む地域には町会はあるが、主体的な活動について伝わって来ない。新長期総合計画で市民主体の動きをつくっていくためには、既存の方法ではできない。町会でない新たな組織を、官民一体となってつくっていく必要がある。
○委員
 地域の活動は防災面でも重要になる。区が防災設備を整えているが、いざ災害が起きた時、人がどのように動くのか。うまく設備を活用できるのか。現状では難しいと思う。学校関連の団体、町会・自治会組織を含めこれからの地域のあり方について研究が必要だ。
○委員
 住民参加で実際に行動を起こすためには、小さな組織が必要という意見が多い。それをどのようにつくっていくかは大きな問題であり、ここで結論を出すのも困難だ。
○委員
 下町のような古くからの地域は、戦前からの町会があり組織率も高い。ほとんどの町会に町会会館のようなコミュニティー施設があり、随時活動に利用し区民館や敬老館の役割も果たしている。練馬区ではそのような地域と違い、新しくマンションが建ち新しい住民が住むといった傾向があるので、新しい芽を育てたり組織をつくっていくことはとても重要なことである。下町のような地域では町会が大きな役割を果たし、行政も頼りにし、地域組織として機能してきた。中野区の例で、町会をやめて新しい組織をつくる試みをかなり前にしたが、うまくいかなかった。区が積極的に新しい組織をつくろうとしても、住民側でなかなか受入れるのは難しい。

○委員
 町会は、防災や地域美化活動等について、行政の施策を提供したり、情報を収集できるところである。町会をどのように扱っていくかは重要なテーマである。
○委員
 町会は防災組織を兼ねる地域の組織である。地区祭はPTA等が活動している。また芸術関係の趣味の会は同士で集まる。このようにソフト面での地域活動は重層的でよい。これらが何年間かやっていくうちに自然淘汰されて活性化されるのではないか。
○委員
 生涯学習課は学校開放、児童課は児童館といろいろな組織で行っている生涯学習事業を、一本化する可能性はあるのか。ソフト面では重層的でよいがハード面の建物等を集中管理するのはどうか。
○地域振興課長
 これからは建物の管理の形態が変わっていくであろう。既に地域集会所のように建物の管理を含め、地域の住民が管理運営を行っている施設もある。区の縦割り組織で管理運営を行う方法から、民間活力の活用で地域に委ねていく方向で進めている。また区をいくつかの地域に分けエリア単位で行うことも考えられる。施設には、設置目的による法律の規制があり活用が限定されているが、管理主体を変更することでそれらの垣根が低くなるとも考えられ、その意味での統合はできる。
○委員
 町会・自治会には名前が残るだけで、会員も減少し、防災やお祭り、旅行等の活動を廃止したところもある。町会が機能していないならば、防災訓練を小学校で大々的に行ったり、地域のお年寄りに声かけ運動をしたり、街路樹、公園の花の管理を町会へ任せてはどうか。出張所等でも定期的に地域の声を聞く機会を持つことも必要である。まず地域のリーダーを育てることから始めてはどうか。
○委員
 地域が自主性を持つことは理論としてはわかっているが、実践するのは難しい。区全域で同時進行しなくても、まずできる地域から始める。モデル地域ができれば真似ていくこともできる。
○委員
 年齢、居住年数で地域での上下関係ができる。地域活動の意識のある人、率先して行う人がいても、上の人には受入れてもらえない、意見できないことがある。「委員」として地域での公的な役職、責任を与えられれば活動がしやすい。

○委員
 防災、清掃・リサイクルは全ての住民に関わる。小さな単位で人と人がコミュニケーションする良い題材になるのではないか。防災、清掃・リサイクル等のテーマで地域がひとつにまとまることができるのではないか。ごみは都、リサイクルが区と分かれていたものが都区制度改革により一緒になることも好影響になる。
○委員長
 今日の議題である「参加と協働」は範囲が広い。区から町会・自治会に関する説明があったのでそこが話題の中心なったが、他にも意見、提案があれば出して欲しい。
○委員
 新聞報道で「国が各自治体に学校の評議員制度の検討を」という主旨のものがあった。PTAで関わっていても、自分のこどもが卒業してしまうと学校運営に関わることができない。地域の人は学校へ意見をいうことができない。今までに学校を地域活性化の場にする意見も出されているので、このような話も入れていきたい。評議員制度については各自治体の判断でできることも良い。この制度を導入した場合、名誉職としてあるのではなく、きちんと機能させていく方法を研究することが必要だ。
○委員
 評議員制度は興味を持って読んだ。うまく機能してきて地域の声が強くなった場合、学校が地域の声に振り回されることはないか。校長が教育のプロとして毅然とした態度がとれればよいが、その点が心配される。
○委員
 先日の懇談会で、地域の核は町会や学校であるという意見が出た。地域の規模をどれくらいと考えているのか。町会・自治会であれば100を越す。小、中学校はあわせて100程度か。ものによって学校単位だったり、町会単位だったりしてもよいのではないか。しばらく重複していて、うまくいけば集約されるのではないか。
○委員
 こどもを育てた立場では学校単位、または出張所単位を適当と考える。
○委員
 もともと学校は核となっている。また施設があるので活動しやすいのではないか。
○委員
 学校はハード面で適しているがソフト面では適していない。例えば、誰がリーダーとしてどんなことをやるか、は大変なことだ。また、ひとつには地域の核となる場として図書館もある。図書館はハードであり、本というソフトもある。また区の情報も置いて情報機能をしっかりすると核になるのではないか。両方あってもよいと思うが。

