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令和元年度環境作文コンクール作品集 中学生部門

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ページ番号:599-144-467

更新日:2019年12月11日

<最優秀賞>「土のありがたさ」

(2年生)
 私が、犬の散歩をさせる朝晩は丁度、生き物が動き出す時間なので色々な生き物を発見できて、犬の散歩は、とても楽しみだ。
 雨が降った後の夕方遅くに犬の散歩で玄関の門を出ようとした時、犬が吠えるので見てみると、犬の声にびっくりしてノソノソと動く蛙がいた。この蛙は私が産まれる前からいる蛙の子孫だと思う。野性の蛙の寿命を調べることは難しいが、平均四年から五年で、十年生きれば長生きなのだそうだ。野性だから当然カラス等の天敵に狙われることもある。一番残念なのは車にひかれて道路で死んでいる姿だ。ヒキ蛙は絶滅が心配されている生物の一つだ。確かに私の住む早宮でも蛙の姿は減っている気がする。でも、私の家の蛙達は、家が建ってから、ずっと子供を産んで育て続けているということになる。
 では、なぜ私の家の周りには蛙が生き残っているのだろうか。蛙は、水辺にいて池に卵を産むイメージだった。だとするとどうして池のない私の家に住んでいるのか不思議だった。なのでヒキ蛙の生態について調べてみると、生活のほとんどは家の庭先等で生活するが産卵の時には水がある所へ行くようだ。よく考えてみると家の庭の隅には雨水が溜まる排水用の穴が掘られている。さらに蛙を一番多く見る道路の前の家には大きくて立派な池があることに気付いた。私がおたまじゃくしを見た訳ではないからこの推測が間違っているかもしれないけれど、少なくとも都会に住む蛙は池のように水がたくさんなくても少しの水があれば産卵できるように進化しているのだそうだ。
 そして、最近なんと私はもう一ヶ所蛙の住む場所を発見した。それは、私の通う開進第二中学校の裏庭だ。私は農部に入部している。農部とは、一年を通して色々な野菜などの作物を育てて収穫して、地域の手作り焼き菓子店「かすたねっと」で直売したり、本格的に農業活動をしている珍しい部活だ。開二中は開校七十二年で、都内でも有数な広い校庭とさらに裏庭もある。母がいた頃から裏庭に畑があったそうだ。その裏庭で今は私達が作物を作っている。つまり私の住む早宮地域は練馬駅に近いが、未だに畑、雑木林、地主さんが住むお庭の広い一軒家がたくさんある。そして、それらほとんどと、私の家、大きな池のある近所の家も開二中も五十年以上アスファルトにならず土の部分が残り続けている。だからそこには、生き物が隠れる場所になる雑草が生えて蛙の住処になって、さらに蛙のエサになるバッタやアリ、ミミズがいる。だから蛙が何十年も生き続けられるのだと思う。
 今年の夏に祖母が雑草を抜いていたら子供の蛙を見つけたと私に教えてくれた。私の家にはまた新しい蛙が産まれたのだと知って安心した。しかし、大きな池のあるお宅の方も高齢になり池の水は抜かれてしまった。私の祖母もいつこの家を離れるか分からない。いつかは、コンクリートで固めた、雑草も生えない土地になるかと思うと悲しい。今はまだ、春には石神井川にコサギ、川沿いの桜並木にウグイス。夏の雑木林にはカブト虫、秋は虫の音色。冬は鴨にメジロ。見つければきりがない。都心では見られない生き物が住宅街に普通にいる。当たり前だと思ってきたが、私の毎日は幸せな環境だったのだ。そしてこの全ての生き物が住む、緑にとって大切な事は土があることだと思う。私は農部で土の大切さを知った。代々の先輩、先生や指導者の方々が豊かな土を守ってくれたから作物が育ち生物が住める。蛙の冬眠の寝床も土の中だ。将来、東京の土を守っていくことは大変な事だと思う。まず今の自分が出来る事は、開二中の畑を耕し、後輩のために生物の住める土を残すことだ。そして、土のある町を東京に残して欲しい。

