東京手描友禅【森崎喜雄】

1940年生まれ。静岡県駿東郡清水町生まれ。55年、模様師瀧澤秀越氏に師事。
67年、独立『もり工房』設立。
73年、籐柳苑「最優秀賞」受賞。80年、日本きもの文化協会「奨励賞」受賞。
92年、練馬区伝統工芸会会員、東京都伝統工芸保存連合会会員
04年、練馬区より「技能功労賞」受賞

　江戸元禄時代より受け継がれてきた「真糊友禅」の技法・技術を、長年の修行で会得。独立後もさらに研鑽・努力を重ね、今日に至っております。
　「きもの手描友禅」の留袖、訪問着、付け下げ、帯のほかに、独自で習得した「友禅日本画」を区美術館や都美術館、グループ店等に発表しています。
　永々と受け継がれている友禅の技法・技術を守り、さらに後世に伝えていくことが私に課せられた責務と考え、日夜研鑽に精励、努力を重ねております。