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練馬大根だより 第10回

ページ番号:366-473-552

更新日:2010年2月1日

白石家の練馬大根

 「練馬大根育成事業」の生産委託農家のひとつである、大泉地区の白石好孝さんからのメールです。
 なお、白石さんからの「練馬大根だより」は今回が最終回です。

 去年の暮れに漬け込んだ練馬大根。1月から2月へと、静かに熟成の時を待ち、いよいよ漬けあがりです。
 さて、塩の加減はどうかな?、干し具合はうまくいったかな?いろいろ気になるところです。
 早速、取り出して味見を・・。
 いや、その前に前回の続きのお話です。

 前回は、東京生まれの大根は、練馬大根以外にもいくつかあると書きました。
 そうなんです。例えば「秋つまり大根」別名「大蔵大根」などと呼ばれ世田谷あたりでたくさんつくっています。
 それから、「みの早生大根」。暑さに強く夏大根の代表格です。これも江戸時代に東京で品種改良されたそうです。そして、「亀戸大根」ちょっと小ぶりな大根で、浅漬けなんかでおいしいそうです。
 東京の土質は主に関東ローム層といわれる赤土です。 これが、大根やいろいろな野菜の生育にとても適しているのですね。ですから、東京は農業をするのにはとても良いところと言うことになります。特に練馬の土は丈のながーい練馬大根には最適の場所なんです。

 さあ、話しをもどして。
 約40日過ぎた練馬大根。重石に押されて大根の水分がたくさん出ました。樽からあふれるくらいです。

 冷たい糠床に、手を入れて大根を取り出します。うーん、あの独特の甘酸っぱい香りが鼻をつきます。

 出てきた、出てきた!。練馬大根の漬けあがりです。
 うっ!うまそー。

 まわりの糠床を水でよく洗い流して

 さあ、切りますよ。

 お皿に盛りつけて・・・。

早く食べたいな。

いただきまーす。

 練馬大根は素朴な味がします。独特の、歯ごたえの良さは他の大根には真似が出来ません。いまお店で売られているたくあん漬けは、いろいろ味付けに工夫を凝らしてあります。だから、食べ比べたら若い人なんか、練馬大根を おいしく感じられないかもしれません。でも、この味が本物のなつかしいふるさとの味です。

 いまではすっかり都会になってしまった東京練馬も、つい30年ほど前までは 何となく、田舎のふるさとの香りがする街でした。
 それは、田んぼもあったし、畑もいっぱいあったからです。
 時が過ぎ、まわりの景色は随分変わりましたが、時代がどんなに変わろうとも、練馬に練馬大根をつくり育てる畑があるかぎり、練馬はいつまでも皆さんのふるさとでいられるとおもいます。
 練馬大根を食べてみたい方は、JA東京あおば大泉支店「ファーマーズショップ こぐれ村」にて2月下旬頃まで販売しています。
 数に限りがありますのでお早めに・・。

お問い合わせ

都市農業担当部 都市農業課 農業振興係  組織詳細へ
電話:03-5984-1403(直通)  ファクス:03-3993-1451
この担当課にメールを送る

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