区民意見反映制度によりお寄せいただいたご意見と区の考え方について 1 区民意見反映制度による意見の受付状況   意見件数 29件   意見の内訳 9名(電子メール4名、郵送3名、持参2名) 2 意見の概要と区の考え方について   区民意見を5つの分類に区分しています。また、29件の意見は、プランの体系に沿って記載しています。 @ プラン案に意見を反映したもの 3件 A 既に趣旨が記載されているもの 14件 B 事業実施等の際に検討を行うもの 9件 C 対応が困難なもの 1件 D その他、上記以外のもの 2件    (1)番号1から番号4までがプランの理念・視点への意見です。  番号1 意見の概要 プラン素案は、文化活動を展開する視野が区内に限定され広がりに欠けているのではないか。これまでは区民が都心に行って楽しむものだったが、今後は練馬区への集客を考えるべきである。  区の考え方 このプランの施策実現を通じて、区の文化活動の充実と文化イメージの向上を図り、区外からの集客性を高めていきます。また、その一環として、(仮称)文化戦略ブレーン会議を設置し、新たな時代を見据えた文化政策のデザインや施設のあり方などの議論を始めることとします。  対応状況 既に趣旨が記載されています。  番号2 意見の概要 区民の行動として、日々の散歩行動は重要な位置を占める。みどり環境や景観・風景・風土の形成は、行政として重要な長期の施策と考える。プランに言及してほしい。  区の考え方 環境や景観の形成は、「みどりの風吹くまちビジョン」に位置づけられています。戦略計画「16風を感じながら巡るみどりのまち」を実現するため、まち歩き、ポタリングを通じた練馬の魅力づくりを進めることとしています。  対応状況 既に趣旨が記載されています。  番号3 意見の概要 たとえ経済的なゆとりがなくとも、文化や芸術に満足感を味わえる区民が増えるようになれば、「学びと文化芸術」は輝く。文化芸術を楽しむゆとりの啓蒙活動を推進してほしい。  区の考え方 文化芸術の振興にあたっては、区民の生活にゆとりと潤いをもたらし、区民が心豊かな生活を送ることができるよう、プランに基づき多様な事業実施に取り組むとともに、啓発活動を充実していきます。  対応状況 既に趣旨が記載されています。  番号4 意見の概要 理念の記載は、感性を育むことを重視する方向とわかるが、「現状分析や課題の抽出、理念」を、区民に理解しやすいよう表記してほしい。   区の考え方 方向性を明確にしたプラン名称とし、理念の記載にタイトルを加え、わかりやすくします。   対応状況 プラン4ページに意見を反映しました。 (2)番号5から番号22までが施策への意見です。  番号5 意見の概要 「アニメをデザインした服」のファッションショーを主催・後援してほしい。また、練馬区には、多くの農家や園芸家がキャベツ、大根、ブルーベリーなどを栽培している。それらを使った天然染色を奨励したらどうか。  区の考え方 みどりやアニメなど練馬区の特徴的な文化を輝かせていきます。誰もが気軽に生涯学習や文化芸術に参加・体験できる機会や場として、練馬文化センターなどでの参加型公演やワークショップなどのイベントの充実・強化に取り組みます。区の様々な関係部署と連携する中 で、ご意見を参考とさせていただきます。  対応状況 意見を事業実施等の際に検討します。  番号6 意見の概要 練馬文化センターやココネリホールで区民参加型のフラダンスイベントを開催してほしい。  区の考え方 みどりやアニメなど練馬区の特徴的な文化を輝かせていきます。誰もが気軽に生涯学習や文化芸術に参加・体験できる機会や場として、練馬文化センターなどでの参加型公演やワークショップなどのイベントの充実・強化に取り組みます。区の様々な関係部署と連携する中 で、ご意見を参考とさせていただきます。  対応状況 意見を事業実施等の際に検討します。  番号7 意見の概要 区民によるミュージカルを開催してほしい。  区の考え方 みどりやアニメなど練馬区の特徴的な文化を輝かせていきます。誰もが気軽に生涯学習や文化芸術に参加・体験できる機会や場として、練馬文化センターなどでの参加型公演やワークショップなどのイベントの充実・強化に取り組みます。区の様々な関係部署と連携する中 で、ご意見を参考とさせていただきます。  対応状況 意見を事業実施等の際に検討します。  番号8 意見の概要 超高齢者が健康に過ごせ、元気になるようなイベントが必要である。また、子育て中の母親も運動機会に恵まれない。フィットネスフラダンスは、超高齢者や親子向けに無理がなく最適の運動である。実施に向け検討してほしい。  区の考え方 みどりやアニメなど練馬区の特徴的な文化を輝かせていきます。