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練馬区
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平成28年 第四回定例会

更新日:2016年12月2日

<p>動画の概要 前川区長記者会見 平成28年第四回定例会</p>

日時

平成28年12月2日(金曜) 午後3時〜午後4時

区長発言

 皆さま、こんにちは。お忙しいところお集まりいただきましてありがとうございます。それでは議会の当初に行う定例の記者会見を始めさせていただきます。今回の所信表明の内容に即して説明させていただきます。画面に内容が出ますので、これを見ながら、また、お手元に資料もいっていると思います。
 まず練馬区独立70周年であります。これは、ご案内のとおり、昭和22年8月1日、23番目、最後の特別区として誕生したわけです。写真をご覧いただくと、もう隔世の感があって、本当に畑地、畑であった。人口11万人であった。それが今は72万人を3千超えていますから、全国19番目で、しかもこれからも人口が増え続けると言われている都市は、確か川崎市と練馬区だけなんですよね。それ以外は減ると言われています。そういった都市として発展しているわけで、感慨深いものがあります。次のページを見ていただきますと、それを記念して来年、独立70周年記念事業を展開いたします。今話したような趣旨が資料に書いてあります。練馬区は人口も増え続けていますし、ある意味で発展が急激であっただけにインフラ整備が後れてきたと。逆に遅れたからみどりが残ったり畑地や農地が残ったりして、地域の絆も生きているわけでありまして、これはチャンスだと私は思っております。現にいろんな意味で、これからご紹介する政策の効果もあって、23区で子育てしやすい区のトップに選ばれておりまして、家族で住みたい区の2位にも選ばれております。これから頑張れば、ますます発展すると私は確信しております。下のカッコにありますように、70周年を節目として未来に向けた夢のあるまちづくりにさらに加速したいと考えております。どういう事業をやるかというと、イベントが大半なのですが、お祭り事業をやります。3月26日に練馬こぶしハーフマラソンをやりますから、そこをスタートとして、次々にやっていきます。8月1日は70周年記念式典の日として、花火フェスタを考えていますが、総合運動場でやることを考えています。それから10月15日練馬まつりの記念パレードをやって、できればおみこしにも参加してもらえればと思っています。10月14日は薪能です。今年初めてやったんですが、2,200人程ご来場いただきました。大変ご好評をいただいて、競争率が20倍ほどの希望があったと聞いています。

 それからまた12月には、ユニバーサルフェスティバルをやります。障害のある方と健常者がいっしょに楽しめるスポーツのフェスティバル。この二つは、プレイベントとして今年既に実施をいたしました。今お話しした中に、花火フェスタとか、真夏の第九とか、記念パレード、これらは新しい事業であります。真ん中に区民協働事業とあります。私の区政は、これからお話ししますが、区民の参加と協働を基本としておりますので、区民協働でいろんな事業をやっていきたい。お手元に資料を配ってあると思います。主な70周年記念事業の概要で、今お話しした事業については1ページから2ページに説明してあります。3ページに区民協働事業を並べてあります。これは区民から提案していただいて、たくさん提案をいただきました。その中から選ばさせていただいて、こういう事業をやっていこうということにしております。そしてもう一つ、区民協働事業と並んで、「地域おこしプロジェクト」というのをやっていきたいと考えています。何度も申しますが、私は、区民参加と協働を基本にしたいと、いろんな地域に出かけて行って、何十回と区民と話し合いをしてきましたし、それから、例えば農業とか福祉とか産業とか、分野別に話しを積み重ねてきました。その中でいろんなことをやりたいとお話しを頂いています。福祉医療だけではなくて、例えば、練馬区は和菓子のお店がたくさんあるんですが、和菓子の里を作りたいと。これは先日報道してもらいました。ありがとうございました。これだけではなくて、今度はまた、新しい事業を掘り起こしてやっていきたいと思います。それから当然、形に残る事業、心に残る事業も、練馬の未来につながる事業としてやっていきたいと思います。そして4ページを見ていただくと、独立70周年記念ロゴマークも作成いたしました。これは、私はセンスはありませんので、職員が中心になって作りました。練馬区のイメージ、豊かなみどり、そしてみどりの風に葉っぱがそよいでいる、そういう形で作らせていただきました。これをいろんな事業のパンフレットなど、積極的に使わせていただこうと思っております。それが70周年記念です。

 次に区政改革です。区政改革は、そもそも私が区民にお約束したのは、「改革ねりま」であって、区政改革でありました。5ページを見ていただくと、今までもいろんなことをやってまいりました。27年3月、みどりの風吹くまちビジョンを発表して、その後アクションプランを発表しました。これは主として政策が中心であります。それこそ、まちづくり、医療福祉、都市インフラ様々なまちづくりについての政策を取りまとめて戦略事業として打ち出して、現実に実行に入っております。それと並んで、区政改革をより具体的にやっていこうと。この区政改革の内容は二つに分かれます。今までのところ、昨年の12月に「練馬区のこれからを考える」として、区政に関するデータ集、グリーンペーパーなどと議会では言っておりますけれども、これを発表いたしました。例えば保育所の子ども一人当たりいくら経費がかかっているか、0歳児では51万円かかっているわけですが、そういったものを公表していくと。それを元にパブコメを実施して、区政改革計画を策定いたしました。これも素案を作ってパブコメをやり、10月に計画として確定しております。これと並行してイメージアップ作戦をやってまいりました。「よりどりみどり練馬」と言いまして、いわばコマーシャルフィルムを作りました。なぜこういうことをやったか。遊びでやったのではなくて、私が就任した当時は、一区民としても感じていましたが、練馬区のイメージは極めて悪かった。当時、建築確認の問題もあったりして、お役所の典型みたいな感じがあった。私自身も一区民として、練馬というのは、ちょっと古いのかなというイメージを持っていたのは事実であります。これを変えたい。なかにはマスコミの悪意あるキャンペーンもあったようであります。これを克服して、練馬区の未来に向けた積極的なイメージを打ち出していこうと、それが狙いであります。ただいつまでもやるものではありませんので、来年今お話しをした、独立70周年のイベントで集大成として、さらにまた新しいステージに入っていきたいと思っています。

