資料2 図書館職員向け講座について 1 概要   大泉障害者地域生活支援センターでは、令和元年度から(株)図書館流通センターが指定管理者として受託している図書館の職員を対象とした障害理解促進講座を実施してきた。     令和2年11月に開催した練馬区障害者差別解消支援地域協議会で委員から、一部の図書館だけではなく、地域を広げ、区内全ての図書館で本講座が受講できるようにするべきとの意見をいただいた。   そのため、令和3年度から全ての障害者地域生活支援センターで本講座を実施し、区内全ての図書館で本講座が受講できる体制を整備した。 2 実施目的 障害特性や障害者への対応方法等を伝え、図書館職員の障害理解を促進し、誰もが安心して利用できる図書館を目指していく。 3 主な講座内容 (1)障害の特性や対応方法・配慮 (2)図書館(社会資源)の意義 (3)障害に関する専門機関や相談窓口  (注釈)具体的な内容は、各図書館と障害者地域生活支援センターで調整の上、決定  (注釈)(参考)小竹図書館研修資料(令和3年11月22日実施) 別紙のとおり 4 これまでの取組実績(各図書館からの依頼により実施) (1)令和元年度(大泉障害者地域生活支援センターが実施)   貫井図書館、大泉図書館 (2)令和2年度(大泉障害者地域生活支援センターが実施)   貫井図書館、大泉図書館、南田中図書館、石神井図書館 (3)令和3年度   ア 豊玉障害者地域生活支援センター    〇貫井図書館    〇小竹図書館   イ 石神井障害者地域生活支援センター    〇石神井図書館    〇大泉図書館    〇南田中図書館   ウ 大泉障害者地域生活支援センター    〇稲荷山図書館 5 講座を受講した図書館職員の感想 (1)知的障害のある人の特徴は個別性があり、対応方法の正解は一つではないこと。    だからこそ、常日頃からお互いに歩み寄り、相手のことを知ろうとすることが大切であると感じた。 (2)障害のある人にとって、図書館は社会参加につながる大切な場所ということを知った。    誰もが利用できる場所として、障害のある人もない人も居心地が良くなるように努めていきたい。 (3)障害に関する相談窓口が身近にあることが分かり、心強くなった。 今後、障害のある人の対応等で困ったときはぜひ相談させていただきたい。 (4)今回のお話は、障害理解に関する入口の研修であったと思う。 これから、色々な障害について、また、図書館における障害のある人との接し方について、少しずつ学んでいきたい。