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教育・文化・区民サービス分科会(第3回) 会議要録

ページ番号:503-867-771

更新日:2010年2月1日

1 日時

平成11年11月25日(木曜) 午後6時30分~午後8時30分

2 場所

練馬区役所 本庁舎19階 1907会議室

3 出席者

委員7名 伊藤委員、金子委員、高原委員、三上委員、寺島委員、古谷委員、南委員
(区側) 生涯学習課長、指導室指導主事
(傍聴者) なし

4 内容(議題)

(1)委員長報告
(2)地域に開かれた学校について
(3)区民の文化活動(生涯学習団体・文化団体)への支援について
(4)その他

5 会議の概要

(1)委員長報告
○委員長
 座長の呼びかけにより11月22日に座長と各分科会委員長の打合せ会を行った。各分科会とも個々のテーマの議論に入ったが、個々の議論を話しても各分科会で大きな流れは出てこないのではないかという意見があり、一度分科会での次の長期計画についての基本的な考え方を議論することとした。次回の日程をその討論に充てたいので、本日配布の資料を読み臨んでほしい。資料を土台に現長期計画を点検して、意見を出して欲しい。また、それにとらわれない自由な意見が出て欲しい。
(2)地域に開かれた学校について
○委員
 学校開放の利用は少しづつでも増えていればよい。学校自体の利用者は主に小、中学生であると思う。むしろ、一般の人は大学等の開放のほうが入り易く、利用に都合がよいので、大学をもっと活用してはどうか。
○委員
 「練馬ってどんなところ?」と聞かれ困ったことがある。大根以外には練馬の特色が無い。練馬の風を吹かせたい。
○委員
 開放施設以外は、学校の裁量で利用許可をしている。利用許可の方針については、区の施策と学校とはマッチングしているのか。
○生涯学習課長
 学校教育を主にし、空き時間での開放を学校へ要請している。
○委員
 学校へ借りにいくと心理的にも借りにくい。また、一貫した考え方がないので、校長や教頭が代わると対応も変わり戸惑うことも多い。
○委員
 地区区民館、地域集会所等は会議室の数が多く、貸し出しルールがきちんとしている。学校は明確なルールが無い。新しい施設を作るよりは、学校へ地域の人が参加していけば「こころの教育」にもなる。
○委員
 「開かれた学校」とは地域の人が利用しやすい、入りやすいこと。

○委員
 区民にとって「誰でも、どこでも、いつでも学ぶ」ために一番身近な施設である学校開放が望まれる。区民館等の公共施設は満杯である。また、学校には音楽室、家庭科室等活用できる施設は多い。しかし、貸す側の校長はじめ教員には学校に外部者が入ることに強い抵抗感がある。校庭、体育館開放の場合、トイレ、更衣室等は校舎内に入らなくてもいい方法をとればよいのではないか。
○委員
 学校図書開放については、いくつかの学校をブロックに区切り、児童書だけでなく大人向けの本も置いたり、司書を配置する等、地域密着型にしてはどうか。
○委員
 社会教育関係団体以外の目的外使用についても緩和してほしい。また障害のある人が利用するためにも施設改修が必要である。その際は全校同じように改修するのでなく特色のある整備方法にすればよい。
○委員
 開放するといろいろな人が出入りするので、学校側は子どもの安全面が心配である。区民カレッジ運営の人が学校と連絡を密に取りながら、こども達と利用者の安全について検討してほしい。
○委員
 統廃合をすれば廃校となった建物を利用して特色のある施設を造れる。
○学校教育部庶務課長
 練馬区も少子化傾向はあるが、こどもの数は増加している地域と、減少している地域とがある。また減少理由だけでの統廃合は難しい。現在統廃合を見据え学区域の弾力化を検討している。
○委員
 生涯教育とは何か。学校教育の修了後が生涯教育だったが、主婦もサラリーマンも忙しく、老年が主役となっている。今は生涯教育として、学校教育と学校卒業後と合わせる考え方も出てきている。
○委員
 生涯学習には場所が必要で、学校は貴重な財産であるから空き教室は地域に開放すべきである。
○委員
 学校を地域に開放するには、学校のあり方についての学校側の意識を「学校だけのもの」から「地域のもの」に変えることが必要。
○委員
 学校は地域と共にある、地域の人にできるだけ利用してもらう、という考えに立つべきである。教職員全員に開放の要望が強いことを理解してもらうように区が努力することが必要である。