 6ページを見ていただきますと、今の話しを、われわれ役人ですから、こういうまとめ方をしないと頭が整理できないので整理してあります。3月にビジョンを作って、6月にアクションプランを作って、次期のアクションプランは来年度改定いたします。こういった政策の流れがあって、脇に区政改革と出ているのは、ビジョンに掲げる政策を実現する仕組みや態勢を見直すのが基本であります。とは言っても、仕組みを見直したら、政策がより進化したものもあります。そういったものを含めて区政改革計画として10月に策定をして発表しました。練馬区は冒頭お話ししたように、豊かなみどりも残っていて、大都市東京の中心近くにあって、人口も増えている。可能性が大きい都市ですが、ただ同時にまだ課題もある。少子高齢化はもちろん、長い目で見たら人口が増えているとは言っても、確実に進んでいきます。財政基盤が揺らぐ危険もある。そういう中で、福祉医療サービスを充実し、都市インフラをちゃんとやっていかなくてはいけない。そういう大課題が残っています。いわば二重の困難に直面している。それを克服するためには今こそ区政改革を実行して将来に備えようというのが趣旨であります。これを基にして個別の公共施設等総合管理計画、その他の計画をこれから作ろうとしているものもあるわけです。だいたいの概要が7ページを見ていただくと、区政改革計画の簡単な骨格だけを示してあります。この目的は、書かれていますように、方策2にありますが、区民サービスの向上と持続可能性の両立を図ることが根本、目的であります。これを区民の参加と協働で実施していこうというのが大きな骨組みであります。具体的な中身は全部説明していたら時間がかかりますのでできません。例えば政策について言えば、待機児童ゼロ作戦を実施したり、ひとり親家庭自立応援プロジェクトを実施したり、あるいは、はつらつシニアクラブ、街かどケアカフェを実施したり、ビジョンにはなかった、あるいはビジョンでは不十分だった課題をより積極化したものと、それから、みどりの区民会議を作るとか、あるいはケースワーカーを増員するとか、具体的仕組みをさらに工夫したものがあがっております。こういう両面にわたってまとめております。

 これを基にして、今度は公共施設等総合管理計画を作ろうというのが次にご説明するテーマであります。8ページから9ページが概要。10ページと続くわけですが、8ページをご覧いただきますと、区政改革計画に従って、一番これからお金がかかる分野の一つは公共施設である。区立施設と都市インフラである。これをどうやっていくか。その中でも学校施設は、格段にお金がかかります。これをこれからどうやっていくか、大きな道筋を示しているのが公共施設等総合管理計画であり、また、その下位計画である学校施設管理基本計画であります。ここには書いてありませんが、お金のポイントだけ申し上げます。30年間で改築改修をやっていったとすると、区立施設は6,450億円かかります。1年間で215億円であります。現実に今いくら使っているかというと平均して52億円であります。その中で学校がいくらかというと、3,133億円でしたか、これを1年間で割りなおすと128憶円、現在の1年間の実績は33億円であります。公共施設全体で1年間に52億円かかっている中で学校施設で33億円であります。ただ漫然と整備していったらとてつもないことになります。これをどうやっていくかというと、10ページの左半分にあるように施設配置を適正化すると、今のまま維持できない場合もあるわけです。例えば学校は、子どもの人口が練馬区はまだ増えていますが、将来確実に減るわけですから、今のまま全部小中学校を維持すると大変なことになりますので、過小規模の学校については場合によっては、廃止したり統合しなくてはいけない。そういった施設配置の最適化をやりながら、維持更新の方針としては、これまで施設の目標使用年数60年だったものを80年に改定して長続きしていくようにしていこうと。そしてまた運営についても、直営だけではなくて、民間を活用した方が効果的な分野については、委託民営化を積極的にやっていきます。これは誤解がありますが、私はいつも申し上げているんですが、例えば保育サービスについて、私は東京都で社会福祉を一番長くやりました。30数年務めた中で12年間社会福祉をやりました。つまり、保育所のサービス、例えば病児保育とか長時間保育とか、それを一番積極的にやってきたのが民間保育であります。区立公立ではできない、いろんな理由があって。ご想像にお任せしますが。

