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平成27年 第三回定例会

更新日:2015年9月11日

<p>動画の概要 前川区長記者会見 平成27年第三回定例会</p>

日時

平成27年9月11日(金曜) 午後2時30分〜午後3時

区長発言

 それでは、定例の本会議の開会と一般質問の終了に合わせた会見を行わせていただきます。
 お手元にですね、資料が1から7まで配布してあると思いますが、それを最初に簡単に説明させていただきます。
 資料1で所信表明が、これは全文かな、載っております。最初にこれを順を追って簡単に説明させていただいて、その後、その他の資料も簡単に触れます。
 所信表明は7項目からなっているのですが、最初は区政改革の推進であります。1ページのところを見ていただきますと、区政改革推進会議というものを6月に設置いたしました。これまで4回開催しております。すべて夜間でありますが、私も出席させていただきました。当初の予定では、年内に計画についての提言をいただく予定であったんですが、ただ審議をしておりますと、なかなかこれは多岐にわたるわけでありまして。当然、最初は行政的な説明もありますので、別に行政的な中身を固めることが目的ではないんですけれども、どうしてもそれを避けて通れないものですから、その議論をしていると大変時間がかかると。しかも、なかなかご理解いただくのが難しいところもありますので、やっぱり時間がかかると。そこでスケジュールを少し延ばしてもらえないかと話があったものですから、当初年内に予定していた区政改革の提言の発表を年度内までに延ばすことにしました。来年の4月に素案を公表して、10月に最終的な計画とする。要は、じっくり時間をかけて議論しようという形に切り替えました。それが一つです。
 次にマイナンバー制度の導入であります。これも皆さま、内容はよくご存知であろうと思いますが、10月から区民の皆さま全員にマイナンバーが通知されます。来年1月からは、個人番号カードの交付を、もちろん申請された方だけですが、始まります。練馬区独自の内容としてですね、来年4月から個人番号カードを使ったコンビニエンスストア、全国どこでも住民票の写しとか受領できるサービスを始めます。平成29年度からもっと拡大をされて、国の機関相互、次いで、これに地方公共団体が加わった情報連携が始まりますけれども、私どもが一番心配しているのはやはり何と言っても、情報の漏えい、不当な利用でありますので、個人情報保護対策の強化については議会とともに6月に国に要請いたしました。

 次に、練馬こども園の認定であります。練馬こども園というのは、要は、3歳児になったらですね、これまで保育所にいたお子さんであっても、親御さんたちがもっと教育内容を充実したいとかで、幼稚園に通わせたいといった方がいらっしゃいますので、まずそういう方を対象に、練馬区独自の幼保一元化を進めていきたいと。その施設である練馬こども園の開設をいたします。13園を認定いたしました。とりあえず、私立幼稚園は40園ある中で、13園を認定いたしました。私から認定書を交付する予定です。これを手始めとして、広い意味での幼保連携、できれば、練馬こども園を拡大できるような形に持っていければと願っております。
 次に、支援が必要な子どもたちへの取り組みでありますが、これは総合教育会議でも言及されたのでありますが、練馬の子どもたちすべてが、自分の力で力強く生きていけるような子どもとして成長してもらいたい。一番の問題はやっぱり貧困家庭の子どもでありますので、生活困窮者自立支援法も施行されましたけれども、区ではすでにやっていた、いろんな支援内容をさらに充実すると。今月から対象を準要保護世帯の中学3年生まで、学習支援について拡大をすると。それからもう一点、不登校の小・中学生についてですね、生活習慣、学習習慣の形成、コミュニケーションなどの社会性の育成について、今月からこれも新たに支援を始めます。
 それから次、都市インフラの整備でありますが、これは一つは道路でありますけれども、いわゆる三環状道路。首都高、外環、圏央道、それぞれ進んでいますが、特に問題の首都高につきましてですね、ごめんなさい、外環ですね。首都高と圏央道は比較的進んでいるのですが、外環は若干まだ遅れていると。これについてこれから大泉ジャンクション周辺での工事が本格化していきますので、これに関する連絡協議会を立ち上げる。そしてまた、外環の2につきまして、この前お話をしたと思うのですが、快適な都市環境を創出するものとして、積極的に整備を進めていく。そのために、まず上石神井駅周辺を手始めとして、住民の皆さまとの話し合いを積極的に進めていきたいと考えております。

