アレルギー

　私たちの体は、細菌やウイルスなどの異物が侵入すると、それを攻撃し排除するための作用が働きます。これが「免疫反応」です。免疫反応は、健康を維持するうえで非常に重要な働きをもつものです。
　ところが、この免疫反応が食べ物や花粉など私たちの体に害を与えない物質に対しても過剰にはたらき、攻撃をし過ぎる結果、逆にマイナスの症状を引き起こす場合があります。これが「アレルギー」です。
　アレルギーによる疾患には、食物アレルギー、ぜん息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症などがあります。

　区では、4か月児健診、1歳6か月児歯科健診、3歳児健診などで保健相談所に来所する乳幼児を対象に、保健師や管理栄養士がアレルギーに関する相談をお受けしています。必要な方には専門医の受診をお勧めし、ご希望の方には月1回、専門医による個別相談を実施しています。
　また、アレルギーについての知識の普及・意識の向上を図るため、講演会を実施しています。

　アレルギーに関する情報を総合的に掲載している「東京都アレルギー情報navi．」をご覧ください。