 そういった中で、先導的にやっていただいている民間の力を活用しながら、委託民営化をやっていこうというのが大きな考え方であります。これをただ漫然とはできませんから、リーディングプロジェクトを挙げてあります。こういった形で公共施設等の管理を挙げているのは練馬区だけだと聞いております。当面現実に問題となっていて、必ず今後に影響していく、そういう意味の大きなプロジェクトをここで抜き出しております。出張所の廃止とほかの施設への転換の問題、2番目は全く個別ですが、高野台運動場を廃止して病院と福祉園に替えていく。地域施設、これも出張所の廃止と合わせて再編していく。そして4番目は学校の統廃合の一例であります。そして5番目はある種の複合化の一例です。要はいろんな施設の機能を見直して総合的にやっていこうというのが、この考え方であります。なお、8ページに戻っていただいて、今お話しをしたのは公共施設等総合管理計画の中の区立施設、要は建物であります。それに対して右側にあるのは都市インフラ。練馬区というのは都市インフラの整備、特に道路の整備が著しく遅れております。道路それから鉄道です。これを何とかしないといけない。ただ幸いなことに、この分野については、練馬区が独自の財源でやらなくても、都の交付金、国の補助、いろんな体系がありますから、それを使いながらやっていけば、財源としては手当てできる。ただそれは、東京都がまだ発展するという前提、財源に余裕があるという前提です。それを前提とすれば、公共施設のように自ら財源を作る必要はない。今のところはそういう制度になっています。ただ放置はできませんから、積極的にやっていかなければいけない。

 次にこの一環である出張所の廃止についてお話しをいたします。11ページを見ていただくと、出張所は現在11か所あります。いろんな経緯があって、11か所でやってきたわけですが、シカクの中を見ていただくと、時代の変化とともに大きく機能が変化してきております。郵便局での証明書交付を開始したと、平成26年7月から。それから住民税等の収納手段の多様化、コンビニ納付が出来るようになってきております。出張所の取扱件数は大きく減少しております。マイナンバーカードによる証明書交付も既に始まりました。私は自分でコンビニでやってみたんです。これは想像していたよりはるかにスムーズで、しかも確実にできる。自分で感心したくらいであります。こういったいわばテクノロジーを利用した努力もしながら、グラフにありますように、来年の3月で、すべてを廃止します。これはしかし今ある建物を全部なくすとかそういう意味ではありません。出張所には青少年育成地区委員会がありますので、これを必ず残す。それと合わせて街かどケアカフェとかいろんなものを作って、区民の地域活動の拠点としていきたい、というのがイメージであります。それを図示したのが12ページであります。ご覧いただくと、青少年育成地区委員会に加えて、例えば街かどケアカフェでありますとか、様々な機能を持たせて、そしてここを拠点にして住民の皆さんが頑張れるようにしていきたいと思っています。

 次に4点目。介護予防・介護サービスについてお話しをします。13ページを見てください。ここは2つ大きな柱があります。介護予防の推進と介護サービス基盤の整備であります。高齢者の介護予防の推進につきましては、今年、谷原に、街かどケアカフェを開設しました。お陰様で大変好評で、高齢者の皆さんが集まって、お茶を飲みながら介護予防について学習をする。専門スタッフと相談したりしながら、地域団体が日替わりで講座をやっています。10月末時点で約6,600人が利用しています。この要望が多いので、これを拡大していきます。来年度は第三出張所跡と大泉西出張所跡に設置をすることにしています。またケアカフェだけでは足りませんので、ブランチをやっていきます。基本的に民間団体が経営するところ、地域サロンがありますから、そこに設置をしていきます。来年度は5か所を考えております。さらにそれに加えて、高齢者相談センターの支所が出張して、ケアカフェ事業を実施することも加えてやってまいります。そして12ページを見ていただくと、高齢者相談センターが今全体で、本所が4か所、25か所の支所があります。これが高齢者相談の拠点でありますけれども、これをより身近で利用しやすい窓口とするために、出張所跡施設への移転を進めてまいります。そして今後、これは議会とも相談しなければいけないので確定的には言えませんが、本所・支所に分かれている体制を見直そうと。高齢者相談センターをもっと充実して新しくサービスをやる体制に持っていきたいと考えております。それから高齢者センターです。これを大泉学園町の関越自動車道高架下に、新たに4か所目を開設します。あわせて高齢者センターという名称がいろんな意味で誤解を招く。区民から見ても分かりにくい。特養とどう違うのか、敬老館とどう違うのかさっぱりわからない。こういう名称を付けたのが、そもそも誤解を招く元でありましたので、これを「はつらつセンター」に名称変更をいたします。

 それから15ページを見ていただくと、相談支援とあわせて、そもそもの基盤整備をやっていきます。特別養護老人ホームを大きく充実してまいります。今でも練馬区は、23区の中で最も特養の施設数が多いわけですが、これをさらに増やします。平成29年度2か所開設して29か所にいたします。その後もさらに2施設を平成30年度に開設する予定であります。加えて、今土地活用セミナーなどでもやっておりますけれども、土地の定期借地権方式だけでなく、新たに施設の賃貸借方式も導入して、特別養護老人ホームを増やしていこうと考えています。もう一つ。23区で初めてでありますが、看護小規模多機能型居宅介護施設を開設いたします。図をご覧いただくと、いわばデイ、ショートステイ、それから訪問介護。それに新たに訪問看護も始めようということであります。大泉学園町に来年度新しい病院ができますので、それと連携をしながら、在宅療養ネットワークをさらに拡充していこうというのが私どもの考えであります。ゆくゆくは地域包括ケアシステムの大きな一角を担ってもらおうと考えております。