○委員
 小さな単位で考えてそれぞれが意見を言うようになれば、区はひとつの考えを持って、全体を見て調整しなければならない。官主導の上からの押し付けではいけない。下から盛り上がることが必要。でも行政が全体を見てリードすることも必要なのでその配分が難しい。
○委員
 小さな組織で活動が始まるのはよい。NPO等団体が増えると思うが、都が認証するNPOは小回りが利くだろうか。認証に満たない団体もどのように活用していくか、大変な問題である。
○委員
 公民館で行っている文化祭や映画会等は市民の手で行っていくようになったらよい。
○委員
 練馬まつりの実行委員の構成委員、年齢層はどうなっているか。
○地域振興課長
 公募で実行委員会をつくっている。学生より社会人が多い。実行委員での活動が半年あり、学生は長期間になるようなものにはなかなか参加したがらない。
○委員
 青少年を活用することも大事だが、PTA組織ももっと活用できる。若い父兄が、地域で活動できる第一歩がPTAである。最初はPTAの充て職で地域の活動に出て来るのだろうが、その人材を有効的に活用すれば町会等も若い考え方が入ることもできる。リーダーを育てることも大切だが、人材を発掘するにはPTA組織も狙い目と思う。
○委員
 中心となる実行委員会のようなものは半年間継続して活動する必要があるが、その他の部分では分割して募集するのもよいのではないか。
○委員
 活動するには具体的な未来像が必要である。
○委員
 区民に対する情報提供は重要である。懇談会委員をやってこれだけの情報があったことを実感した。区民に情報を提供し、政策に対する評価を得るようにしていくべきだ。審議会等の情報公開はこれからどうなるか。

○長期総合計画担当課長
 現在も審議会で公開、非公開と扱いが分かれている。これからはなるべく公開を進める、審議会委員には公募委員を含める等の流れになって行く。
○委員
 情報を提供しても受け手が興味を示さないと意味がない。興味を持ってもらえるようにすることも必要だ。
○委員
 これからは住民主体で委託事業が増えていく。そこで一部の人がいろいろな役職を兼任するのでなく、いろいろな人が関わっていって欲しい。地域施設の委託化は「一部のもの」になりやすいし、一般住民には不透明で中身がわかりにくい。地域の声を聞くような機会をつくり、いつもオープンに地域の声を反映するようなシステムをつくって欲しい。
○委員
 区の事業で町会長・自治会長が参加するものがある。これも会長に限定せず、町会・自治会から推薦してもっといろんな人が参加できるよう体制づくりをする。区民がもっと気軽に意見を言える形をつくることが必要になる。
○委員
 先日区民の意見を伺う会をやったが、長期計画という漠然としたものに対し、対象が絞られない面もあり、区民の参加が難しいものだった。まずは現在活動している各団体を集めて、狭い範囲での地域について話し合う場をつくったらどうか。相互の情報提供が乏しかったためにうまく機能していない面もある。区が現在押さえている範囲でよいので、どのように考えているのか、まず意見をもらうことだ。先を見通すためには必要なことだ。

○委員
 意見を言う気持ちのない人に無理に言ってもらう必要はない。今は気持ちはあるのに方法がわからない人を救うことが必要である。全てに対してテーマを決めて、そこを第一歩にしていけばだんだん広がるのではないか。
○委員
 テーマを「この地域のこと」と限定して、横に繋がるように異種の団体が集まればよい。
○委員
 最初の会議で区民プラザのことを議論して欲しいと言われたが、よくわからない。練馬駅北口の文化施設、大泉の文化施設、石神井の再開発はどうなっていくのか等説明が欲しい。
○委員
 区民プラザがどのような経緯で計画されたのか。
○委員長
 ここで深く議論し結論を出すものではないので、説明を受ける程度になるか。これから話しをしていくために、イメージをつくるためにいままでの目玉となっているものは知る必要がある。細かい点についてでなく大筋でやっていきたい。

 以上

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