<優秀賞>エコライフチェックを普段から

(1年生)
 「暑い、暑い~…」と、うめきながら起き上がり、暑さで寝ていられないから寝坊もできない夏休みの朝。ここ数年の練馬区の夏の暑さは凄まじい。国内の最高気温を記録する日があったり、「暑すぎる」というあまり嬉しくないニュースで有名になったりしている。練馬区が暑いだけではなく、日本の気候も変化し、東京の平均気温は百三十年の間に夏は二度、冬は四度上昇したそうだ。
 地球が暑くなっている原因は二酸化炭素の排出量が世界中で増えているからだ。私の住む練馬区では、年間百八十三・五万トン(二〇一六年)の二酸化炭素が排出され、その約半分の量(九十四・二万トン)が家庭から出たものだそうだ。このことを知った時はショックを受けた。大量に二酸化炭素を出しているのは大きな工場や会社で、家庭から出る量が半分を占めているとは思っていなかったからだ。でも裏を返せば、家庭でこころがけることが、地球温暖化の抑制に大きく影響するということでもある。
 二酸化炭素は、主に化石燃料を燃やすことで発生する。家庭では、電気、ガス、灯油、ガソリンなどの二酸化炭素発生の原因となるエネルギーを使っているので、各家庭で、節電、節エネを行うことが二酸化炭素の排出抑制につながるのだそうだ。このまま暑くなり続ける未来は嫌だ。少しでも未来の地球が涼しくなるように、具体的に私が取り組めることはなんだろう。
 私の住む練馬区では年に一度、学校を通して用紙が配られ、地球温暖化を抑制するためのエコライフチェックというものを、各家庭で行っている。一日、エコライフデーを決めて実行できたことにチェックをするのだ。チェックの日だけは、コンセントを主電源から抜いたり、冷蔵庫の開け閉めの回数を減らしたり、なるべくエアコンを使わないようにしたり、と気をつけている、でも、エコライフチェックのない一年の大半は、意識を持たずに過ごしてしまっていると気づいた。
 私がまずすべきこと、それは普段の行動にも意識をもつこと、エコライフチェックの項目になっていることを自然にできるようになることだと思った。私はエコライフチェックのシートを区のホームページから見つけて印刷し、それに沿ってこの夏休みの行動を見直すことにした。
 まず、自分の部屋のエアコンをつけるのをやめ、できるだけリビングで過ごすことにした。どうしても暑くて、耐えられなくなった八月までこれを実践出来た。八月も午後の暑い時間帯以外はエアコンをつけずに過ごすことができた。次にテレビを見る時間を少なくした。リビングで過ごす時間が増えると、リビングにテレビがあるためどうしてもテレビを見たくなってしまう。そこで、リモコンを目につかない場所にしまうことにした。おかげでテレビをつけることも減り、夏休みの宿題もはかどった。さらに家から出る用事がない日は、ヘアドライヤーを使わず、髪を自然乾燥で乾かすことにした。気温が高いのであっという間に乾く上に、ドライヤーを使うことで体が暑くなることもなく、快適に過ごせた。
 実際に普段の暮らしの中で行ったエコライフチェックの実践は、辛いと感じることもなく、いつの間にか日々の暮らしの一部になっていた。身構えることなく、普段の暮らしのなかでできる二酸化炭素削減の努力。一人一人がこうした実践を続けていけば、きっと少しずつ未来の地球はまた過ごしやすくなっていくだろう。私たちの地球だから、私たちが守らなくては!これからもエコライフチェックを普段から、の気持ちで実践していこうと思う。