誰もが気軽に生涯学習や文化芸術に参加・体験できる機会や場として、練馬文化センターなどでの参加型公演やワークショップなどのイベントの充実・強化に取り組みます。区の様々な関係部署と連携する中 で、ご意見を参考とさせていただきます。  対応状況 意見を事業実施等の際に検討します。  番号9 意見の概要 小学校・中学校・大学などの教室で学び直しをしたい高齢者が沢山いると思う。学校を開放して希望者を受入れ、若い学生たちと一緒に学ばせてやってほしい。  区の考え方 大学の授業を学生と一緒に学ぶ武蔵大学特別履修生制度を実施しています。また、練馬Enカレッジにより、学びの広がりを持てる講座を開催することとしています。  対応状況 既に趣旨が記載されています。  番号10 意見の概要 計画の趣旨は大変結構だと思う。文化芸術はイベント会場の近くに住んでいて、元気な人だけのものになっている。もう少し、開催場所を増やすべきである。  区の考え方 文化芸術施設の連携により、拠点が点から線としてつながることをめざしています。さらに面に広げていくため身近な様々な場所でイベント等を開催していきます。  対応状況 既に趣旨が記載されています。  番号11 意見の概要 「文芸」分野は、一番重要であり、担当部局を明記してほしい。  区の考え方 プランは、文化・生涯学習課が新たに取り組む施策に限定して記載しました。 平成25年4月に石神井公園ふるさと文化館分室を設置し、文芸分野を充実しました。今後も、図書館と連携し、区にゆかりの小説家などの顕彰や掘り起しなどを進めます。  対応状況 既に趣旨が記載されています。  番号12 意見の概要 生涯学習の推進において、図書館・青少年課等々がどう連携して、事業に当たっているのかプランに明記してほしい。  区の考え方 生涯学習など区の各分野にまたがる総合的な推進は、関係分野の連携が欠かせません。図書館や子どもから青少年までの生涯学習を所管する教育委員会との連携を追記します。  対応状況 プラン前書きに意見を反映しました。  番号13 意見の概要 寿大学、練馬Enカレッジや文化振興協会、NPO法人などの事業活動と連携協力し、新しい学びと文化推進の実を挙げるべきである。例えば、区内大学や高校などの教職員の知見を借りてほしい。  区の考え方 プランは、寿大学(わいわく倶楽部)や練馬Enカレッジ、文化振興協会などの事業を踏まえて策定し、学びと文化の振興を図るものです。 引き続き、連携を強化していくこととしています。  対応状況 既に趣旨が記載されています。  番号14 意見の概要 生涯学習は、これまでの教え込みから「自主的に課題を解決していく学びの行為」へと変化させることが重要な課題である。施策の中心は図書館の充実である。  区の考え方 プランでは、教養や趣味の生涯学習から、「学んだ成果を活かす・地域社会への貢献」をキーワードとした学習支援の充実を掲げています。引き続き、生涯学習施設である図書館等と連携を図ります。  対応状況 既に趣旨が記載されています。  番号15 意見の概要 図書館と学校図書館は一体としての連携が弱い。子どもたちから青年、成人まで一貫した「読書教育」プログラムが必要である。  区の考え方 区立図書館では、学校図書館と連携して、読書活動や学習指導が十分に展開できるよう機能の強化を図ることとしています。生涯学習の総合的な推進のため、今後も図書館と協力、連携していきます。  対応状況 その他、上記以外のもの。区民意見の5つの分類のうち、4つの分類に含むことができないものを「その他、上記以外のもの」としています。  番号16 意見の概要 区の歴史と文化をダイジェストに知らせる「練馬博物館」が必要である。  区の考え方 地域博物館として、石神井公園ふるさと文化館を設置しています。区の歴史や文化がダイジェストにわかるようその都度展示内容に工夫を凝らしています。  対応状況 既に趣旨が記載されています。  番号17 意見の概要 施策の広がりや質などの成熟度を計るため、練馬Enカレッジなどの効果測定を行い、評価を公表してほしい。  区の考え方 練馬Enカレッジ利用者アンケートや施設利用者満足度調査などを実施し、事業効果を検証しながら、事業の幅や質を高めていきます。 また、評価結果は、生涯学習センター運営懇談会等により公表し、様々な意見を聞いていきます。  対応状況 意見を事業実施等の際に検討を行います。  番号18 意見の概要 「学びに関する情報を一元的に閲覧できるポータルサイト整備」は是非とも行ってほしい。  区の考え方 プランの計画期間中に、学びに関する情報を一元的に提供できるポータルサイト整備に取り組むこととしています。  対応状況 既に趣旨が記載されています。  番号19 意見の概要 高齢者が、社会貢献に繋がる「学び」に出会え、打ち込めるものを見いだすことができれば、幸せが約束される。