 5番目。今回の議会に提案をしておりますが、保育所・幼稚園の保育料の改定であります。今回の所信で話した中では、課題としては一番大きな問題であろうと思います。これまでの区の取組でありますが、16ページです。5年間で約4,600人の定員増、これは都内最大であります。それだけやった、それでもなお待機児童が、わずかながら166名残った。なぜか。次のページを見ていただくと、私は長い間社会福祉をやって、なかでも一番長くやったのが児童福祉であります。多少状況は分かっていますが、当然ながら理由の一番、女性の社会進出に伴う共働き世帯の増加。これは当然の社会変化でありまして、私自身も家内と共働きでずっと子どもを育ててきましたから、これは歴史的に見ても当然の変化であって、むしろ歓迎すべきことであって、もっと積極的に支援すべきだろうと思っています。ただ問題があるのは、これまでは保育所はいわば救貧対策の一環としてそもそも位置づけられてきた。保育に欠ける、例えば農業とか忙しい商店街の時期など、そういった人たちをイメージとして、制度が組み立てられていた。そこでコスト負担がないのと同じような感じだった。それが社会状況が変わったのに制度が変わっていない。そういう意味ではコスト負担も見直さなければいけないのですが、しかしこれは当然ながら限界があります。例えば0歳児に51万円税金でかかっています。これを全部保育料で払うのはありえないわけであって、じゃあどうしなければいけないのか。次のページを見ていただきますと、待機児童対策の本来のあり方というのは、私は長年ずっと言っているのですが、自治体に保育所の整備競争をさせるのは、言語道断だと思っております。根本的には、育児休業などの労働政策や児童手当などを含めた総合的な政策として国が取り組むべき。もう一つ、幼保一元化をやれば大幅に軽減されるんです。幼稚園は、特に私立幼稚園については、これから子どもが減るに伴って、実際上いろんな影響があるわけですから、そこに対しては、保育所と比べた幼稚園への公的補助というのは、無いに等しいわけです。ここを充実していけば、必ず保育の受け皿は出来ると思います。そこで区としてどう取り組むか。まずは根本的な対策を求めますが、言っているだけではダメなので、区として目の前の子どもを対象とした待機児童解消の努力をする。

 保育所待機児童ゼロ作戦を実施しております。あわせて保育料の改正をやって、少しでも税と受益者負担のバランスを見直していこうということであります。次のページを見ていただきますと、保育施設の新規整備、それから既存施設の定員枠拡大、一歳児一年保育。先程お話しをしましたが、練馬区は4,600人、都内で最大規模の定員増をやったわけです。それにさらに来年の春に向けて1,000人増やします。あわせて練馬こども園についてもこれまでやってまいりました。今16施設であります。練馬こども園は、ゼロ作戦の一環なんですけれども、そういった努力をしながら待機児童を解消し、そしてゆくゆくは幼保一元化を実現して、保護者が教育・保育サービスを選択できる社会を実現したいと思っております。20ページをご覧ください。具体的な改定案がこれ以降に載っております。改定の理由は今お話ししたとおりであります。現在練馬区は平成10年度から改定していない。その結果として23区で一番保育料収入の割合が低い9.5%。23区平均より3ポイントも低くなっている。今回見直しをしますが、一気に上げるわけにはいきませんので10.8%にとどまるわけであります。これについては、いきなりこの案を出したのではなくて、長い準備をしてまいりました。去年の12月に「練馬区の『これから』を考える」というグリーンペーパーを出して、その中で17ページの保育料の負担の現状をお示しして、どうしたらいいのかという問題提起をしてパブコメを実施して、今年の6月に素案をだして、それをまたパブコメをして9月に改定案を作って、パブコメをやって今回やっと成案化して議会に提案をしました。1年間かけて準備をしてまいりました。20ページの下にありますように、主な意見として見直したところですが、高額所得世帯の負担が最初出した案だと高すぎるというご意見が多かった。段階的な見直しにしてほしい、見直しによる増収分を活用してほしい、そういったご意見を取り入れて内容を直しております。21ページは、保育料の具体的な見直し案の内実です。見直しを行わない階層、まず住民税非課税世帯は見直しません。見直し額を月額3,000円以下とする階層を大きく、6400人確保しております。見直し額を月額3,000円以上とするのは2,500人であります。

 高額所得世帯は最初非常に高い案にしていたのですが、これをややゆるめてあります。ご覧いただくと分かるように、原案に比べて最高86,200円にしていたのを72,500円ということにしております。22ページ、区立幼稚園もありますので、これも私立幼稚園と不均衡が生じております。これも上げさせていただくということであります。22ページの表は公私格差であります。23ページは見直し案であります。階層を3階層からきめ細かな5階層に設定して、多子世帯の負担軽減を新たに導入して、ひとり親世帯などについては第一子の保育料をゼロとして、また、経過措置として、平成29年度に限り軽減措置を講じております。24ページ、これによりまして全体で約3億円の増収になります。この3億円の増収を何に使うか。いろんなご要望もありました。そこで保育施設の新規整備、保育士の処遇改善、ひとり親や多子世帯の保育料軽減の拡充、こういった形で使っていきたい。私はもう何十年も感じているのですが、行政が、こういった子育てをしろと強制をするというのは言語道断だと思っています。昔は、子どもは家庭で育てろという意見が非常に多かった。そういう意見があっても、もちろんよろしいんだけれども、それを行政が決めてはいけないと思っていますので、選択できる社会の実現を微力ではありますが頑張っていきたいと思います。