<佳作>地球温暖化の影響

(2年生)
―今日も本当に暑いなぁ
 朝おきて台所で水を飲んでいると、網戸に見たこともない虫がはりついていた。その虫を処分しようとした時、父が「あぁ、これは甲虫という虫だよ。殺さない方がいいよ。そうでなくても虫はどんどん減って問題になっているんだ。」と言った。虫が少なくなっている?そういえば今年は蚊にもほとんど刺されていないなと考えていると「昆虫カタストロフィだよ」と教えてくれた。
 昆虫カタストロフィとは、温暖化により昆虫が減少し、生態系が破壊されていくことだそうだ。現在は昆虫の四十パーセントが減り、三分の一が絶滅の危機にあるという。地球温暖化がこのようなところまで影響をおよぼしていたことは想像もつかなかった。それでもこの酷暑にたえきれず、家にいると、エアコンは二十四時間スイッチが入っている状態でどの家庭でもそうだ。すると父が、「賢一が生まれた頃はまだこうではなかった。エアコンも昼間だけでよかったし、朝も夜も涼しい風が吹いていた。」と言うのである。僕が生まれて十四年。この十四年でこんなに気温が上昇してしまったのかと。改めて温暖化の問題に身近となって気がつかされた。
 人間の生活はスイッチ一つでどんどん便利になっているが、そのことが他の生物を巻きこみながら人間自身でどんどん首を絞めていることになっている状態なのだろう。現在温暖化対策としてパリ協定が決定し、世界的な取り組みがなされているが、僕達にも取り組めることがあるはずだ。日本が排出しているCO2のうち、十五パーセントは家庭から排出されているCO2だという。自分の立場で温暖化を解決させていくためにこの夏は家族で色んなことに取り組んだ。まずは夜ふかしをしないこと。夜十時には電気を消し暗くした。これでもずい分室内温度が低下される。昼間はカーテンを引き、直射日光をさけた。またエアコンもやみくもに温度を下げず、適切な温度に設定し、扇風機も併用で快適に過ごせるよう工夫した。また、僕は入浴の時にシャワーの時間が長すぎるとよく母から注意されるが、電気やガスの消費量を減らすため、節水し、シャワーを短時間で済ませるよう頑張った。浴槽温度も普段より二度下げた。そして、今は食物の大量廃棄も問題になっており、そのためのエネルギー消費が温暖化につながる為に食べ物も残さないと決めて工夫している。これらが今だけにとどまらず、僕のそしてわが家の温暖化対策として、今後も続けていきたいと思う。
 一人一人にできることは小さいことかもしれないが、日本中、世界中の人が同じ気持ちで取り組めば必ず変えていけると思う。将来自分の子供や次の世代が安心して生きていけるように、自分ができることをやり、友達や周囲の人にも呼びかけ、他の生き物と共生していける豊かな地球を守っていきたい。
 

<佳作>みんなの白子川

(1年生)
 練馬区は青梅市を頂点とする扇状地状の武蔵野台地に位置し、全体的になだらかな地形になっています。標高は南西部が高く北部・東部に向かって低くなっていて、この傾斜に沿って二本の川が流れています。そのうちの北側にある白子川には、国が指定している絶滅危惧種のほとけどじょうが現れます。絶滅危惧種の魚は、田んぼのたくさんあるところに流れる澄んだ川の中に泳いでいるというイメージがあります。そのため、コンクリート化され、周りには住宅ばかりの都会の川に、なぜ絶滅危惧種のほとけどじょうが現れるのか不思議に思い、調べてみました。
 ほとけどじょうは大きさ約七センチメートル、円筒形でずんぐりした体型の魚です。色はうすだいだいで全体に黒点がちりばめられています。口ひげが四対あり、ひげを使ってエサを探します。湧き水などの清らかで夏季でも冷たく、流れのゆるやかな砂泥底に生息し、水草や石など障害物があるところを好みます。
 白子川は大泉井頭公園の七福橋から埼玉県を通る新河岸川に合流するまでの川です。ほとけどじょうのいる白子川になるまでには多くの努力がありました。
 白子川はもともと雨水の浸透による湧き水からできた川でした。そのため、きれいな湧き水を求めて縄文時代からたくさんの人や動物が住んでいました。しかし、一九八〇年代には家庭排水の流入や粗大ごみの投棄により「都内一汚い川」と呼ばれるようになってしまいました。そんな歴史を知り昔のきれいな白子川を蘇らせたいと思った三五人が、二〇〇一年六月に白子川源流水辺の会を設立。「みんなの白子川」を合言葉にプロジェクトを開始しました。まず、毎月、水に入って清掃・水質調査をしました。そのときは通りかかった人に「何をしているんだ」と言われたこともあったそうです。そこで、白子川の存在や湧き水の大切さを知ってもらうために毎年、秋には「源流まつり」を開催、さらに学校の環境教育に協力したり、白子川グッズを販売したりしました。そして、ついに二〇一四年、きれいに蘇った白子川の湧き水にさそわれて、ほとけどじょうが現れました。そのときには、会員が九〇人、「源流まつり」は一〇〇〇人が訪れる人気のお祭りになりました。清掃・水質調査を行うときには、通りがかった人に「ごくろうさま」と声をかけられるようになったそうです。
 今回、白子川の源流、大泉井頭公園に行ってみました。実際に見た白子川は拳ぐらいの石がゴロゴロとあり、ガマなどたくさんの草が生えていて、イメージしていた川にとても近いものでした。公園内には川の近くまで降りることができる木の道があります。僕も降りてみると川にはアメンボがたくさん泳いでいるのに気がつきました。一方で川の中にはゴミが落ちていました。拾ってみるとおかしのゴミが六つみつかりました。「みんなの白子川」を合言葉に努力して川を蘇らせた人たちがいるにもかかわらず、遊びに来た人がフナ、アメンボ、ザリガニ、そして、ほとけどじょうがいる川にごみを捨てるのは、おかしいと思いました。このままごみを川に捨てる人がいると「みんなの白子川」で遊べなくなったり、ほとけどじょうや他の生き物に悪い影響を与えてしまいます。ごみは家に持ち帰ってほしいです。
 夏の暑い日にさわった白子川の水は冷たくて、とても気持ちが良かったです。また、セミの声の中、白子川のほとりを散歩した時間は、あっという間でした。「みんなの白子川」は僕の心を清らかにしてくれました。みなさんもぜひ大泉井頭公園に行ってみてください。でも、そのときに出たごみは持ち帰るようにしましょう。