 それから大江戸線の延伸でありますが、これは7月に都が発表した「広域交通ネットワーク計画」において、優先的に検討すべき5路線の一つに位置付けていただきました。大きな前進であると考えておりますので、これからは残された課題である区独自の基金の積み増しと、駅予定地を中心とした沿線まちづくりをさらに積極的に進めていきたいと考えております。
 最後に、再来年が、練馬区が昭和22年8月1日に独立してから70周年になるわけです。これについて、いろんな形の事業を検討していきたいと考えております。私はこういうことはできるだけ華やかにやりたいと思って、いろいろ考えておりますが、まず固まっているものだけを申し上げます。練馬まつりについてはですね、今年から、いわばそのプレイベントとして、「練馬産業見本市ねりまEXPO2015」をとしまえんで同時に開催する予定であります。次に来年の10月10日、これもプレイベントですが、薪能をですね、初めて石神井松の風文化公園で開催する予定にしています。そしてまた、独立70周年記念誌についても、編さん委員会を6月に発足させましたので、発行していく予定にしています。
今後さらに皆さまからのお知恵をいただいてですね、練馬区の夢のあるまちづくりを具体化してイベントをやっていきたいと思っております。これからであります。これが所信表明の簡単なご紹介であります。
 次に、資料2を見ていただきますと、今お話ししましたが、区政改革についてのポイントが簡単にまとめてあります。内容は先ほどお話しした通りであります。
 資料3が練馬こども園であります。これも今お話ししたことを中心に記者発表する資料です。
 それから資料4は薪能になります。9月21日の区報で紹介いたしますが、松の風文化公園という素晴らしい舞台を用意できますので、ここで他の場所ではないような、本当の意味での薪能ができたらと思っています。

 それから資料5として、ねりまビッグバンというものを用意しています。これは私の問題意識を申し上げると、私は区長になりましてからいろんな形で区民の皆さまと議論を重ねてまいりました。「未来を語る会」というものをつくりまして、最初は住民基本台帳から無作為抽出した方を選んだり、あるいは、一般的に声を掛けたり、あるいはまた、区政モニターの方を対象にしたり、あるいは、介護事業者であるとか、あるいは、農業従事者であるとか、いろんな職種別にも産業別にも開催したりと、いろいろやったんですが、私が大変残念に思っておりますのは、なかなかウイングが広がらないって言いますかね。広い意味での、一般のと言ったら大変失礼な言い方なんですが、私自身がそうであったような、つまり日々営々と働いてですね、そして子どもを養い、そして税金を納めていると、そういう区民の方がほとんどであるわけですが、どうしてもこういう会をやりますと、ある意味である種の固まった方々が出てきて。それはいいんですよ、それは別に私は排除する気はなくて、例えば、区のプロジェクトに反対する方々が来てもそれはもう大歓迎でありますが、十分やるのでありますが。ただそれだけではやっぱりちょっと寂しいんで、もっとウイングを広げてですね、例えば私自身がそうですが、光が丘の住民であります。あそこはいわゆる旧住民に対する新住民の方々がたくさんいらっしゃるわけです。そういう方々のご意見もぜひ積極的に聞きたいと、そういう方々をたくさん集めたいと思っています。ちょっとオーバーな内容ですが、ねりまビッグバンと言っておりますけれども、こういうものをこれまでの「未来を語る会」と並行して実施をしていきたい。来月から始めるつもりですが、いろいろ工夫をしてですね、いろんな方に集まっていただいて、活発な議論ができる場にぜひしていきたいと思っております。