 最後に公共交通空白地域改善計画についてお話しをします。まず、練馬区における公共交通の課題であります。公共交通空白地域とは何か。鉄道駅から800m以上、30分に1便以上のバス停から300m以上離れている地域があります。みどりバスとか運営をしながらいろんな取組をやっています。それでもまだ、なかなか解消しないわけであります。それからもう一つ、次のページ。鉄道空白地域も、練馬区にはあるのであります。鉄道空白地域とは、鉄道の駅から1キロメートル以上離れている地域であります。これがあるのは、23区でも練馬区と江戸川区あたりだけであります。これを何とかしなければいけない。そこで私は区長になって、とにかく大江戸線の延伸が必要である。これをやるために、今までのように漠然とやっていたのではダメなので、東京都の実務当局との協議を積み重ねて、この間、手前味噌ですが、大きな進歩があったと思っております。去年の7月に東京都が最優先整備の5路線の一つに位置付けました。そして今年4月には、国が進めるべき6プロジェクトの一つに選定されました。明確な位置づけを得たわけであります。今年10月30日には促進大会を開催して、1,200人におよぶ区民の方々が参加して、熱い期待を一身に感じた次第であります。これから着実にやっていこうと思います。

 そして27ページ。公共交通空白地域ができている理由、根源的には、要は道路の整備が遅れているからであります。23区の中で都市計画道路の整備が一番遅れております。23区平均64%あるのに対して、練馬区は約50%。西部地域では7割が未整備である。東部は比較的まだ整備が進んでいるんです。これは緊急時の対応、消防車だったり救急車だったり、そういったものが十分展開できなかったり、交通渋滞が発生したり、様々な問題があります。だから私は道路は確実に作らなければいけない。幸いにして、今度の第四次事業化計画でも、都内で最長の整備を推進することが決められました。これを必ず実現していきたいと思います。あわせて単に道路を道路のために作る、私はそういう時代は終わったと思います。極端に言えば、道路の公園化。道路はみどりがあふれて、そしてできるだけ自転車なり、あるいは歩行者なり、車椅子なりがちゃんと歩ける、あるいは歩める、そういった場所にしていきたい。そういう道路をつくるのをかねがね念願としております。そして28ページ、こういう道路整備をすることによって、バスがきちんと運行できる地域にしていく。そして路線バスの改善もやりながら、公共交通空白地域を改善していきたいとそう思っております。これまでも努力をしてきましたが、なかなか空白地域の解消には至っていない。これをさらに加速して頑張っていこうと思っています。今後の予定は、12月に改善計画案を公表して年度内に改善計画を策定していきたい、そう考えております。大変早足で一気にしゃべってしまいましたが、私から申し上げることは以上であります。

質疑応答

【記者】東京新聞の柏崎と申します。宜しくお願いします。公共施設、区立施設の再編とかその辺についてお伺いしたいんですけれども。その中でも学校施設統合などを進めていかれるということなんですが、計画を進める際に、区長のおっしゃる区民参加というのはどのように保証されているんでしょうか。
 
【区長】これは他の施策と同じであります。必ず地域の方々と話し合いを重ねて、地域の方のご意見も参考にしながら方針を決めていきます。ただ同時に地域の皆さんにご理解をいただかないといけないこともあります。区議会での一般質問でもお答えしましたが、あらゆる行政課題に全員が賛成することはありえないのであります。必ず賛否が分かれる。特に道路を作ったり、施設を作ったりといった課題になると、学校を統廃合をするといった課題になると必ず意見が分かれるのであります。そこを行政としてどう判断するのか。これは区民全体の利益から見たら何が正しいのか、それを議会と討議をしながらやっていく。それが私の責務であると思っています。区民参加を最大限努力をし、ご意見の反映に努めながら、私は区長としての責任を議会とともに果たしていきたいとそう考えています。
 
【記者】すいません。今の続きでお伺いしたいのですけれども、学校でいうと直接の当事者というのは子どもだと思うんですけれども、子どもの意見とかを聞くという機会はあるんでしょうか。
 
【区長】あなたは子どもの意見を聞くべきだと思いますか。
 
【記者】私はそう思います。
 
【区長】なぜでしょうか。
 
【記者】当事者だからです。
 
【区長】当事者だったら、例えば保育園だったらどうするんでしょうか。保育園の子どもの意見を聞きますか。
 
【記者】それは年齢に合わせて。
 
【区長】何歳から聞きますか。
 
【記者】それは行政のお考えで。それを私は聞きたいんです。
 
【区長】それはおかしいのではないですか。児童福祉法という法律があります。児童福祉法の対象は何歳ですか。
 
【記者】18歳未満です。
 
【区長】18歳未満の子どもについては、大人が責任を持つんです。行政が責任を持つんです。当然じゃないですか、根本的には。当たり前です、それは。
 

【記者】児童福祉法が改正されましたよね。5月に改正されて、子どもの話しをよく聞くようにということが盛り込まれたと思うんですけれども。
 
【区長】それは当たり前のことです。話しを聞くのは今までもやっています。それについては何の異論もありません。ただ世の中には、子どもの意見を聞いて決めなくてはいけないみたいなこと言うから、それはおかしいと言っています。子どもの意見を大いに聞くべきである。当然で、それをまた、教育行政なり学校行政に活かしていくのは当たり前のことである。しかし子どもの意見を聞いて、それに基づいて決めるんだったら、大人は何のためにいるんですか。子どもの意見を尊重しながら、行政が保護者とともに大人の責任を果たしていく。当然だと私は思いますよ。
 
