江戸からかみ
更新日:2010年2月1日
江戸文化を受け継ぐ多彩な文様の世界・・・江戸からかみ

「江戸からかみ」とは、襖や屏風などに貼られる加飾された和紙のことである。版木を使った木版摺りや伊勢型紙を使った捺染摺り、刷毛を使った引き染め、金銀砂子手蒔きなど技法は多彩である。
歴史は平安時代(794〜1100年代)に中国から渡来した紋唐紙を(日本の和紙を地紙としたものに)模倣したもので、京都で和歌をしたためる詠草料紙として作られていた。中世(1200年代)になると襖や屏風に用いられるようになり、江戸時代には多くの唐紙師が「江戸からかみ」を作るようになった。
「江戸からかみ」は、木版摺りだけを重視した「京からかみ」に対し、木版摺りを基調としながらも型紙による捺染や刷毛引きなど多くの技法で作られるのが特徴である。その文様は、武家や町人の好みを反映した自由闊達で粋なものである。
その後、幾たびもの大火や戦災に遭いながらもその都度心ある職人の手により復刻され、今も人々の暮らしに彩りと安らぎをもたらしている。また、平成4年には東京都伝統工芸品の指定を受け、練馬区の2軒を含め10数軒の職人に守られ、受け継がれている。
練馬区伝統工芸会 会員名簿(江戸からかみ)
| 氏名 | 住所 |
|---|---|
| 小泉 芳松 | 練馬区中村 |
| 長岡 光世 | 練馬区氷川台 |
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