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練馬の地名 今むかし(大泉町)

ページ番号:582-640-910

更新日:2010年3月24日

大泉町(おおいずみまち)

 江戸時代から明治の中ごろまで橋戸村といった。ほとんどが幕府直轄の村ばかりあった練馬区内としては、数少ない私領で、忍者服部半蔵率いる伊賀組の給地であった。その伊賀衆奉納の御手洗(みたらし)が氷川神社(大泉町5-15)境内にある。地名の起こりは、村の開発者が八戸あったからとする説もあるが、白子川の地形がつくる「端の瀬戸」と解した方が妥当のようだ。
 明治22年小榑村(こぐれむら)と合併、埼玉県榑橋村(くれはしむら)となり、同24年東京府へ編入、大泉村大字橋戸といった。昭和7年市郡合併で板橋区になったとき、大泉村は東・西・南・北大泉町と大泉学園町の五つに分かれた。旧橋戸村は北大泉町と呼ばれた。昭和22年練馬区成立後も町名はそのままだったが、55年住居表示が実施され北をとって今の町名になった。北端(きたはし)のイメージをぬぐい去って、町発展の期待がこめられているのだろう。
 清水山憩いの森(大泉町1-6)のカタクリ、八坂神社(同1-44)の富士山、大泉第一小学校(同3-16)正門脇の御鷹場の碑、人頭石で有名な教学院(同6-24)など、町内には史跡が多い。

ねりま区報 昭和59年8月1日号 掲載

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