【記者】その機会があるかどうかというのをお伺いしたいんです。
 
【区長】それは当然あります。学校の中で先生が子どもの意見を聞いているんです。
 
【記者】それが、こういう再編計画の中ではないんですね。
 
【区長】それは別です。子どもの意見を聞いてどうするんですか。子どもがこういう学校が欲しいというのは聞いていいじゃないですか。聞くけど責任を持って決めるのは大人で行政であり、保護者であり、PTAであり、みんなが決める。それは当然ですよ。
 
【記者】子どもに決めさせるのではなくて、子どもの意見を聞く場があるかどうかというのを伺っています。
 
【区長】子どもに決めさせるというのはどういう意味ですか。
 
【記者】そう言っているのではなくて、聞く場があるかどうかというのを伺っているだけです。
 
【区長】それは学校教育を通じて十分あります。
 
【記者】学校教育を通じて、再編についても聞いているんですか。
 
【区長】再編について聞く必要はないですよ。当たり前です。それを記事にしたいんでしょうけれど、あなたは私の言質をとって、子どもの意見を聞く必要はないと、麗々しく書くんだろうけれども、私は信念としてそう思っています。何の問題もない。問題は、記事にするんだったら、なぜ子どもの意見を聞くのかを書いてほしい。なぜ聞かなくてはいけないのか。そういう感覚論、感情論を書かれては困るわけです。
 

【記者】東京MXの橋本と申します。宜しくお願いいたします。ねりまちレポーターが10月から始まったと思いますけれども、区民との協働というところで期待することをお願いします。
 
【区長】それは、区民参加と協働の一つのパターンだと思っています。パターンというか選択肢として。始めてからいろんな通報があって、例えば道や公園のいろんな事例も出てきています。私はやっぱり先ほどお話ししたように、情報機器を使って、区民参加を目に見える形にするためにも、こういうものをどんどんやっていきたいと思っています。
 

【記者】練馬新聞の斎藤です。来年行われる独立70周年記念事業を大変関心を持って見ているわけですけれども。来年区長が72歳になられますから、年男になるわけですね。3月から始まって12月で終わる。ハイライトは8月の記念式典、花火、真夏の第九あたりがピークだと思います。二つ提案があるんですけども、春に行われる照姫まつりなんかも充実されると思いますけれども、区長は殿様になられるおつもりはないでしょうか。募集も一方で始まっておりますけれども、それが1点。それから、記念植樹があるわけですけれども、どういう木を予定しておるのか、もし分かっていれば教えてください。
 
【区長】そこまではまだ考えていないんです。これから区民のご意見を聞きながら決めたいと思っています。私は殿様になる気はありません。それは当然であります。
 
【記者】そうですか。本体の石神井城は確かに公募していますけれども、実は練馬には、もう一つ練馬城がありまして、これは豊島家の弟さんになるわけですね。としまえんのところに練馬城があったわけですよ。殿様の弟さんがやっていたわけです。太田道灌に敗れたわけですけれども、最初に練馬城が落ちたわけですね。その後石神井城が落ちたわけですけれども、今回は、練馬城が応援部隊として行くという中の殿様として、練馬区長をいれた方がいいんじゃないかと、冗談話も含めて思いましたんですが、そういう充実の仕方がドラマチックで面白いんじゃないということで申し上げました。
 
【区長】照姫まつりですか。としまえんを通るということですか。
 
【記者】弟さんが応援に来るということでドラマを盛り上げていくと。舞台で太田道灌と戦うと。負けるわけですけれども、勝つというのもいいんじゃないかという人がいるくらい、半分冗談で言っているわけですけれども。そういう充実の仕方がいいんじゃないかと思って申しております。
 
【区長】充実の仕方はいろいろ工夫したいですね。
 

【記者】それから植樹の仕方です。周辺を取材しますと、民間で紅しだれ桜の植樹の運動が始まってスタートしています。練馬もある意味こぶしじゃなくて、しだれ桜でいいんじゃないかという説も取りざたされていると聞きます。周辺を取材した時に思ったわけですけれども。練馬は都市農業を看板に掲げています。3年後には都市農業サミットも開かれるという状況があれば、やっぱり農産業といちばん関係があるこぶしに、ある意味固執していった方がいいんじゃないかと思って発言しています。ですから3月にスタートするのがこぶしハーフマラソンです。こぶしはご存知のように春の訪れを告げる最初の花でありますし、田植えの前に行う作業の、田打ち桜という別名もあります。調べますと昭和46年、45年前に当時の区長、第6代、片田区長がこぶしの木を選んだと、歴史を調べますと。ぜひいろんな木に浮気をしないで、私としてはこぶしの木をずっと首尾一貫、都市農業サミットまで続けていってほしいというのが希望でございますので、ぜひこぶしの植樹を地元新聞社として、ぜひ提案したいと思いまして、区長にお聞きしたいと思います。どうでしょうか。
 
【区長】いろんなご意見があってよろしいと思います。こぶしは私も好きですから、それも含めて考えさせていただきたいと思います。検討させていただきたいと思います。
 

【記者】毎日新聞の安藤と言います。宜しくお願いします。保育料の見直しの部分で、増収分が3億円になると試算を出しております。住民の方からのご意見にもありました、増収分は保育施設の新規整備などに充ててほしいというご意見もあって、反映されると思うんですけれども。この3億円の増収額をどれくらいの比率で、新規整備だったり、保育士の処遇改善だったりに充てていくのか。下に総額の事業費が書いてありますけれども、だいたい分配としてどれくらいになるんでしょうか。
 
