クビアカツヤカミキリにご注意ください
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更新日:2025年10月16日
特定外来生物であるクビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメ、スモモなどのバラ科樹木に寄生し、幼虫が樹木内部を食害することで枯死させてしまう外来種のカミキリムシです。現在、全国的にクビアカツヤカミキリによる被害が拡大しており、東京都内でも被害が確認されています。
(注記)練馬区では、まだ発見されていません。
特徴
・体長 :25mmから40mm
・生態 :幼虫は樹木の内部で2~3年かけて成長し、さなぎになる。6月から8月に成虫になり、幹に穴をあけて出てくる
メスの生涯産卵数は平均300個前後、最大1,056個という報告がある
・被害樹木:サクラ、モモ、ウメ、スモモなどバラ科の樹木
クビアカツヤカミキリの成虫(画像提供:東京都環境局)
クビアカツヤカミキリの被害の見つけ方
(1)樹木の枯死
幼虫が樹木内部を食害し、数年で樹木が急激に枯れることもあり、特にサクラなどの街路樹や公園樹が被害を受けやすいです。被害が進行すると、樹皮が剥がれたり、幹が折れる危険もあります。
(2)フラス(木くず)の排出
幼虫が内部を食べ進めると、樹皮の穴からフラス(木くずと排泄物の混合物)が大量に排出されます。
樹皮に見られるフラス(画像提供:東京都環境局)
クビアカツヤカミキリを見つけた場合
成虫や被害を受けた樹木、フラスのような形跡を発見した場合、成虫・幼虫は逃がさずにその場で捕殺(踏みつぶす等)し、練馬区みどり推進課計画係(03-5984-1659)までご連絡ください。
※特定外来生物である本種を捕まえて、生きたまま持ち帰ることは、法律で禁止されているためできません。飼育することや販売することも違反です。これらの規則に対する違反には罰則が設けられています。
関連情報
お問い合わせ
環境部 みどり推進課 計画係
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電話:03-5984-1659(直通)
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