表紙 もっともっとアートプロジェクト 文化芸術をもっと楽しむ 2ページ、3ページ このページは、もっともっとアートプロジェクトについて説明をしています。 練馬区のもっともっとアートプロジェクトってなんだろう? 皆さんの生活を文化芸術の力でもっと豊かにしたい。 そんな想いで進めてきた練馬区の文化芸術の取組をアップデートする、それが“もっともっとアートプロジェクト”です。 皆さんに「練馬区=文化芸術のまち」と思ってもらえるよう取り組んでいきます。 これまでは都心に行かずとも文化芸術を楽しめる環境づくりとして、 「みどりの中で誰もが優れた文化芸術を楽しめるまち」の実現を目指して「みどりの風 練馬薪能」や「真夏の音楽会」など、練馬区ならではの質の高い取組を実施してきました。 その取組をアップデートし、これから目指すのは、「文化芸術をもっと気軽にもっと身近に楽しめるまち」です。 今回、練馬区民のみなさん800人に練馬区の文化芸術についてアンケートを実施しました。 一問目、「練馬区の文化芸術」といえば? 1位、映像文化(アニメ、漫画、映画など)。2位、音楽(オーケストラ、オペラ、合唱など)。3位、伝統芸能(能、狂言、歌舞伎など)。4位、美術(絵画、彫刻、工芸など)。 いくつか区民のみなさんの声を紹介します。 ・ジャパンアニメーション発祥の地で有名ですよね ・開放感がある野外でのコンサートが最高! ・狂言師の野村万作さんが名誉区民だから さらに、練馬区出身のフリーアナウンサー・宇賀なつみさんにも聞いてみました! 大泉出身なので、やっぱりアニメ・漫画です! 大泉学園駅の発車メロディが『銀河鉄道999』だったり、モニュメントも並んでますからね。漫画『島耕作』シリーズで石神井公園のシーンがたくさん出てるのも大人になってから知りました。 二問目、文化芸術をもっと身近に感じるためには? 1位、安価に楽しめる。2位、気軽に参加・体験・鑑賞。3位、色々な場所でのイベント。4位、日常で触れられる。 いくつか区民のみなさんの声を紹介します。 ・安いと回数が多く行けますね ・気軽に参加できるイベントがたくさんあると嬉しい ・ヨーロッパみたいに街でもやっているといい 三問目、練馬区に期待することは? ・入門的な催しが増えると良いのでは ・新しい美術館の完成が楽しみ ・若いアーティストの応援をしてほしい ・大人向けの体験イベントも参加してみたい ・子どもたちが芸術に触れる機会を増やしてほしい ・保育付きのコンサートとかあると行きやすいかな 4ページ、5ページ このページはもっともっとアートプロジェクトの3つのコンセプトについて紹介しています。 1、「練馬区ならでは」の優れた文化芸術をもっと身近に。 美術館や練馬文化センターなどの文化施設、練馬にゆかりがあるトップアーティストなど練馬区には、身近に優れた文化芸術を楽しめる環境が豊富です。こうした練馬の魅力を活かし、子どもから大人まで、誰もが「優れた文化芸術をもっと身近に楽しめるまち」をつくります。 これからは次のスタンスでアップデートしていきます。 ホンモノを“体感”できる。子どもも伸び伸び楽しめる。興味を持つきっかけとなるような情報発信。 2、参加・体験できる機会を充実し、文化芸術にもっと親しむ 「ちょっと気になる」「なんだか面白そう」そんな小さなきっかけで、文化芸術との距離が近くなるはず。様々な場所で気軽に参加・体験ができる機会を充実し、「文化芸術にもっと親しめるまち」をつくります。 これからは次のスタンスでアップデートしていきます。 日常でアートに出会える。まちなかでパフォーマンスを楽しめる。 皆さんが“主役”になれる。 3、地域の文化芸術の取組を応援し、文化芸術をもっと広げる 区内では、区民の皆さんによるイベントが展開されています。イベントに参加する区民の皆さんを応援するとともに、まちの魅力を多くの方に届ける「文化芸術がもっと広がるまち」をつくります。 これからは次のスタンスでアップデートしていきます。 皆さんとともにつくる。地域の文化芸術情報を届ける仕組みをつくる。文化芸術を通じてまちを盛り上げる。 6ページ、7ページ、8ページ、9ページ 宇賀なつみさんへのスペシャルインタビューのページです。 「宇賀なつみさんに聞く 文化芸術の魅力 文化芸術は私にとっておやつ!?」 フリーアナウンサーとして多忙な日々を送る傍ら、 各地の美術館を巡るなど、「アート」を楽しんでいる宇賀なつみさん。子どものころ、練馬で触れた文化芸術の思い出や、自身が考える楽しみ方などについて、語っていただきました。(撮影場所 練馬文化センター大ホール) (聞き手)本日お越しいただいた練馬文化センターでは、音楽や演劇、能・狂言など様々な公演を行っていますが、練馬文化センターに来たことはありますか? (宇賀さん)中学生のときに所属していた吹奏楽部のコンクール会場が練馬文化センターでした。