資料4 次期練馬区障害者計画の策定について 令和元年11月13日 1 計画の構成 第2次みどりの風吹くまちビジョン基本計画を上位計画として、 その下に、第2次みどりの風吹くまちビジョンアクションプランがあり、 さらにその下に障害者計画、障害福祉計画、障害児福祉計画(一体的に策定)がある。 障害者計画は障害者基本法を、障害福祉計画は障害者総合支援法を、障害児福祉計画は児童福祉法を根拠法令とする。 関連する計画 地域福祉計画、子ども・子育て支援事業計画、高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画、健康づくり総合計画、自殺対策計画など 計画名、計画期間、構成の順に記載した表 障害者計画 現行計画 平成27〜32年度(6年間) 次期計画 令和3〜8年度(6年間) 区における障害者に関する総合的な施策を定める基本計画 (現行計画 冊子1〜43ページ) 障害福祉計画 現行計画 平成30〜32年度(3年間) 次期計画 令和3〜5年度(3年間)※国の基本指針に合わせて策定 必要な障害福祉サービス等を計画的に提供するための実施計画 (現行計画の冊子44〜47ページ) 障害児福祉計画 現行計画 平成30〜32年度(3年間) 次期計画 令和3〜5年度(3年間)※国の基本指針に合わせて策定 障害児に関するサービス等を計画的に提供するための実施計画 (現行計画の冊子48ページ) 2 策定の進め方 障害者計画懇談会 公募区民、障害者福祉団体、障害福祉サービス事業者、学識経験者等で構成。区長へ意見書を提出。 障害者地域自立支援協議会 地域における障害者への支援体制に関する課題等について協議するため設置。4つの専門部会。年間延15回開催。 障害者基礎調査(4,500人対象)、障害者団体ヒアリング(約20団体)、パブリックコメント、素案説明会を実施。 障害者計画検討委員会(庁内検討組織)で検討。検討委員会には5つの分科会を設置、障害福祉サービス分科会、障害児支援分科会、就労支援分科会、社会生活支援分科会、保健・医療体制分科会 計画策定 3 現行計画の概要 障害者計画 第1章 【障害者を取り巻く主な状況と課題】 ○障害者の状況・意向 ・障害者手帳所持者数、相談実績 等 ・基礎調査報告書(H25)、住まい方調査(H28) ○障害者施策の課題 ・区が進めてきた障害者施策の特徴 ・今後推進すべき障害者施策の課題 「地域で暮らし続けるための住まいの確保」「就労支援の充実」「こども発達支援センターの相談体制の充実」 等 第2章 【基本理念と計画の構成】 ○基本理念 障害のある方の一人ひとりの人権を尊重し、どんなに障害が重くとも、地域の中で自分らしい自立した生活ができる共生社会をめざします。 ○計画策定の視点  あんしん、いきがい、つながり ○計画の構成 「ビジョン」の障害者福祉分野の個別計画。 「ビジョン」における戦略計画を重点施策に、アクションプランを重点事業に位置付け。 第3章 【計画期間に進める施策】 ○重点施策 ・障害者の生活状況に応じたケアマネジメント体制を強化 ・重症心身障害児(者)の家族支援事業(在宅レスパイト事業)を新設 ・地域で暮らし続けられる住まいの確保(障害者グループホームの整備促進) ・障害者の就労を推進 ○分野別施策 施策1 ケアマネジメント体制の強化 ・障害者地域生活支援センターの相談支援機能の強化 ・訪問支援(アウトリーチ)事業の拡充 等 施策2 暮らしを支える介護・援助の充実 ・地域生活支援拠点の整備 等 施策3 住まいの場の拡充 ・重度障害者グループホームの整備 等 施策4 障害児支援の充実 ・こども発達支援センターの相談体制の充実 ・医療的ケアを必要とする児童の受け入れ体制の充実 等 施策5 障害者の就労を推進 ・福祉施設等からの一般就労の促進 ・就労定着支援事業の実施 等 施策6 社会参加の促進 ・ねりまユニバーサルフェスによる相互理解の推進 等 施策7 権利擁護の推進 ・障害を理由とする差別の解消の推進 等 施策8 安全・安心な暮らしの支援 ・防災対策・防犯対策の推進 等 施策9 保健・医療体制の充実 ・精神障害者、難病患者支援の充実 等 第4章 【主な実施事業】 ○重点事業(アクションプラン) ○分野別施策に関連する事業(施策1〜9) 第五期障害福祉計画(第5章) ○福祉施設入所者の地域生活への移行 地域生活移行者数、施設入所者数 ○精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築 福祉・保健・医療等の関係者による協議の場を設置 ○地域生活支援拠点の整備 重度障害者グループホーム、ショートステイ、相談支援が一体となった多機能整備型の拠点を整備 ○福祉施設から一般就労への移行等 一般就労移行者数、就労移行支援事業所の利用者数 等 ○平成32年度までの障害福祉サービスの供給見込み量 ○地域生活支援事業の供給見込み量 第一期障害児福祉計画(第5章) ○障害児支援の提供体制(児童発達支援センター等の整備) ○医療的ケア児支援のための協議の場 保健・医療・福祉・保育・教育・家族等の関係者が連携を図るための協議の場を設置 ○平成32年度までの障害児向けサービスの供給見込み量 ○障害児の子ども・子育て支援等(保育所・学童クラブ等)の見込み人数 4 スケジュール(予定) 障害者計画懇談会の予定 第1回 令和元年11月 計画策定の進め方、基礎調査実施の報告  第2回 令和2年3月 基礎調査結果の報告 第3回 令和2年5月 課題検討 第4回 令和2年6月 課題検討 第5回 令和2年7月 課題検討 第6回 令和2年9月 懇談会意見書の作成 第7回 令和2年11月 次期計画(素案)の説明 第8回 令和3年2月 次期計画(案)の説明 障害者計画検討委員会の予定 第2回 令和元年10月 基礎調査実施の報告、現行計画の取組状況の報告 第3回 令和2年3月 基礎調査結果の報告 第4回 令和2年5月 課題検討 第5回 令和2年8月 課題検討 第6回 令和2年10月 次期計画(素案)の作成 第7回 令和2年11月 次期計画(素案)の作成 第8回 令和3年2月 次期計画(案)の作成 調査等の予定 令和元年12月 障害者基礎調査実施 令和2年3月 障害者基礎調査まとめ 令和2年6月 団体等ヒアリング 令和2年12月 パブリックコメント 令和3年1月 区民説明会 令和3年3月 計画策定