区はしっかり情報を繋いでほしい。  区の考え方 高齢者世代が地域に目を向け、これからの過ごし方や地域活動、ボランティア活動などに興味を持てるよう取り組みます。イベント(仮称)「輝くセカンドライフ」については、実施段階で、地域に目を向けるきっかけや関心を高める工夫をしていきます。  対応状況 既に趣旨が記載されています。  番号20 意見の概要 施策3 歴史・文化の「発掘」は、専門家調査や地域住民などへの聞き取りなどが必要である。  区の考え方 歴史・文化の「掘り起し」の実施にあたっては、専門家や地域住民のご協力をいただいていきます。  対応状況 意見を事業実施等の際に検討します。  番号21 意見の概要 歴史文化基本構想策定は是非実行してほしい。公開シンポジウムなどを行い、構想案を策定してほしい。  区の考え方 計画期間中に様々なご意見を聞きながら、歴史文化基本構想の策定に着手します。  対応状況 意見を事業実施等の際に検討します。  番号22 意見の概要 「芸術を職業にする人づくり」を新たなプロジェクトに育ててほしい。  区の考え方 練馬から優れた技術力を持つアニメーターを育成・輩出する計画である(仮称)「練馬アニメコンペティション」や、若手芸術家の創作活動の場を支援する(仮称)「ねりまアトリエ村アート・ラボ」を新たに計画化しました。  対応状況 既に趣旨が記載されています。 (3) 番号23から番号25までが、プランを推進し、将来を見据えた次のアクションにつなげるためにへの意見です。  番号23 意見の概要 今回、コンパクトによくまとまったプランができたので、区内3大学の応援も得ながら、活発な活動を展開してほしい。21世紀は文化活動が高く評価される時代になる。  区の考え方 区内3大学等との連携強化により、様々な文化芸術活動の展開を進め、次の時代の文化芸術のアクションにつなげていきます。  対応状況 既に趣旨が記載されています。  番号24 意見の概要 プラン素案は、計画論的にはよく網羅されていると感じる。国立や都立施設等も視野に入れた学びと文化の推進プランを考える必要がある。都や民間と協調して、良い空間施設や景観を創出するスタンスも重要である。  区の考え方 プランは、文化・生涯学習課が新たに取り組む施策に限定して記載しました。 施策の実現にあたっては、国や都立の文化施設との連携も視野に入れて取り組むことがわかるよう記載を追加します。  対応状況 プラン21ページに意見を反映しました。  番号25 意見の概要 今後の文化芸術施設機能として以下の機能を整備してほしい。 @花道や木製床付きの邦楽・能楽ホール Aパイプオルガン付き音楽ホール B中央図書館 C科学ミュージアム D向山庭園へのししおどしや水琴窟の設置  区の考え方 プランは、文化・生涯学習課が新たに取り組む施策に限定して記載しました。 ご意見は、施設のあり方を検討する中で参考とします。  対応状況 意見を事業実施等の際に検討します。 (4)番号26から番号29までが、プラン体系以外への意見です。  番号26 意見の概要 プラン実現のため、区職員の学びや文化芸術に取り組む意識や業務理念等々の向上について、プランに記載してほしい。  区の考え方 プランは、文化・生涯学習課が新たに取り組む施策に限定して記載しました。 プランを示し、事業の実施を図ることを通じて職員の意識向上につなげます。  対応状況 プランへの記載への対応は困難です。    番号27 意見の概要 学びと文化芸術の振興のための予算措置は、極力抑えて実施してほしい。  区の考え方 事業評価や事業の費用対効果を検証しつつ、最大限の効果を生むよう事業の展開に努めていきます。  対応状況 意見を事業実施等の際に検討します。  番号28 意見の概要 多くの人が放送大学で学んでいる。放送大学の学習センターを練馬に設置してほしい。300以上の講座は生涯学習として魅力である。  区の考え方 現在、放送大学の学習センターを区内に誘致する計画はありません。なお、プランは放送大学で行われている講座など、生涯学習の状況を踏まえて策定しました。  対応状況 その他、上記以外のもの 区民意見の5つの分類のうち、4つの分類に含むことができないものを「その他、上記以外のもの」としています。  番号29 意見の概要 「みどりの風吹くまち」実現のための都市緑化にあたり、「都市に住むルール」の社会教育が弱体化しているように思う。都市緑化の専門職員が必要である。  区の考え方 プランは、「みどりの風吹くまちビジョン」の学びと文化芸術分野の個別計画です。専門職員が配置されているみどりの分野と連携し、様々な事業を展開していきます。  対応状況 既に趣旨が記載されています。