資料3 1ページ 障害者の意思疎通に関する課題の整理 (仮称)意思疎通条例検討部会 令和3年9月8日(水) 2ページ 課題の整理〜条例に盛り込む内容〜 これまでのご意見 ○同じ障害種別でも、その人によって必要としていることが違うと知ってほしい。 ○言葉でコミュニケーションが取れない人の意思も大事にしたい。 ○聴覚障害者(ろう者)のコミュニケーションは手話言語である。 ○ICTの活用により、機器を使って意思疎通ができる人もいる。 ⇒課題 障害特性、個別性に応じた手段が必要 ⇒多様な意思疎通手段の重要性について盛り込むべき 3ページ 課題の整理〜条例に盛り込む内容〜 これまでのご意見 ○機械や技術に頼るだけでなく、近所の人から声をかけてもらえるなど、地域で気軽にやり取りがある社会になってほしい。 ○会社などでは、コミュニケーションの輪に入れないことがある。そういう思いをしている人がいることを知ってほしい。 ⇒課題 区民・事業者の理解や協力が必要 ⇒区民・事業者の理解促進や事業への協力について盛り込むべき 4ページ 課題の整理〜条例に盛り込む内容〜 これまでのご意見 ○まず、障害があるということを伝えることが必要。 ○何かあったら相談して、と言われてもうまく相談できないことがある。自分の気持ちを伝えるのは、時間がかかる。 ○意思を受け止めてもらえることは、その人の自立につながる。 ⇒課題 障害の有無にかかわらず、互いに理解しようとすることが必要 ⇒相互理解や個性の尊重について盛り込むべき 5ページ 課題の整理〜関連事業の検討〜 第1回のご意見(あったらいいこと) ○コミュニケーションボードを使って、「はい/いいえ」で答えられるようにする。 ○手続きの書類の記入例や絵を使った説明書 ○文字でなく具体的に内容が分かる道具。例えば、コンビニで「温める/温めない」のカード ○手話通訳者が増えてほしい。 ○言葉以外で意思を確認すること。 ⇒意思を伝えるための様々な手段を選べるようにする 6ページ 課題の整理〜関連事業の検討〜 第1回のご意見(あったらいいこと) ○タブレットでコミュニケーションが取れるアプリを活用する。 ○視線入力などの技術を利用できるようにする。 ○タブレットを使いこなせるようにする等、ICTの支援をしてくれる人がいれば良い。 ○タッチパネルでお会計ができる。 ○動画で手続きの仕方を知らせてくれたらいい。 ⇒意思疎通の手段の幅を広げるためICTを活用する 7ページ 課題の整理〜関連事業の検討〜 第1回のご意見(あったらいいこと) ○自分の気持ちを言えるよう、時間を十分とって安心して話せる相談先 ○耳マークなど自分の障害を知らせやすくする方法をもっと普及してほしい。 ○一緒に手続き方法を考えてくれる人がいるとよい。 ⇒様々な手段があることや障害特性の理解を広める 8ページ 課題の整理〜関連事業の検討〜 意思を伝えるための様々な手段を選べるようにする ⇒具体的にどんな取り組みが必要か。 意思疎通の手段の幅を広げるためのICTを活用する ⇒具体的にどんな取り組みが必要か。 様々な手段があることや障害特性の理解を広める ⇒具体的にどんな取り組みが必要か。 9ページ 今日の内容 課題から具体的な取組を考える 【1】意思を伝えるための様々な手段を選べるようにする 【2】意思疎通の手段の幅を広げるためICTを活用する 【3】様々な手段があることや障害特性の理解を広める (1)これまでになかった取組の検討 例:どうしたらICTを使えるようになる?使うとき困ることは? (2)取組をより充実させるために必要なこと 例:より多くの区民の理解を深めるために必要なことは? もっと詳しく知ってもらうために必要なことは? 10ページ (参考)練馬区における現在の取組 1 情報の取得・コミュニケーション支援 手話通訳者派遣・設置、UDトーク、音声コード 点字図書・録音資料・対面音読、点字広報・声の広報 磁気ループ、日常生活用具の給付 2 障害理解の促進 庁内接遇マニュアルの作成、障害体験教室 障害者差別解消講演会、つながるフェスタ 3 手話等の普及 手話講習会、点字教室 4 社会参加の促進 行動援護、同行援護、重度訪問介護、居宅介護(通院等介助、通院等乗降介助) アイメイト展の実施 5 ユニバーサルデザインの推進 練馬区バリアフリーマップ ユニバーサルデザイン体験教室