都市農業・農地が持つ様々な役割(多面的機能)
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ページ番号:130-970-705
更新日:2012年6月29日
都市農地は、農作物の供給に限らず、レクリエーション、保健・福祉、環境保全、教育、防災、歴史・景観形成など、様々な役割を担っており、近年注目されています。
都市農業・農地が持つ様々な役割の紹介
農産物供給機能
かつては練馬大根の大生産地として全国に知られた練馬区は、今でも都内随一のキャベツ生産量を誇るなど、比較的大きな規模で、農業・農地が維持されてきました。これからも消費地に近いという利点を生かして、消費者に新鮮で安全な農産物を供給していきます。
レクリエーション・コミュニティ機能
都市の農地は、収穫体験や農作業、土とのふれあいを通じて心と身体の健康を回復する身近なレクリエーションの場であり、利用者や農家との交流などのコミュニティが育成されます。
練馬区では、区民農園や市民農園、農業体験農園、観光農園等の様々な場が用意され、暮らしを豊かにすることができます。
レクリエーション・コミュニティ機能の概要(PDF:1,861KB)
福祉・保健機能
高齢者や障害者が農作業を行うことにより心身の健康維持や、自立の支援に役立っています。植物や土を相手に自分のペースで農作業を行い、収穫の喜びを体験することで、生きる力と安らぎを得ることが出来ます。また、障害者にとっては、社会活動への参画の場としての役割も担っています。
環境保全機能
ヒートアイランド現象の緩和、二酸化炭素の排出抑制、大気浄化、地下水の涵養、資源循環など、農地が都市の環境を守るために欠かせない存在となっています。
練馬区では、農地の保全とともに、学校給食の調理くずや公園落ち葉の堆肥化などの資源循環も進められています。
教育機能
都市の農地は、子どもから高齢者までの幅広い世代にとって、農作業や収穫の体験を通じて様々なことが学べる教育の場になっています。練馬大根引っこ抜き大会で採れたダイコンを全小中学校(区立)に配布し、給食の食材に使用しています。食卓に上がる野菜がどのように作られているのか、畑の虫たちとの共生、食の安全、農家との語らいなど、農を通じて人と自然と社会のかかわりを学ぶことができます。
防災機能
阪神・淡路大震災以降、都市における防災の必要性が一層高まっています。都市農地は災害時の延焼防止空間として、また地震時における避難場所、生鮮野菜の供給など、防災機能の発揮が期待されています。
練馬区では、JAと区の間で「災害時における農地の提供協力協定」を結んでおり、検討を進めていきます。
景観形成・歴史文化伝承機能
大地に作物が育つ農地の姿や農作業の風景は、人々の心をなごませ、四季折々の季節感を伝えます。また、農地や屋敷林などの緑は、風土に根ざして営まれてきた暮らしや生業の歴史を今に伝え、地域らしさを感じさせる歴史的・文化的な景観資源であるといえます。
練馬区には、身近なところで農の風景が見られます。
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お問い合わせ
都市農業担当部 都市農業課 都市農業係
組織詳細へ
電話:03-5984-1398(直通)
ファクス:03-3993-1451
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法人番号:3000020131202
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