○委員
 地域のものと定義するなら、区は設備の整備をすることが役割である。開放することが教員の負担にならないように、地域住民のボランティア活動が中心的な役割になっていくことも必要。学校側から地域に向かって積極的に働きかけがされるようになったらすばらしい。
○委員
 小さな学校は良くないといわれるが、小さいからできることを試験的にやってみたらどうか。
○委員
 学校と地域の交流は、こどもとの交流の場を設けることから始めてはどうか。例えば、授業参観は学校側も保護者側も特別なものになっている。普段の様子がわかるように、地域の人が参観日以外の日にも授業が見られれば学級崩壊もなくなってくる。
○委員
 地域社会が年代による輪切りでなく地域一体になるように、学校の部活動と地域のクラブと交流してはどうか。学年の垣根を越えて上級者が下級生を教える、その延長で社会人になっても関わっていければ地域の上から下まで一緒になる。少子化の今はそれがやり易いのではないか。
○委員
 2002年から総合的学習が始まる。地域の協力が必要になることは学校も認識しているはず。すでに学校で地域の方の人材バンクを設けている所がかなりある。その逆に、学校の先生の知識を、学校施設を使った公開講座等ができたら良い。
○委員
 学校が生涯学習の場。外に開くには、教員の意識が改革されることが必要である。それには校長の経営責任が問われてくる。学校を開いていく姿勢を他の教員に示す必要がある。
○委員
 社会とのふれあいのきっかけはPTAが作れる。「社会の教育力」が弱いというのは人間の関わりが無いということ。
○委員
 総合教育センターに地域の人が気軽に使える談話室があったが、こどものいたずらがあって閉鎖してしまったことがある。知らない者同士では悪いことをしていても叱ることができない風潮があることの例である。
○委員
 学校は、学校開放を行うことによってコミュニティー作りの中心になる。学校がセンターになることにより、知らない人同士が知り合える場になるという発想が必要である。
○委員
 細かい部分で論じても、中心になる考え方がきちんと無いとバラバラな動きになる。

○委員
 財政難の今、コミュニティーを作り、人間でカバーすることが必要。そこでどのように住民が作って行くかで大切である。小学校区域は人口が均等になっていて理想的な地域バランスである。
○委員
 学校、PTA、行政、みんなで考え方を刷新して出発することを10年計画に表して行きたい。
○委員
 品川区の学区域グループ制と学校が地域のセンター的存在になることとの関係は難しいと思う。学校が地域センターになるなら従来の学区域制の方がわかり易い。こどもが別な学校へ行かない方がいいことになる。グループ制は競争原理が働き、学校に個性がでるいい面もあるので難しいところだ。
○委員
 PTAも学校開放を積極的に働きかけたほうが良い。例えば、夏休みのラジオ体操を見ると体操ができないこどもがいる。もっと学校で教えるようにしてもらったり、一週間程度の短い期間でなく一か月とか長期にわたりできるよう学校に働きかけてはどうか。
○委員
 地域のセンターは小学校より図書館、体育館のほうがよい。小学校は卒業してしまうと途切れてしまう。

(3)区民の文化活動(生涯学習団体・文化団体)への支援について
○委員
 練馬の風がない。練馬のアピール度が低い。文化センターの催し物の能楽のちらしに、出演する野村万作さんが練馬区民であることが紹介されていない。また武蔵野音大や、日大芸術学部の発表に文化センターを利用してもらい交流を図るようにしてはどうか。
○委員
 場所の提供だけでなく企画の中に夢のある新しいものを。例えばアマチュアを育てるような企画等。講座等で学ぶだけでなく発表して次のステップに進め、参加者が目標を持てる方法にする。
○委員
 発表の場は年齢層が広く、目の引くものにする。
○委員
 高校生等学校の部活動に属さないで音楽をやっている人は多い。アマチュアの発表の場を身近に増やす。インターネットや広報紙の増刷、サークル活動の紹介ボードを設置する等広報にも力をいれる。
○委員
 リーダー養成講習会を見るとスポーツ部門が多い。健康づくり、レクレーション等1~2名と少ないものもあるので、まんべんなくできるように施策を考えて欲しい。
○委員
 リーダー養成は特に高齢者に力を入れ、ボケない、寝込まない、高齢者が高齢者を教え育っていくことも大切。
○委員
 防音設備のある公立の音楽スタジオは区内に2か所あるが、満杯状態である。熱心に練習している若者を地区祭の実行委員から入れて発表の場を設けた。地区祭の後、地域から音のことで苦情が多く、翌年の参加は見合わせることになり非常に残念。
○委員
 文化センターで発表の場を提供する。区民が実行委員会等を作るところから係わっていかせる。
○委員
 学校ではイヤイヤやっていたことを卒業後いきいきとやっていることがある。区は場所、講師の提供等機会を増やし区民の自発性を育てる援助をしていく。

○委員
 生涯学習に係わる区の部署は3つある。将来的には総合的な生涯学習センターが必要になる。ネットワーク、人材育成、人材バンクを担当する。
○委員
 財政逼迫の時は文化活動は切り捨てられる。行政評価に取り組み、視点を変えて企業努力をするべきである。
○委員
 他の自治体で営利目的でも内容をチェックし集会室を貸し出しているところもある。営利ではなく運営費分を徴収しなければ成り立たない事業も「お金をとる」ということで練馬区では貸してくれない。施設が使われていない方が無駄なのだから、貸し出す基準を見直してはどうか。
○委員
 郷土資料館に学芸員を増員して区内芸術、研究者の貴重な資料の散在を防ぎ、区の宝としてはどうか。区民の所有の宝物を展示する、区民宝物展を開く等。
○委員
 照姫まつりに住銀グランドを利用するともっと大規模に出来る。
○委員
 石神井プールは、夏の4か月間だけでなく、温水化で通年利用してはどうか。

 以上

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電話:03-3993-1111(代表)
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