練馬区議会議長あいさつ【練馬区独立71周年(庁内放送)】
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更新日:2018年8月1日
福沢剛練馬区議会議長 あいさつ
おはようございます。
ただいま、ご紹介をいただきました練馬区議会議長の福沢 剛でございます。
練馬区独立71周年にあたり、練馬区議会を代表いたしまして一言ご挨拶を申し上げます。
昭和22年8月1日、練馬区の礎を築いた多くの先人たちの想像を超えたご努力、ご苦労により、区民の悲願でありました板橋区からの分離・独立が成し遂げられました。練馬区の誕生を切に願っていた区民の方々にとって、大きな喜びに満ちた日であったことと思います。
独立当時の練馬区は、人口11万人、田畑が広がる農村地帯でありましたが、その後、高度経済成長期を迎え、人口の爆発的な増加とともに、急激な都市化の波にさらされました。
このため、道路、学校、下水道施設等の都市基盤の整備が人口の増加に追いつかず、長年に渡って所謂『練馬格差』の解消が、区政の最重要課題となりました。
しかしながら、区民と区が手を携え、立ちはだかる試練や困難を乗り越えることにより、『練馬格差』を解消する時代も終焉を迎え、現在では様々な公共施設の整備が進むとともに多種多様な区民サービスが展開され、人口73万人を擁する、全国的にも有数の大都市へと発展してまいりました。
改めて先人の皆さまの自己犠牲をも厭わないご努力とご労苦に対して、衷心より敬意を表するとともに、深く感謝申し上げる次第でございます。
一方、現在の区政を取り巻く社会状況をみますと、日本社会全体では人口減少が始まり、練馬区においても少子高齢化が容赦なく進行しております。福祉・医療、教育・子育て支援や公共施設の更新など、ますます多様化・増大する区民需要に的確に対応することが求められております。また、大江戸線の延伸、西武新宿線連続立体化、都市計画道路や地域医療環境の整備など、練馬区特有の課題の解決も急務であります。
区政に携わる者として、こうした状況下で最も大切なことは、因習や旧来の発想、風潮にとらわれることではなく、先人たちのたゆまぬ努力の積み重ねにより発展してきた練馬区の歴史を継承し、予想を超えた様々な社会状況の変化を見据えて、使命感をもち新しい分野への挑戦をし、より良い選択を繰り返して区政を前へ進めていくことであります。
特に、私たちとは違う能力に長けた今の子供たちが、今後どのような社会を構築していくのか。区政においても、そのチャレンジを促すような環境づくりに努めなければならないと考えます。
改革の本質は、次世代、将来世代に対する責務を果たすことにあります。私ども練馬区議会といたしましても、区政改革・議会改革を推進し、73万区民の負託に応えるとともに、さらなる区民福祉の向上と輝かしい未来を築くために全力を傾けていく所存でございます。
結びにあたり、今後とも区政に対し一層のお力添えを賜りますようお願いを申し上げますとともに、練馬区の発展と区民の皆さまのご健勝を祈念申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
お問い合わせ
区長室 広聴広報課 庶務係
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電話:03-5984-2694(直通)
ファクス:03-3993-1194
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