<佳作>蝉とカルガモから考える練馬の環境

(2年生)
 「夏」という言葉を聞くだけで、頭の中に様々なものが思い浮かぶ。海、かき氷、向日葵などだ。しかし私が思う、夏を代表するものといえば「蝉」である。
 蝉は七年もの間を土の中で過ごし、夏になるとようやく土の中から出てきて鳴き始める。そして夏が終わりに近づくと、仰向けで階段に倒れているのである。七年間も土の中で過ごしたのに陸の上で過ごす期間は短い。短い夏の間だけだ。夏の間しか生きられなくても蝉の声が止むことはない。その命の儚さを感じることができるのは夏しかない。
 私の家の近くから蝉が力強く鳴いているのが聞こえる。窓を開けると大合唱になる。しまいには窓を閉めて、エアコンを付けても聞こえてくるほどだ。こんなにも蝉の存在を感じられるのは、周りの緑が豊かだからだと思う。家の近くには木が多く植わっていて、花も季節にあった、たくさんの種類が咲いている。近くには虫の宝庫のような公園もあり、どこを歩いても緑だらけである。
 スマートフォンやインターネットが急速に普及して、家に閉じこもりやすくなってきていると思う。それでも小学生くらいの子が虫取り網を持って元気よく走っているのを見たことがある。やはり緑が豊かで、虫も多いというのは一見外にでたくなくなる理由に見えるが、今の子供たちに必要な環境になっていると思う。
 こうした小さな夏の体験でもいかに私の家の近くが、練馬が緑に恵まれているかがよく分かる。そして虫だけではなく、動物からも練馬の環境について知れるものがあった。
 私は昔、アメリカに住んでいたことがあった。そこで緑が多く、自然が豊かなことで有名な「セントラルパーク」という所に遊びに行ったことがある。セントラルパークでは、様々な種類の動物を見ることができた。地元の人、観光客にも愛されている公園である。たくさんの自然の中で、最も人に注目されてにぎわせていたのはカルガモの親子であった。親子が通れるように道を開けてやり、写真を撮っていた。まるで公園内のスターのような存在だった。公園内には池があってカルガモが住むには最適の環境だったのだと思う。そして日本に来て、練馬でカルガモの親子に会ったときは本当に驚いた。カルガモについて興味がわいたので調べてみると、カルガモは水田などの水が多い土地で生息していると分かった。もう一回会いに行こうと思い、近くの田んぼがある公園に行くと悠々と泳いでいるカルガモに会うことができた。すぐに見つけることができたので、本当に身近にいると実感できた。
 今回の作文を書くため、いつもより自然を意識して生活してみたが、本当に身近な生き物から豊かさを感じることができた。練馬区の中でこれからも蝉が鳴き続けて、カルガモの親子が暮らしていけるような環境を大切にしていきたいと思った。練馬区について改めて知ることができた、貴重な夏だった。