大会に向けて一生懸命練習して、「あー、今年は銀賞だった」「金賞目指したい」みたいな感じで頑張った青春の場所です。あと、学校の合唱コンクールでも毎年来ていましたね。3年生の時はピアノ伴奏をして、学年で優勝したのはいい思い出です。 (聞き手)子どものころ、文化芸術に触れる機会は多かったですか? (宇賀さん)出かけることが好きな両親だったので、休みの日は必ずどこかに行っていて、美術館にもよく行っていました。練馬区立美術館も幼いころよく行っていましたね。どちらかというと両親に連れていかれていた感じですけど(笑)。あと、「ちひろ美術館・東京」は私の“デビュー”美術館です。そんな家庭で育ったので、今でも旅行先では美術館を探してしまいます。アートそのものも好きですが、静かで、凛としていて、みんなが集中している空気感がすごく好きですね。あと、コンサートやライブにもちょこちょこ行っていました。ステージと客席があって、生演奏っていいな、という感覚はあったと思います。 (聞き手)小さいころの体験はとても大事なことですね。 (宇賀さん)生で演奏を聞いたりすると、「こんなに大きな音がでるんだ」「こんなに優しい音色なんだ」という驚きや発見があると思います。ぜひ若いうちからそのような体験ができるといいですよね。あとは、やっぱり「文化芸術」というと、何か知識がいるんじゃないか、お勉強っぽくなるんじゃないか、という少し難しいイメージになりがちですけど、実はすごく「自由」だし、私の中では「おやつ」みたいな感覚です。生きていくために必要不可欠ではないけれど、それがあると人生が豊かになる、日常にちょっと彩りがでますね。チョコレートやアイスを食べるぐらいの気持ちでアートを見たり、触れたりできるといいんじゃないかな、と思っています。 (聞き手)アートを見に行くのは学生のころからですか? (宇賀さん)そうですね、子どもの頃からのルーティンみたいになっています。そんなに高価なものではないですが、例えば、アンティークの家具屋さんや美術館に行った時に「あ、この絵いいな」と思ったら、買うんです。それを飾ると部屋に奥行きが出る感じがします。色彩もそうだし、時代感覚も。小さくてもいいんですけど、絵を1枚飾るだけで生活がすごく豊かになるので、そういうことはしてますね。 (聞き手)これまでの体験が今の生活に影響を受けていることはありますか? (宇賀さん)これまでとにかくシャワーのようにじゃぶじゃぶ浴びていたからこそ、今はあまり「文化芸術」が怖くないというか、ハードルが高いと思っていないんだと思います。簡単な日記を書いているんですけど、そこに今日見たものや感じたことをちょっとしたイラストで描いたりしています。ホントに下手なんですけど、絵心がある・ないではなくて、描くか・描かないかだけだと思うんですよ。別にそれを額に入れて売るわけではないし、自分が自分のために描いているだけだから、なんだっていいわけじゃないですか。とにかく、たくさんシャワーを浴びてきたことで表現の方法も豊かになっている気がしています。 (聞き手)アートとの垣根があまりない、日常の中に「アート」がある、という感覚をお持ちなんでしょうね。 (宇賀さん)ドライフラワーとか、ちょっとした壺や花瓶を見て、「これをあそこに置いて、あれと合わせたい」みたいに考えるだけでもアートなのかもしれません。あと、ヨーロッパとか海外の美術館に行くと学生は入館無料だったりして、若い人がアートに触れやすい雰囲気があるんですよね。その点は日本はちょっとできてないかな、って思ったりします。 (聞き手)宇賀さんが考える、文化芸術を楽しむポイントやヒントなどがあれば教えてください。 (宇賀さん)以前アーティストの方が「作品は完成して世に出したら、あとは見る皆さんの自由なので、『こう見てください』というのは、実はあまりない」とおっしゃっていたのが印象的です。「もっと自由に見ていいんだ」「気軽に楽しんでいいものなんだ」と思えるようになったんですよね。例えば、ゴッホ展を見に行きます、となったときに、ゴッホの経歴を全部調べて作品をインプットして、これはここがポイントだ、という風に見ることが楽しいと思う人もいるだろうし、ふらふらーと行って、説明も読まずに気になったものだけをじっと見るのがいいと思う人もいる。「今日は、あれが好きだったな」とか「あの絵に一番惹かれたな」ということだけが何となく体の中に残っていれば、今後、服を選ぶ時や家具を買う時に影響するかもしれないし、何かを決めるときに決断が変わるかもしれない。その程度でいいのかなと思います。