 それから資料には用意してありませんが、「よりどりみどり練馬」という練馬区の広報キャンペーンについて、先日、石神井松の風文化公園で大きなテレビCM撮影会をやりました。並行して実施をしていきたいと思っております。
 とりあえず、皆さまにお配りした内容、それから所信表明については以上であります。また参考の資料も必要であったら、お渡しをいたしますので、何でもご質問いただいて、議論させていただければと思います。とりあえず、私からは以上になります。よろしくお願いします。

質疑応答

【記者】練馬新聞の斎藤と言います。今回の所信表明の中でいろいろと具体的な現段階での案が出たと思うんですけど、我々としては特に、今回、新しく出た独立70周年の取り組みという点で注目しました。その点について、二つほど質問したいと思います。
 一つはですね、70周年誌編さんの14名の、編さん委員長はじめメンバーが委嘱されました。区長の説明には、若干、今までの区政60年誌、50年誌とだいぶ違ったような趣の内容なのかという印象を受けましたので、どのような所にストロングポイントを置いて編さんしようという指示をなさっているのか、今回の、記念誌に対する構想もあればお話しいただけますでしょうか。
  
【区長】この委員会の委員長は、日ごろ私どもをお手伝いいただいている、専門調査員の斉藤さんにお願いしたのですが。前回、60年の時には、何かそれはそれで  頑張られたんですけれど、60周年にちなんで60事業をやるんだということで、やられたらしいですね。
 私は、そういうことも大事ですが、それよりも未来志向で、これから練馬をどういうまちにしていくんだと、いろんな福祉・医療の充実も、それから、また都市インフラの整備も合わせながら、どういうまちにしていくんだということを、過去を踏まえて、その中で語れるようなものにできればと思っています。
 抽象的な話になりますけれども、昔の写真ももちろん集めますが、単に昔を懐かしむとか、70年を記念するっていうのじゃなくて、未来志向型でやっていければと思っています。いいアイデアがあったら、斉藤さんもぜひ教えてください。練馬区政に詳しいでしょう。
  

【記者】編さん委員の地域総合研究所の斉藤さんという方、だいぶ、ビジョンづくりに関わったというのを聞きましたけれども、どういう会社なのか。それと中野区にある民間企業の社長さんらしいですけれども、斉藤睦さんていうのはどういう方なのかをですね、説明していただければと思っているのですけれども。
  
【区長】この人はですね、純粋な民間の方なのですけれども。小さなシンクタンクなんですよね。そのシンクタンクでいろんな形で全国の市町村の構想をつくったりとか、調査をしたりとかそういうものを手伝ってきたんですね。
 私がなぜ知っているかというと、私は昭和59年の末に墨田区の産業経済課長に任命されましてね、その時に一緒に仕事をして、ああこの人は素晴らしいなと。その時に「イーストサイド」というものをつくりまして、本なんですけど。
 それはどういう本かというと、墨田川から向こうはですね、我々自分自身もそうだったんですけど、なんか川向こうというか、東京の辺地みたいな感じがちょっとありまして、それを一新したいと。実は墨田川沿いというのは素晴らしいまちなんだということを、単なる紹介だけではなくてストーリーをつくりながら、今住んでる人間が、あと10年20年30年後にどういう風に活躍をしているか、そういったストーリーも入れながら、産業振興、商業振興を基本にしながらですけれども。当時としてはちょっと自負して言わせていただければ、画期的な本がつくれたんですよね。そういういろんな実績があってその後、斉藤さんは他の区でも、都でもいろんなことをお願いしてやっていただいていますので、こういうことをやってもらうには一番適した方だなと私は思っています。
  

【記者】区史なんかつくらすと、大学の教授の先生方が大体編さん委員長をするんですけど、その点今回大変ユニークなものをね。
  
【区長】実践的な人ですね。頭でっかちではなく。みどりの風吹くまちビジョンをつくりましたよね。あの中で最初にストーリーが載っていると思うんですけれども、あれを書いてもらったのも斉藤さんです。
  