【区長】それは決められないです。今ここで私がこうこうというのはちょっと判断できない、いろんな要素を見て考えないと。来年度の予算の中で基本的には決めます。今は、とにかく保育所待機児童ゼロ作戦を最優先でやっていますから、考え方としては、ハードとしてはそれに一番役に立つ形で使いたいと思います。あわせて保育士の処遇改善もやっていきたい。それは実際の需要とからみ合わせてみないと、今ここでいくらというのは難しいです。
 
【記者】何割というイメージを出すのも難しいですか。
 
【区長】実際に可能性を見ないと。ただやみくもに予算を付けたらいいというのではなくて、例えば保育所の整備にしても、まず保育所待機児童ゼロ作戦が達成できるのかまず見ないといけない。それを見たうえでどれくらい足りないのかを判断しないといけない。その見込みを出さないといけない。保育士の処遇改善についても、どういった形が実際に効果あるのか調べないといけないです。この中で例えば、ひとり親世帯の保育料軽減、これは確実にできますからやっていこうと思います。あとの二つについては、需要を見ながら判断していきたいと思います。できるだけ効果的になるように使いたいと思います。
 
【記者】考え方として、3億円は保育関係の予算に振り分けるよということで、ほかの物に使うのではなくて、こちらに充てるということですね。
 
【区長】もちろん、そのとおりです。
 

【記者】すいません、産経新聞の昌林と申します。こちらの資料にはないのですが、先程区長がおっしゃっていた、和菓子の里プロジェクトについて2点お伺いしたいのですが。プロジェクトの人達が頑張っていますが、行政として、何かイベントを開いてそこに出展してもらうとか、サポートする点があるのかというのが一つ。2点目は、取材した方も、人口が多いから和菓子店が多いんだろうということをおっしゃっていたんですが、どうも組合所属ですと、杉並区と練馬区が多いそうです。人口で言えば大田区とか世田谷区も多いはずですが、和菓子店が多い理由を、歴史的な面から何か推測できるものがあったら、担当の課長からでも推測でお話しいただきたい。2点です。
 
【区長】和菓子の里はさっきお話ししたように、広い意味での区民協働事業です。提案があったのは5事業ですが、その他に地域おこしプロジェクトをやろうと思っています。3ページを見ていただくと、今現実にいろいろやっているわけです。ビッグバンと称して、地域ごとにいろんな新しい取組をやるとか、そういったことを行政が一緒になってやっているんです。地域おこしプロジェクトも、区民の皆さんの発想でやってもらいたい。和菓子の里も、私どもの方で強制したわけではなくて、事業者の皆さんの発想で出てきて、それを応援しているわけです。和菓子の里がきちんと広がっていくことが出来るのであれば、支援していくのはやぶさかではありません。業界と相談しながら、何かいい方策がないか、今でも考えていますし、実際に提案を求めながらやっていきたいと思っています。それからなぜ練馬区に和菓子店が多いのか。私もよく分からないですけれども。初めて知ったんです。区長になって。地域を回って皆さんと話しをしても、どこの商店街、どこの地域に行っても本当に多いんです。なぜこんなに多いのか、業界の人に聞いても確たる答えを私は聞いたことがないんです。ここで小麦を作っていたり畑作地だったということと関係があるんでしょうか。ちょっとまだ分かりません。担当課にも聞いてみてください。
  

【記者】西東京からまいりました、ひばりタイムスの北嶋と申します。大江戸線延伸の件を含めてお尋ねしたいのですが。大江戸線延伸の終点は大泉学園になっています。それから、ここには書かれていませんけれども、西武池袋線の立体交差化が保谷止まりですし、それから西武新宿線の方は東伏見です。西東京市から見ると、実に練馬区さんはいろんな努力をされてここまでこぎつけてきたのではないかと思っているので、例えば大江戸線の延伸で、どうしてこういうところまでこぎつけられたのか、あるいは、西武線の場合、立体交差化にどうしてこういう風に実現してきたのか、その辺の基本的な力というか、方針をぜひ伺って、できれば西東京でも何とか話してみたいとこう思っているのですが。

【区長】私は長い間、行政をやってきましたので、特に東京都に長くいました。練馬区長になって一番驚いたのは、例えば大江戸線延伸について、具体的にどういう努力をしているのか聞いてみて、ちょっとびっくりしたんです。要はこれは今までの人を非難するわけではないんですが、しょうがないところもあります。ネットワークの問題もありますから。これまでは、どちらかというと、都や国にお願いするというパターンでやってきたわけです。もちろん、全部自前でやるわけにはいかないのでお願いするわけです。ただ、仕事ですから、仕事を担うのは例えば東京都であって、大江戸線をやるのは交通局であるし、実際に考えてプランし実行していく部隊というのがあるわけです。それをまた、東京のまちづくり全体、都市計画全体で判断する部隊があるわけです。その人達が、どういう問題意識を持って、どうやってくれるかが、基本だと私は思っています。だから実務的な協議をやります。私は正直言って、立交はもちろんですけれども、大江戸線延伸について、箸にも棒にもかからないプロジェクトであったら、実務的な協議をやっても無駄だと思っています。いろんな交通プロジェクトが山ほどあります。交通政策審議会の対象として。評論家的に言えば、ピンからキリまであるわけです。私は大江戸線については、この位置関係、それから埼玉に通し、将来、関東の北部に伸ばしていけば、非常に有望なまちづくりに資するプロジェクトだと思っています。そういう意味で言うと、まず対象、政策として、地域おこし、東京の発展、関東全体の発展につながり、非常に可能性のある良いプロジェクトだと判断していますから、これは実務的に協議をして、当局に納得してもらい、そして、共同してやっていけばできるなと思っています。これを落下傘的に、例えば超有力な、それこそ知事だったり、大臣だったりそういう人に話して、上から降ろす、そういうやり方は好きではありませんし、そもそもそんなことをやっても無駄ですから。そうではなくて組織と組織できちんと、腹蔵なく本音で話し合ってできる努力をしていく、それしかないと思っています。あまり答えになっているかどうか、こういう風にやったらいいとか、そういう答えはないです。
 

