練馬区

避難拠点とは

更新日:2023年11月29日

■避難拠点とは

 練馬区立の小・中学校、98校です。
 阪神・淡路大震災の被害や、避難の状況から、練馬区で独自に定めたものです。
 区立の小・中学校は、地域での災害時の活動拠点にもなることから、単に「避難所」や「避難場所」と呼ばずに「避難拠点」と名付けています。
 避難拠点は、震度5弱以上の地震が起きて、学校の建物が安全な場合に、「避難拠点要員」により開設され、「避難拠点運営連絡会」の協力を受けながら、避難者の受け入れや在宅避難者への支援を行います。

■避難拠点の沿革

 練馬区では、平成7年8月に区立小中学校を避難拠点に指定し、学校周辺に居住している区職員を「避難拠点要員」として任命しました。
 そして平成10年3月からは避難拠点運営連絡会の組織化について各学校で説明会を実施し、順次連絡会を設立していきました。平成14年6月に、全ての避難拠点運営連絡会が結成され、全校で組織化されるに至りました。

■避難拠点における新型コロナウイルス感染症対策

 新型コロナウイルス感染症がまん延する状況において、震度5弱以上の地震が発生し避難拠点を開設する場合には、感染症対策に万全を期すことが重要となっています。このような中、避難拠点を開設する場合は、感染症のリスクが高い環境での生活になるため、感染症対策が特に必要となります。

避難を検討している方へ

  建物倒壊などの恐れがなく、自宅での安全確保が可能な場合、避難する必要はありません。
  また、避難拠点だけでなく親戚や友人宅が安全な場合は避難できるよう、あらかじめ相談をするなどのご協力をお願いします。

避難拠点への持ち物について

感染症対策として

  • マスク
  • 体温計
  • アルコール消毒液(携帯用除菌シートなど)
 避難をされた方は、マスクの着用を徹底していただきます。 その他、食べ物や飲み物、個別に必要な常備薬など、避難生活で必要なものをあらかじめ用意し、すぐに持ち出せるように備えておきましょう。

避難拠点での過ごし方

 避難拠点に避難した場合は、以下の点にご留意ください。
1.避難の際にはマスクなどの感染防止対策をしましょう。
2.避難拠点ではこまめな手洗い、咳エチケットなど、基本的な感染防止対策を行いましょう。
3.ほかの避難者との距離を十分にとるようにしましょう。
4.定期的に体温をはかり、少しでも体調の変化を感じた場合は、速やかに避難拠点運営者に申し出てください。(非常用持ち出し品に体温計をあらかじめ含めておきましょう。)

■避難拠点運営の手引

 各避難拠点の運営にあたる地域の皆さんのガイドブックです。平成11年に作成され、その後数度改訂、増刷を繰り返して現在に至っています。
 「避難拠点運営の手引」は全文をPDF形式で提供しています。

避難拠点運営の手引(令和3年4月一部改訂版)全文

避難拠点運営の手引(令和3年4月一部改訂版)本文各章

第1章 避難拠点を理解するためのQ&A
第2章 要配慮者への支援
第3章 災害対策の時間割
第4章 避難拠点の6つの役割
第5章 その他の震災対策
第6章 資料編

■災害時のペット対策について

 災害時には、人命を守ることが最優先となりますが、地域に危険があるときに、「ペットがいるので避難できない」「ペットを置いてきてしまったので家に戻らないといけない」といった行動は、新たな被害につながる恐れがあります。
 また、「避難拠点に連れて行けない」とペットを放してしまえば、犬の野犬化等、人に危険が生ずることも考えられます。
 このようなことから、練馬区では災害時のペットに対する基本的な考え方を平成25年3月にまとめ、災害時にはペットとの同行避難を行うこととしています。(練馬区災害時ペット対策に関する基本的な考え方へのリンク)
 平成25年5月には、各避難拠点がペットの受入れを行うにあたっての参考資料として、「同行避難ペット受入れの手引き」を作成しました。各避難拠点でのマニュアル作成に際してご参照ください。

「同行避難ペット受入れの手引き」(平成26年4月)

■お問い合わせ

危機管理室 区民防災課
電話:03-3993-1111
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