【記者】分かりました。第2点。薪能が来年10月に行われるんでございますけれども、野村万作さんも人間国宝でございますし、親子ともども大変有名な方で、ビッグでございます。大変注目しておりますし、区長そのものも最近、観世流ね、謡をやっているというお話も聞きますので、趣味と実益というね、区内イベントとして大変注目しております。その延長に区長にね、もう一つお願いも兼ねて言っているんですけれども、もう一人、名誉区民に松本零士さんという方がいるんですね。それで最近、つらつら思うんでございますけれども、アニメ産業振興係というのは商工観光課に練馬区の場合は位置付けられていて、23区で唯一のセクションをもった区でございますけれども、最近ちょっとマンネリになっていて、子ども向けのアニメーションは大変良いんですけれども、大人は寄ってこないイベントが続いているような感じがしますんですよ。ですから、私はもう一度アニメーションの復権ということをそろそろ考えていただけないかと考えていましてですね。やっぱり、今の組織論としての位置付け、商工観光課ではなくて文化戦略の方に位置付けて地域文化の方に移動させてもう一回ですね、アニメーションとは何なのか、アニメーションの価値とは何なのかという、要は美術的な視点からの復権を図りながらですね、もう一度再スタートすべきじゃないかと、私どもは思っているわけです。そのためには、松本零士先生みたいな方も使いながら、文化戦略が足りない、今までの区史なんかを拝見しますとね、文化を語った章などがないわけですよ。それがかなり練馬区に欠落している部分ですね。やっぱり、練馬区における文化戦略が欠落している一つの象徴だと思うんですね。ぜひ、今度の場合も、区史でも恐らく文化戦略の章が設けられると思いますけれども、アニメーションの復興のためにやっぱり組織改正と人選ですね、やっぱり区長の耳に届けたいなと思うんですね。というのはですね、松本先生に取材しますとね、最後に必ず先生こう言うんですよ。私は名誉区民だけれどもね、練馬区から一回も仕事をもらったことがないって言っているんですよ。いわば、サイン会なんかはありますけれども、いわば常設の仕事として、私の仕事として、私を使ってくれないと、大変不満を言うわけですね。

 それで、僕なんかいろいろと課長さんを介して不満を上げてはいるんですけれども、どうも区長の耳には届いていないような感じがしますよ。ですから、もう一度、松本零士さんを文化財で活用するというのはおかしいですけれども、練馬区の中に大いに活躍してもらう場をつくるのか。やっぱり松本零士さんも小倉出身でございますけれども、終焉の地をね、練馬区にして、今住んでいるわけでございまして、氷川神社の裏にね、自分の土地を買い、服部半蔵のですね、歴史を勉強して、服部半蔵の108名のですね、墓名碑をそこで発見し、氷川神社の説明板に書かれているわけですね、忍者の舞台が。それで今回、来年は、サミットが伊勢志摩で行われますけれども、今、三重県の伊勢市はですね、パリの駅頭でですね、忍者のイベントをやってですね、伊勢のPR合戦が始まっているんですね。ですから、練馬における服部半蔵という位置付けもですね、来年のサミットにもつながってますし、遅まきながら、5年後に開かれます東京五輪、今、世界各国から来るわけでございますので、ぜひ受け皿としてのアニメーションをもう一度、区長の方で息を吹き返して、価値を付け、価値を高める産業をやってほしいなということが関連の質問としてのお願い方々しゃべっているわけです。もし区長の感想があれば。
  