【記者】都政新報の米原と申します。会見項目とちょっと離れるかもしれませんけれども、恐縮なんですけれども。東京都の復活予算の終了について、小池知事が所信表明でお話しされましたけれども、都庁OBとして、区長としてどういったお考えを、ご感想をお持ちなのか教えていただければと。
 
【区長】小池知事は地元から出ている知事ですし、私は選挙の時も、別段小池知事を反対したことも全くありません。だから小池さんが小池さんのお考えでおやりになっているんだろうなと。それ以上は言いようがないです。良いとか悪いとか、論評する立場ではないと思っています。
 
【記者】お聞きしたのが、復活要望活動の際に、区長会で副知事にお会いになって、要望されたいということで、都市計画交付金の部分がちょうど復活予算の中に入っていたと思います。その辺のことを教えてほしいのですが。
 
【区長】私は詳しくは知りませんから、要望活動がこれからなくなるのか、本当になくなるのか、よく分かりません。要はそれは、一つの手法の問題です。これまで、本予算、本査定となって、その後復活査定をやっていたわけです。そこの組み合わせでやっていたことを多分、知事は1本でやろうとしているわけです。いずれにしても要望は要望で出すわけですから、例えば練馬区であれば、都市計画交付金というのは、これからのまちづくりに欠かせないものです。その充実は、区長会にも働きかけて、ちゃんとやっていきたいと思います。
 

【記者】読売新聞の大原といいます。お世話になります。来年の70周年の記念事業ですけれども、改めまして記念事業に向けて、区長としてどう臨んでいきたいか、抱負をお聞かせいただけますか。
 
【区長】私は、どちらかというと単なるイベントやお祭り騒ぎというのはそんなに好きではないんです。やるからには将来につながることをやりたいと思っています。もちろんお祭りも必要です。記念式典もいいし、花火もやりたいと思っていますし、記念パレードもやりたいですし、真夏の第九などもやります。ただ同時に、将来に普遍的な意味を持つものにしたいと思っています。特に真夏の第九だったり、こぶしハーフマラソンなどもこれからスタートするんですが、将来に残るものにしたい。この前、練馬薪能をやりましたけれども、練馬区民は、言い方が僭越かもしれないが、大変知的レベルや教養レベルが高くて、いろんな文化的な催しやイベントに関心があると思うんです。この前、練馬薪能をやって一番心に響いたのは、「こんなイベントを待っていた」という声がものすごく多かったんです。つまり、一流の、と言ったら言葉があれですけれども、日本を代表する演者を集めて、しかも練馬区という土地柄に最もふさわしいみどりに囲まれた場所で出来ました。そういうイベントに対する希望というか、期待が高いわけです。だから、できるだけ70周年記念事業でいろんなことをやりますが、未来のまちづくりへつながるような形の内容にしていきたいと思っています。ただ同時に、さっき言ったことと矛盾しますけれども、お祭り騒ぎも必要ですから10年に1回くらいは。そこはうまく組み合わせないといけないなと思っています。区民が参加する楽しいお祭りという面を無くしてしまったら、何のためにやっているのかわかりません。それはそれでちゃんとやり、同時に、できれば全部でなくても、未来につながるイベントにしていきたいと思っています。
 

【記者】未来へつながるということは、区民の未来にとって何がどう良くなるということでしょうか。
 
【区長】練馬区の魅力というのは、みどりとか農業とかたくさんあります。同時に、練馬区に欠けていると言うとあれですけれども、いろんな文化活動や地域活動を行っている人がたくさんいるわけです。その人たちの力が十分引き出せていないわけです。そういうものを求める区民の期待に応えるのが、まだまだ不十分だと思っています。例えば、70周年からは外れますが、若干は関係ありますけれども、練馬区立美術館がありますよね。美術館は新しい館長になってからいろんなイベントや展示を工夫して、大変な人気を博しているわけです。皇后陛下がわざわざ来られたりしています。単にみどりや農業など豊かな環境があるだけでなくて、その中に区が主催する文化活動、それから区民が自分から展開する文化活動、地域活動、そういうものがあちこちで花開くと言うと、少し抽象的になってしまいますが、そういった街にしていきたいと思っていますので、それにつながるイベントにしていきたいと思っています。
 
【記者】そういう文化が根付いていくきっかけにしたいということでしょうか。
 
【区長】それも一つだと考えています。
 

【記者】産経新聞の昌林です。すぐ終わる質問です。27年度の練馬区の経常収支比率は何パーセントで、23区の中で下から何番目ですか。
 
【広聴広報課長】細かなことにつきましては、後ほどデータでお答えします。
 
【区長】若干改善されてはいると思います、経常収支比率は。変に浪費して悪くしていることはないのですが、それでもまだ都心区に比べれば、話しにならないと思います。

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