<佳作>「もったいないかあさん」

(1年生)
 僕の母は、「もったいないかあさん」だ。どんな事でもそうだが食べ物については特にそうだ。そのおかげで、僕の家ではそもそもほとんど残飯が出ない。そんな母が作った家庭のルールの一つに、「残りものタッパー」がある。その名の通り、姉のお弁当の残りや食べきれなくて残ってしまったおかずたちが入れられるタッパーだ。これを冷蔵庫の中の決まった位置に置けば、家族が何を優先して食べればいいのかが分かるという仕組みだ。例えば僕は学校から帰って来ておなかが空いていると、冷蔵庫のタッパーをまず最初に確認する。残っているおかずによって、パンにするか、ごはんにするか等を決めて、好きな分だけ取り分けて食べる。残りは元に戻す。時々、同じ場所に母がすいかを一口サイズに切って置いておいてくれる。母が言うには、スイカを丸いまま置いておくと、皆が自分で切ってまでは食べないせいで、腐らせてしまうので、食べやすいように切っておくのだということだ。この「残りものタッパー」は、僕が帰るときの楽しみな日課になっている。
今回「もったいない」について考えてみたところ、僕は“食べる側”の工夫しかしていないことに気がついた。例えば、単純に残さず食べるのもそうだが、苦手なものは減らしてもらうとか、外食の時、あまり多く食べない母や姉のごはんを最初に少しもらっておく等だ。もちろん残さず食べきるというのは、一番の方法だとは思うが、他にも、例えば作る側とか、他の立場ではどんな工夫が出来るのかなと思ったので、母と姉に聞いてみた。
 母は作る側として、「普通なら捨ててしまう部分も利用」しているらしい。例えば、野菜の皮を味噌汁にしたり、エビのむいた殻を焼いてダシをとるのに使うのだそうだ。すごくいい香りの味噌汁になるし、野菜の皮も煮るとやわらかくなりおいしいので大好きだ。姉は、受験生なので塾にお弁当を持っていっている。そこでは、姉は食べるのが遅いので時間が足りなくて、お弁当を食べきれなかったらしい。でも帰ってくるまでには悪くなってしまうから、母に量を減らすようにたのんでいた。しかしそうするとお腹が空くから、帰ってからタッパーのおかずを食べている。姉も料理をするのだが、作るときにはまず、冷蔵庫の野菜室をあさってしわしわになりかけの野菜をさがす。姉が言うには、腐ってさえいなければ火を通せば何でも食べられるらしいので、いつも祖母がたくさんくれるトマトとかキャベツとかをみんなスープにしたり、細かく切っていためたりして、悪くなる前に食べ物を使い切るようにしている。
 僕は話を聞いて、いつか僕がお弁当を持つようになったり、料理をするようになったりした時に、まねできそうなことがたくさんあるなと思った。こまめに冷蔵庫をチェックして日付を確認するとか、野菜とか他のものも使える所はあまらせずに全部利用するとか、残さないようにごはんの量を工夫するとか、もちろん残りものタッパーも、色々なことが僕にも出来そうだなと思った。僕は食べることが大好きなので食べ物を残したくないし、捨てたくないので、これからもたくさん工夫をして食べ物を大切にしていきたいと思う。

<佳作>練馬の緑が生みだす命

(1年生)
 私達が住んでいる練馬区は、東京二十三区でも一番の、たくさんの緑が広がっています。そんな練馬区には、どんな生き物達が暮らしているのか、調査してみると、様々なことが見えてきました。
 私はまず、身近なところから観察しようと思い、武蔵関公園という大きな公園で生き物を探してみました。武蔵関公園には、遊歩道に囲まれた、大きな池があります。たくさんの樹木が茂り、池ではボートにも乗ることができるので、自然といっぱいふれ合えます。なので、毎日、多くの人が自然を感じに訪れています。そこでは、カブトムシやセミなどの虫の他、カワセミやメジロ、オオタカなどのあまり見ることのない鳥にも会うことができました。また、カイツブリの子育ても、見ることができるそうです。
 多様な生き物が暮らす練馬区ですが、実は、色々な生き物の数が変化しています。例えば、カワウやアメリカザリガニ、ワカケホンセイインコなどは、数が増えてきています。その理由として考えられるのは、外来種の繁殖や地球温暖化などです。外来種のアメリカザリガニは在来種を食べてしまったり、ワカケホンセイインコは、ふんや鳴き声で住民を困らせています。一方、数が減ってきてしまっている生き物もいます。オオコノハズクやヒバリ、ヒクイナなどです。その理由は、林や田んぼなどの生息地が減ってしまったことや、もともといなかった生き物が増え、環境が変化したことも考えられます。
 練馬区には緑が多く、たくさんの生き物がいました。でも、その中には増えている生き物も、減っている生き物もいます。そして、その原因には、どれも人間が大きく関わっていることも分かりました。
 今回、練馬区の生き物を調査してみて、今まで知らなかった問題が見えてきました。練馬区にいる私達だからこそ、練馬区にいる生き物達を守っていかなければなりません。すでに、かつて練馬区にいたホタルがまた見ることができるように、「ホタルの里」づくりをする取り組みなどが行われています。私達には、飼っている生き物を最後まで育てること、リサイクルや節電をしたり、地球温暖化対策に取り組みこと、自然を大切にすることができると思います。中には、一人の努力だけではなかなかうまくいかないものもあります。でも、全員が取り組んでいくことができれば、練馬区は、もっとすてきになっていくのではないかと思います。夏の暑い日でも、鳥の歌声や木のささやきは、私を心から涼しくしてくれました。皆さんもぜひ、近くの公園で生き物達に出会いながら、自然のよさを感じてみて下さい。一人一人の取り組みがきっと、私達の練馬区を、緑と生き物の命であふれる、すばらしい場所にしてくれると思います。みんなで協力して、練馬区の緑と命をこれからもずっと、守り続けていきましょう。

