（仮称）オーケー大泉町店の出店における交通渋滞発生防止策を求める要望書

　貴社におかれましては、練馬区内において店舗の新設を計画されており、現在、出店に向けた手続きを行っていると伺っています。貴社が既に区内に出店されている他店舗では、開店当初に周辺道路で渋滞が発生し、誘導員を配置するなどの対応を取ったと聞いており、今般貴社が計画している「（仮称）オーケー大泉町店」では、更に大きな交通環境への影響が懸念されています。

　本計画地は、練馬区の大動脈となる主要地方道24号練馬所沢線（通称：目白通り）と主要地方道68号練馬川口線（通称：土支田通り）の交差点付近に位置し、直近には東京外かく環状道路の大泉インターチェンジが存在しています。とりわけ目白通りは、特定緊急輸送道路に指定されており、震災時の物資輸送の機能を担うとともに、救急車等の緊急車両が通行する重要な道路です。

　当計画地の周辺道路は、現状でも交通量が非常に多く、渋滞が発生しています。加えて、現計画では、駐車場の出入り口が目白通りに面して計画されており、目白通りにおいては更なる渋滞が発生することが想定されています。

　つきましては、「（仮称）オーケー大泉町店」の出店にあたり、車両出入口の設置位置の見直しを行うなど、交通渋滞の発生防止策を講じてください。

　また、今後、区内の踏切や幹線道路の沿道など、交通量が多い場所への新規出店を計画される場合は、地域住民と十分に話し合い、計画に反映するようにしてください。

　練馬区議会は、区内の交通環境が悪化しないよう、貴社のできる限りの努力を求めます。

　　　令和5年10月13日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　練馬区議会議長　田　中　よしゆき

　　　オーケー店舗保有株式会社　代表取締役