【区長】ありがとうございます。松本零士さん、よく存じ上げておりますが、松本零士さんをどうするかっていうことは、ちょっと置かしていただきまして。
 私はアニメっていうのはですね、言われるほどね、練馬のアニメという、どの程度の実態があるのかですね、ずっと気になっておりまして、いろいろ業界の方ともお話しして、いわゆるアニメーターの皆さんとですね。その薄給で若くてね、そして動画をつくっている、そういう方たちがたくさんいらっしゃるのも事実です。その方たちを使っている練馬の企業がたくさんいらっしゃるのも事実であります。問題は文化的な創造性とかですね、未来への活力という点でどこまでやるのか。動画センターをつくってほしいというような要望もずっとありますので、それも検討していきます。私の方はできればつくりたい、東映が今度つくりますけれどもね、東映とは違った形でつくるとかですね。

 ただそれは、行政が一方的につくってですね、そして、業界にさあ使ってくださいというのはですね、絶対にうまくいかないわけですね。当然ながら、業界が自分でこういうものをつくりたいと、こうやってやっていきたいと、だからこれこれこの部分を支援していただきたい、ということを言ってもらわなければ困るわけです。私は何度も何度も話し合いをしました。なかなか、まだそこまでいかないのが実情なんです。今は何をしているかというと、徹底的に調査しようと。産業の集積度合い、業者の集積度合い、それからどういう経営内容でどうなっているのか、今調査をやっている最中でありまして、それを基にして考えていきたいというのが一つ。
 それから、文化振興っていうのは、ある意味、産業振興より難しいわけですよね。大体、こういうこと、他のところのことを言っちゃ悪いですけれど、全国でいろんな自治体の文化振興と称するものを見ると、東京に住んでずっとやってきた人間から見ると、大変失礼ながら、やや陳腐な印象を受けるものがないでもない。文化と称するものの中身がですね。これはやっぱりそれ自体、文化の捉え方も変えなくちゃいけないなと私は思っておりまして。今度、文化振興でまとめた計画、「みどりの風吹くまちにあそぶ」。ちょっと切り口も変えまして、詳しい、いろんな形での市民レベルでの文化の花が開いているまちにしていきたいなと思って努力を始めたところであります。例えば、私は練馬区立美術館の若林さんという館長が素晴らしいなと思っています。あしたのジョー展もそうですが、今度の舟越保武展、私も観に行きましたよ。いや素晴らしいですね。日本の一流の美術館といって決して恥ずかしくないものを企画されていらっしゃる。惜しむらくは、美術館はちょっと会場が狭いかな。もっと立派な美術館をつくって差し上げられたらうれしいなと思っています。そういったことも含めて、ああいう民間の方の知恵をですね、実際に生きた文化を担当してらっしゃる方の知恵を活用した、本当の意味での文化の発信をしていきたい。

 今度企画したこの薪能はまさにそうでありまして、万作さんはもちろん息子さんの萬斎さんもそうですが、日本の狂言の第一人者。梅若万三郎さん梅若紀長さん親子もですね、特に万三郎さんは、日本の能楽界を代表する方であります。そういう一流の方を集めた薪能をやって、区民の皆さまに本物を知っていただくと、そういう形にしていきたい。そういうものを、これからいろんな形を組み合わせて文化振興をしていきたい。アニメについても、いわゆるアニメって聞いたらこういう形で、パッと連想するものではなくてですね、やはり斬新な切り口でやらなくちゃいけないなと思っています。以上です。
  

【記者】日本経済新聞の亀です。保育と介護について、1点ずつお伺いします。練馬こども園、今回13園っていうことですが、認定拡大を進めるということで、あとで事務の方にも確認しますが、今、区に幼稚園、何か所ぐらいあって、具体的に例えば何年以内に、今、13とりあえず認定しましたけど、これぐらいに広げたいみたいな、そういう構想がございましたら、よろしくお願いいたします。
  