<みどりのねりま特別賞>野菜農園で学んだこと

(1年生)
 「野菜も残さずにちゃんと食べなきゃダメじゃない」
 正直僕は、この言葉にうんざりしている。もちろん悪いのは僕だと分かっている。でもとにかく僕は野菜を食べるのが苦手だ。サニーレタスもピーマンもホウレン草も苦いし、ナスはグニャグニャした食感が気持ち悪いし、かぼちゃの煮物なんか歯の裏にくっついて離れないときがあったり、ああもうイヤだ。
 そんな野菜嫌いな僕が住むここ練馬区は、農業が盛んな場所であることが、調べてみて分かった。農地の面積は二百十六ヘクタールもあって特別区で一番多い。農業体験農園は練馬区が発祥の地でその数はなんと日本一。そんな練馬区の体験農園に行ってみれば、僕のこの野菜嫌いがなんとかなるかもしれない。僕は練馬区関町にある体験農園の「関町グリーンガーデン」に行ってみることにした。
 この農園は父が畑を借りて野菜を育てている場所だ。畑にはたくさんの人がいて精いっぱい働いていた。その働いている姿を見て、こんなにも汗をかいてがんばって育てている野菜を、いつも食べ残していた自分が恥ずかしくなった。農園の中を歩いていると「大穴」と呼ばれる大きな穴を見つけた。大穴はもう収穫しなくなった野菜や大きくなりすぎた野菜を捨てるためにあるそうだ。「まだ食べられそうなのに、もったいないな」そう思った僕は大穴に捨てられた野菜がどうなるのかもっと知りたくて、この農園の園主の田中さんに聞いてみた。「あれはね、そのまま置いておくと土に帰るんだよ。」土に帰る?どういうこと?よく聞くと野菜などの有機物はそのままあの土の穴に置いておくと完全に分解されて土の一部になるのだそうだ。そのことを「土に帰る」と呼んでいたのだ。
 世界ではフードロスと呼ばれる食べ残しや食品廃棄がとても問題になっている。日本の食品廃棄物のうちの約六十パーセントが家庭から出る生ごみで、このうちの六十八パーセントが調理くずで、およそ四分の一にあたる二十七パーセントが食べ残しだそうだ。またこの食品廃棄物を焼却するときには二酸化炭素が発生し、食品ごみは水分が多く焼却炉の発電効率を低下させエネルギー資源のムダになっている。この家庭での生ごみを捨てるのではなく「大穴」のように土に帰すことができないだろうか?そう考えた僕は色々と調べてみて、家庭用の生ごみ処理機というものがあり、さらに調べるとそれは買わなくても自分でも作れるようだ。作り方も簡単でポリバケツに、たい肥を入れその上に生ごみを置き、腐葉土という土や葉っぱが腐ったものをかぶせてよくかき混ぜるだけだ。さっそく材料を買って、家にある生ごみをよくかき混ぜてしばらく置いておいた。二週間後、生ごみは完全に消えてなくなっていた。僕は、それを持って、また、「関町グリーンガーデン」に向かって、この冬に収穫する有名な練馬の大根を植える土に帰した。
 僕は正直まだ野菜は嫌いだけど、汗をかきながら農園で野菜を作っている人たちの姿を見て、野菜嫌いを克服するための勇気をもらえたので、これからは野菜も残さずに食べてみようと思った。それから、自分で作った生ごみ処理機を使って、食べ残しや生ごみは捨てるのではなく父の体験農園の土に帰すことで野菜作りの肥料として利用して、地産地消でそれを練馬の僕の家で食べることで、少しでも食品廃棄によるエネルギーを削減することができればいいなと思った。

お問い合わせ

環境部 環境課 地球温暖化対策係  組織詳細へ
電話:03-5984-4705(直通)  ファクス:03-5984-1227
この担当課にメールを送る(新しいウィンドウを開きます)

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