私もプロフィールの「好きなもの」に「アート」って書いていますけど、好きなだけで別に得意なわけではないので。そういう意味で「好きなもの」にしています。 (聞き手)今後、文化芸術の分野でやってみたいことや企画してみたいことはありますか。 (宇賀さん)絵はちゃんと習って描いたことがないので描いてみたいですね。趣味でそういうことがいつかできたらいいな、と思っています。なので、簡単なポイントを教えてもらえるワークショップとかあると楽しそうですよね。あとは、アートの「蚤の市」みたいな感じで、自分で作ったものや家にある絵を交換したり、安く売り買いできるところがあったらいいな、と思います。眠っていたものが使ってもらうことで、生きるアートになりますよね。シェアしたり、他の人に使ってもらうという方が今の時代にも合ってるし、自分にとってはいらないものでも誰かにとってはお宝かもしれないですから。そこで「つながり」が生まれるのもいいですよね。 (聞き手)最後に、皆さんに知ってほしい「練馬区の魅力」を教えてください。 (宇賀さん)練馬区のいいところは、23 区内だけど自然が多く残っているところですね。緑が多くて、空も広くて、畑もたくさんある。そんな自然が多い練馬区では、「自然×アート」みたいなこともできるだろうし、屋外でのコンサートやワークショップとかも開催しやすそうですよね。まずは場所があること、実施できる環境が整っているということがとても大切ですから。そういう意味では一番可能性を秘めているのではないかと感じています。あとは、アニメ・漫画のイメージがある「大泉」や学生が多くいる「江古田」など、まちに特色があるところがたくさんあるので、それを活かした展開も期待したいですね。 宇賀なつみさんのプロフィール 東京都練馬区出身。2009 年立教大学社会学部を卒業し、テレビ朝日入社。入社当日に「報道ステーション」気象キャスターとしてデビューする。その後、同番組スポーツキャスターを務め、「グッド!モーニング」「羽鳥慎一モーニングショー」等、情報・バラエティ番組を幅広く担当。2019 年に同局を退社しフリーランスとなる。現在は、テレビ朝日系「池上彰のニュースそうだったのか!!」フジテレビ系「土曜はナニする!?」TOKYO FM 「SUNDAY? S POST」等、テレビ・ラジオを中心に幅広く活動。初エッセイ【じゆうがたび】(幻冬舎)も、好評発売中。 10ページ、11ページ こちらのページは、練馬区で楽しめる文化芸術を紹介します。 ホールでも・野外でも・お家でも!? 練馬区で楽しめる文化芸術いろいろ ゆる〜く参加できるものからビシッと決まる本格派まで文化芸術イベントが盛りだくさん!自分のスタイルに合った「練馬の文化芸術」を見つけて楽しんでください! 音楽 ・真夏の音楽会 本格クラシックを身近に味わえるコンサートです。 ・ねりまの森の音楽祭 誰でも気軽に参加できる野外コンサートです。 伝統芸能 ・能楽体験ワークショップ 能に触れる参加型講座です。 ・みどりの風 練馬薪能 野外で行う幻想的な能・狂言公演です。 郷土文化 ・郷土芸能 ねりま座 「祭囃子」の公演です。 ・石神井公園ふるさと文化館 練馬の歴史や伝統文化を学べる博物館です。 映像文化 ・ねりぶんシネマday 練馬区ゆかりの名作を大スクリーンで楽しめる映画上映会です。 ・ねりま漫画サロン 漫画家が世界一住んでいる!?漫画家に出会えるイベントです。 ・映像∞文化のまち ねりま 区が誇る映像文化を発信するウェブサイトです。 ・大泉アニメゲート ジャパンアニメーション発祥の地!練馬区ゆかりのキャラクター像が並びます。 美術 ・練馬区立美術館 日本の近現代美術を中心とした斬新な視点での企画展を実施しています。 ・こどもアートアドベンチャー こどもたちが「アート」に触れ、体験できます。 ・アートマルシェ ねりまのまちをアートが彩る地域密着型イベントです。 裏表紙 冊子のまとめのページです。 「文化芸術のまち ねりま」のイメージです。 優れた文化芸術を “もっと身近に” 区民の皆さんが都心に行かずとも、トップアーティストの公演を楽しんでいます 参加・体験機会を充実し “もっと親しむ” まちなかにアートが溢れ、日常の中で文化芸術を楽しむことが当たり前になっています 地域の取組を応援し “もっと広げる” みんなが地域の文化芸術イベントを楽しみにしており、文化芸術の「輪」が広がっています 文化芸術を“ もっと” 楽しんでいただき、皆さんの生活が“ もっと” 豊かになるよう、一緒に「文化芸術のまち ねりま」をつくりましょう! 発行 練馬区 地域文化部 文化・生涯学習課 電話 03-3993-1111(代表) メール BUNKASHOUGAI@city.nerima.tokyo.jp 令和8年(2026 年)3月