【区長】私立幼稚園は40園でしたかね。区立は3園か、それが幼稚園の全部ですね。私は、自分のことを申し上げて恐縮なんですが、東京都に入った時、最初に担当したのは保育行政を含めて児童福祉行政なんですね。当時から幼保一元化は絶対やりたいと思っていました。実はヨーロッパの実情を調べて、イギリスでも暮らしたことがありますし、幼保一元化について本を書いたこともあります。もともとご存知のとおり幼稚園というのは、中産階級の日本の教育施設、建前はですよ。保育所はワーキングクラスの保育施設。実態は全く違うわけですよ。にもかかわらず、制度は二元化されて、内容もほとんど変わらないのに国庫補助の体系も変わるし、何より働いている方の意識が違うわけですね。片方が先生だと、片方が保母さん。この二元化を絶対解消しなくちゃいけない。ですから私はゆくゆくは、今おっしゃったことに即して言えば、すべてを一元化してできるようにしていきたい。そのためには、まずどこに注目したかというと、私立幼稚園は、これから子どもの数も減っていきますね。そして、そういう中で国庫補助、都費補助、区費補助の体系も極めて弱いわけですね、保育所に比べて。必ず経営困難も出てくるでしょう。これは、運営形態の変革と合わせて、一体できちんとした公費補助を受けられる形にしていきたい。そういう意味ではやはり、園の側からの需要もあると思っていますから、まずは私立幼稚園から始めていきます。ただゆくゆくは保育所についても、認証保育所についても、地域の保育施設についても、同様に形を作って、公費できちんと支えながら、一元的な練馬こども園をつくっていけたらなと思っています。
  

【記者】ゆくゆくはその保育所の方を認定するということも視野に入れているということですか?
  
【区長】その考えです。
  
【記者】介護の方は、直接所信表明にはないんですが、最近、杉並区とか、豊島区の方で区域外特養ということが話題になっておりまして、前回の会見の時に、区長は、都外の特養も検討の可能性として排除しないということをおっしゃっていました。その後、また数か月たって、政府の方もCCRCというような高齢者の移住というようなことも、日本創成会議ですけれども打ち出してきまして。現時点でまたすいませんが、区域外特養ですね。それから、たしかJA東京あおばさんだったと思うんですが、農地を特養の用地として活用できないかということでいろいろ取り組みも始まっているやに聞いております。農地のそういった介護、老健の活用ということは、どうお考えでしょうか?
  
【区長】今お話があった農地も含めてですね、この前もお話ししましたが、練馬区では土地の供給がそれなりにあったものですから、特養については少なくとも数は23区で一番多いわけですよね。そういう意味では杉並区と違って、目先差し迫ってということはない。しかし、ゆくゆく必ず足りませんから、まずは、区内で増やす努力を私はしたいと思っています。日本創成会議が言っている地方移住を進めるというのはですね、端的に言えばちょっと空想的じゃないかなと思いまして。実際に人間の心理とか、医療需要とか、いろいろなことを総合的に考えたら、そう簡単に人をですね、機械的に地方へ持っていくことはできないだろうと思います。ただ、今お話がありましたように、この前もお話ししたんですが、自分の頭の中で考えている場所はあるんですが、練馬区で持っている区外の土地でですね。特養に転用できないこともないところもありますから、その辺は内容も含めて。要するに私はですね、子どものことを最初に言いました。ご存知のとおり社会福祉施設で最初に発展したのは、児童福祉施設なんですね。養護施設なんですね、戦災孤児がたくさんいて。ところが、それを昭和20年代でさえも都外にたくさんつくったんですよ。障害者施設もそうだったんです。都外にたくさんつくった結果として、実はみんな後悔しているわけですよね。

 極端に言うと例えば高齢者の場合、まちなかじゃなくて、山の中に作ってですね、扉を開けて出て行けば、そこに自然しかない。そういう生活が本当にいいのか。私は、高齢者も障害者も子どもも扉を開けて出て行けば、そこにまちがある。そういう生活が人間基本だと思っていますから、できるだけそういうところに持っていきたい。ただ、人によってはそういうところを好む人もいるでしょうし、いろんなパターンがありますから、都外の自然の中についても排除しないで検討していきます。そう思っています。

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